「SAO─戦士達の物語」の感想

AKWR
AKWR
 
良い点
とても先が気になる回で、早く続きが読みたいです。
 
悪い点
アスナは18歳です。
SAOから解放されて1年たってるのなら、もう少し授業は進んでいるのでは?
アスナは当時中3だったのですから、いくら学び直す必要があるとはいへ、ここはもう高校まで進んでもいいと思いました。


 
コメント
こんにちは。AKWRです。
今回はリョウ、アスナ、ユウキ、サチの4人の胸の心情がよく分かる会だったと思います。
この回で、リョウとサチの間にはまだ何か人に言えない事情があることがよく分かりました。
そしてかつて予告で書かれていたように、
ユウキがリョウに恋心を抱きそうな会話があって、
そこに慌てふためくアスナとサチがとても面白かったです。
そして、どうやらリョウとサチがかつて出会った人物がユウキのお姉さんであることが今回のアスナ達の会話で分かって、今後がさらに楽しみになりました。
今後の展開で、リョウがアスナに何故心無い(恐らくリョウ自身に自覚はないだろうが)忠告を言ったのか、
そしてサチはリョウの何を知っているのか。早く続きが読みたいと思いました。
更に今回のオリジナル展開アスナの”お兄さん”である『結城 浩一郎』さんが登場したことで、戦士達で浩一郎さんはどんな活躍をするのか楽しみです。

そしてここで今回はちょっと変わって自分が戦士達を読んで分かったこと、そして感じたことを述べていきたいと思います。

まず一つに、
アスナのお母さんはアスナがキリトと付き合っていることに反対していますが、キリトの事を調べて忠告だけにしてることは、どうやらリョウの事までは知らないみたいですね。
まぁ世間でもラフィン・コフィンすら知られてないみたいですので、SAOでの殺人が世に知られることなく、そして罪に問われる事がないのは、ある意味不幸中の幸いだと思いますね。
最も、もしお母さんにリョウの事を知られたら、キリトと付き合う付き合わないの話では済まないと思いますね。
もし知ったら
「大量殺人者の身内となんか認められません。どうしてそんな人達と一緒にいられるの?自分があぶないと思わないの?」とか…
「すぐに編入させます。あんな学校の生徒、認められないわ。それだけじゃないわ。その生徒、あの学校の一番の危険人物の親族らしいじゃない」
とかみたいなこと言いそうで、さらにドロドロな展開になる感じがします。
ちなみに”危険人物”と書いたのは、
”もし知ってたら”リョウが今までやってきたことを考えると世間でそう思われても仕方ないと思ったからです。
(たとえ正当防衛とはいえ、仲間を誰かを護る為とはいえ、世間の人はそんなこと知らないのでずから)

次に、短編と本編が別になったのなら、昔書かれなかった戦士達のGGO編のBoBでのキリト&シノンVS闇風のバトルが読みたいと思いました。
やっぱり結構気になるカードだったので、個人的に番外編としてでも読みたいと思いました。
あくまで個人的です。
個人的としてもう一つ、この作品で描かれなかった『圏内事件』もですが、これはどちらかというと、
最後のシーンであるグリムロックさんとの邂逅を”戦士達”ならどうなるのか気になりました。
リョウの性格から見てその場にはいても、キリトとアスナに任せてグリムロックには何も言わなかった可能性もありますし、逆に彼なりの考えでグリムロックに何か言うかもしれないと、結構想像が膨らみます。
あと、これは外伝の方で書いた方がいいでしょうか?

次に本編でユウキは原作ではアスナに求婚を、戦士達ではリョウに求婚(冗談?)を求めました。
その次にユウキはキリトの個人的印象をアスナに述べましたが、リョウの場合は直接戦ったわけでもなく、特に話したこともないので具体的な感想は述べませんでしたので、今後ユウキがリョウに関わって何を感じるのかとても楽しみです。
そしてランさんはリョウの事を少しユウキに話してたみたいなので、リョウとサチとランさん。そしてユウキとランさんの過去がどのようなものかすごく気になりました。

最後に、自分は戦士達の小説を本にして保存しています。それでなんとなく文庫本だとどれくらいの文章量を興味本位で調べましたが、計算したところ、短編(番外編)、コラボ編も合わせると、鳩麦さんは『戦士達の物語』を文庫本11巻分にまでなっていました。(あくまで自分が本化した1ページ分の文字数とページ数、それを文庫本にした場合のページ数なので、正確にはわかりません。)
鳩麦さんは無駄に量だけがあると述べたことがありますが、その量のある鳩麦さんの小説は、中身は全て深いもので、キャラクター同時の会話ですら原作にあったものも完全にパクらず、簡単に変えてるので、原作にも負けない内容になっていると思いました。

更に思ったのですが、リョウの学生時代は今後の展開に関係していくのでしょうか?
GGO編最初の菊岡さんの話では、少しリョウの高校をいいかけ、それをリョウが遮ったので、
菊岡さんの言い方では、結構名門に通ってたみたいですが。


