「ダンジョンにSAO転生者の鍛冶師を求めるのは間違っているだろうか」の感想

とっしー@理事長
とっしー@理事長
 
コメント
主人公がなぜ頑なに直接契約を拒むのかが意味不明

 彼は一つのことを残して意志というものをほとんど持っていません。
 その一つのことは、生きることです。
 彼は生きる意志を持った屍です。
 いえ、ほぼ生きる意志しかない人間です。
 ですから、死ぬことは何よりも避けます。
 逆に言うと、それ以外のことはほぼ無頓着です。
 面倒ごとはできたら避けたいなあ、というぐらいで、基本的にその場に流されやすく、面倒ごとに巻き込まれても、まあ仕方ないかな、という感じです。

こう言っているけど、なら直接契約を拒む理由もないでしょう。
直接契約なんて、素材を提供するから武器作って、みたいなものですし。
一日十個作れるなら顧客が大勢になっても捌けそうですし。

鍛冶も適当にすませてるから、鍛冶師の矜持とかもなさそうだし、なぜ直接契約を拒むかが余計に分らなくなった。
 
作者からの返信
作者からの返信
 
直接契約というものは素材を提供するから武器を作って、だけの関係ではなく、その冒険者とただの商売相手の関係を越えた関係を持つということになります
本文では書かれていませんでしたが、鍛冶師は直接契約をした冒険者の要望を聞き、武器または防具まで全て冒険者の感触に合わせて作らなければならないのであり、お互いを分かり合う関係になるということで、冒険者もそのつもりで直接契約を申請しているはずです。
となると、主人公の意思を問わず、その冒険者からはより深い関係を求められることになります。
ですから少しでも、ここで言うならできるだけ、自分の異常性を明るみにしたくないので、直接契約を拒んでいるのです。
それに、私の文章構成力の低さの所為で大いに誤解されているところですが、彼は『頑な』に直接契約を拒んでいるわけではありません。
少女をその場その場で受け流している、つもりで書いています。
頑なに拒んでいるように受け取れるような文を書きました。
申し訳ありません。
ご指摘ありがとうございました。