「英雄伝説～菫の軌跡～（零篇）」の感想
最新話まで読んでの感想を、文章の構成やストーリーなど含めて書かせて頂きます。
ストーリーに関しては、原作部分をほぼ受け継いでおり、そこにオリジナル要素を交え、準レギュラーと言っても過言でなかったレンのＩＦ的なストーリなので、彼女が幸せそうで何よりだと思います。
文章の構成として気になるのは、会話文「」についてです。
「」の末尾が"。"になっていますが、会話文では末尾には句読点は付けないのが正しいそうです。ただ、前作や他の作品も合わせて全部そんな感じで統一されているみたいなので、正しい事に合わせる必要もないと思うので、此処に関しては「へぇ、そうなんだー」的な感じで流して頂ければ幸いです。
内容についてですが、戦闘シーンの記載が苦手ですか？
まあ、実際そういう方はバトル系の作品書いている方でも多くいるので気にしなければそれまでなのですが、原作の戦闘を知らない人からしたら、お粗末の一言に限るでしょう。
例えば、最新話冒頭の
＞戦闘を開始したロイドはクラフト―――鼓舞で仲間達の闘志を高め、クラフト―――アナライザーで敵を分析したティオは仲間達に助言した。
ですが、この書き方だと「戦闘を開始したのはロイドだけ」と捉える事も出来ます。
また、仲間たちの闘志を高めるってなんだ？とか、高めた結果どうなったの？という疑問が……。
この書き方はつまり「原作ゲーム」を知っている事前提で書かれているという事に成ります。
二次創作はほぼ、原作知っている人が見る者と言ってえれば気にならないと思うのですが、原作知っている身からしても、戦闘描写の少なさは気に成りました。
長々と書きましたが、全体的に描写が足りないと感じたのが正直な感想です。
描写を増やす事で文字数は比例して大きくなる為、執筆する側からすると途轍もなく面倒くさいのですが、そこらへんも考慮して書いていくと、もっと面白さを伝える事が出来るのではないでしょうか？
作者からの返信
2016年 06月 26日 20時 23分
2016年 06月 26日 20時 23分
2016年 06月 26日 20時 04分