長々と毎度毎度、どうでもいい質問(?)あるいは感想、失礼しました。
最近執筆の速さがとても遅いですが、内容は全然薄くなってないと思います。これからも頑張ってください。
 
作者からの返信
作者からの返信
 
いつも感想ご意見ありがとうございますw

最近引きの上手い作品を読んだり観たりしたので、ちょっと「先が気になる!」って引きをしたくなったこの頃……それはともかくとして、まずは明日奈の学力に関してですね。

実を言うとですね、そこは私も気になりまして……いくつかの方法を使って確かめようとしたのですが、どうにもこの明日菜の学年、中学3年生で正しいようなのです。理由はいくつかありまして……まず、アニメ版SAOに置いて、一瞬だけ明日奈のクラスの看板が出るのですが、そこに[3-B(Aだったかな?)]と書かれています。明日奈は15歳の時SAOに入って、その頃おっしゃる通り中学三年生でした。加えて、今明日奈達が通っている学校が始まってから、この年の春でようやく1年経過というところなので、進級もまだでしょう。となると、彼らは自分が最後に在籍していた学年(和人の場合は中二
、涼人の場合高一)からこの学校での学問を始めている、と考えるのが自然かと思います。
さらにいうならば、この物語の中でも登場した「トロッコ」という作品を調べてみたところ、どうにもこれは中学生の現国のカリキュラムに含まれることが多い作品のようなのです。

これらの要素から考えた結果、現在アスナは、18歳にして中学3年生。高校卒業、および大学への入学は21歳程度になるだろうということが結論として得られました。そりゃ、明日奈のお母さんが焦るわけですね……

さて、今回、というより最近は件の三人+一人にずっとスポットを当てっぱなしでお送りしております。特に今回は女子メンバー三人の中心となる回ということで、話が割と恋バナ染みたところまで展開したりしなかったりw
女子高生や中学生同士の会話でやはり翌聞かれるのは、クラスやら部活やらの男子に対する評価だったり、見た目や流行りの話だったり、後はまぁ、その場に居ない人間の愚痴や陰口だったりと様々ですが、今回はそう言う部分を、すごく綺麗にして会話を考えてみましたw
ちなみに、現実の女子たちの会話は、はたから聞いていた限りこういう小説に書くには少々精神に来る物があるのでそっくりには絶対書けませんw
さぁ、予告でもあったような展開が来そうな来なさそうなこの頃、続きを楽しみにしていただけると幸いですw
浩一郎に関しては、ちょっとしたお助けキャラ的な立ち位置を目指しております、原作であまりにもノータッチだったので、このあたりで使いたいなとはMRを始める前くらいから想っておりました。

さて、それでは色々と答えてまいりましょうw
まず、明日奈の母、京子と涼人について。
そうですね、正直なところ、おそらく京子が調べたのは和人の身の上程度のことで、どんな人格の持ち主であるとか、どういう立ち位置の人間かとかは知らないのでしょう。まぁ知っていたら知っていたで何をしたのかと問いたくなりますがw
それにそもそも、知る必要もないのだと思います。SAOでの出来事は、通常の価値観で図るにはあまりに異常な状況が多すぎた。キリトやリョウにはあの日あの時確かにそこに守るべきものや通すべき彼らなりの筋、理念がありましたが、それを知ったところで現実に生きる京子の価値観は永久にSAOを生きた彼らと交わることはないでしょうし、それはきっと彼女と娘との中をより険悪に広げるだけでしょう。
だから、知る必要が無いのです。あの世界で、和人がしたことも、涼人がしたことも、明日菜がしたことも全ては記憶の中にあればいい。物語の展開が面倒になるのもそうですが、そもそもそういう物でもあるのだと思います。

ちなみに、涼人が異常であるとか危険人物であるということは、誰よりも作者である自分とリョウ自身が一番よく知っています。ご心配なくw

短編集を分離したのは良いものの、具体的にどうしたもんかという野は決めかねているところであります。
おっしゃるように、県内事件やGGO編終盤の二試合など、書きたいものはあるのですが、いかんせん時間が足らず……おそらく、駆けるとしても大分未来の話になるとは思いますが、気長にお待ちいただければw

ユウキがリョウに対してどういった印象を抱いていくかは、MR編を全体通してゆっくり描いていきたいなと思っております。ラン、リョウ、サチの過去のお話もその辺りのことに少し関係してきますので、どうかじっくりとご覧いただければと思います。
ちなみに、リョウの高校の話ですが、こちらは関係してくるかは少し迷っている状態であります、そこをからめるかどうかは少し考えてはいるのですが、必要かどうかが分からないので……

って、え、紙冊子にして読んでらっしゃるんですか!?
それはまた……そう言った読み方もあるのですね……少し驚きました。って、もうそんなに長く……本当にいつの間にやら、といった印象です……これからもそう言っていただける文章が書けるよう、より一層努力させていただこうと思います。

ではっ!