「銀河英雄伝説~その海賊は銀河を駆け抜ける」の感想

chk01
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悪い点
二十三話
・リスナー達にとっては驚天動地の驚きだっただろう。
→「驚天動地の出来事」の方が自然だと思います。現状だと「驚き」という意味の単語が連続していますので。

二十四話
・何処かで多寡を括ったと思う
→「高を括る」ではないでしょうか。

・フェザーンは成立以来、ずっと不自然な政策を取り続けている
→政策を「執り」続けている、または「採り」続けている、の方が正しいかもしれません。

・アントンに限らない、疑問点が有るなら言って欲しい
・公の言う通り政策が一貫しフェザーンは繁栄している
→エーリッヒの発言ですが、ラインハルトや諸提督に対する口調が、同格の相手と話すときのものになっています。「疑問点が有ればおっしゃってください」「公のおっしゃる通り」、などの方が合っていると思います。

また、今回の話で「同盟」という言葉がよく出ていますが、帝国内での会話ですから「反乱軍」で統一した方が良いと思います。
 
コメント
ついに来ました種明かしの巻。論旨は本編で展開した内容と同じですが、エーリッヒの立場が大分違いますね。
本編では「元帥閣下の慧眼が冴え渡る」と感嘆され、海賊編では「この海賊は化け物か」と恐れられる。諸提督たちも戦々恐々でしょうね。そして何よりラインハルトが劣等感を抱いてしまいそう。

で。現在フェザーンに向かってるエーリッヒは、このまま黒狐も狩り出してしまうのでしょうか? そうなると、もう帝国トップ達の面子は丸潰れですね。そしてそれを咎めることも出来ず、称賛するしかない……傍から見れば善意による大活躍でラインハルトへの貢献著しいんですけど、ラインハルト達からすれば厄介極まりないと。今後どうするんだろう? 
作者からの返信
作者からの返信
 
感想有難うございます。誤字修正しました。また文章を幾分変更しました。