「冥王来訪」の感想


 
コメント
>己の不見識さを、改めて知らされる思いでした。

こちらこそ、ご迷惑をおかけして申し訳ありません。僕はWikipediaでカサンドラ症候群に関する日本語の項目を見ましたが、英語の項目は見つかりませんでした。つまり、日本社会における自閉症に関する研究は外国よりも深いということですね。 
作者からの返信
作者からの返信
 
>Wikipediaでカサンドラ症候群に関する日本語の項目を見ましたが、英語の項目は見つかりませんでした。
 中文だと卡珊德拉症候群という綴りであってるでしょうか?

 小生もざっと、英語とされるCassandra affective disorderを探しましたが、見つかりませんでした。
アメリカ精神医学会のDSM5には見当たりませんね。
 どうやらカサンドラ症候群という言葉自体が、アスペルガー症候群によって影響を受ける成人家族の会(Families of Adults Afflicted with Asperger's Syndrome)という、米国の特殊な団体での造語のようですね。
そこから2003年以降、日本の医学界に伝播した模様です……

 一応英語の文献はあるにはありますが、その特殊な団体の医師などに由来するもののようです。
("Asperger Syndrome and Adults . . . Is Anyone Listening?: Essays and Poems by Spouses, Partners and Parents of Adults with Asperger Syndrome")

>日本社会における自閉症に関する研究は外国よりも深いということですね。
 障害者を持つ家族への支援がアメリカよりも強いのでしょう。
日本は長らく欧米より遅れているとの意識で物事を進めてきましたから、逆に障害者支援は欧米以上に過剰な部分はありますからね。
欧州だと積極的に安楽死を選ぶような方向になっていますから、よほどつらいと安楽死へとなるのでしょう。
 ドイツ人の聾唖者がベルギーで安楽死したという記事を見たときは、正直驚きましたよ。
なんでそれくらいで死ぬのかと……
 お金あるアメリカ人で、家族が重篤な障害者だったら、カナダあたりに行って安楽死するパターンもあるでしょうし……
(カナダでは年間4万人が安楽死しているそうです)

追記:
カナダでは傷痍軍人の所にまで安楽死の依頼が届いているそうです。
役場に行って障害者の年金を申請して貰うよりも、安楽死の手続きを取った方が早く通るらしく、化学物質過敏症の女性が、安楽死申請を受けて、民間団体の支援よりも早く安楽死などの事例が多数あるそうです。