「IF物語 ベルセルク編 銀河英雄伝説~新たなる潮流(エーリッヒ・ヴァレンシュタイン伝)」の感想

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良い点
【第十一話 罪を負う者】
>恥を知らぬにも程が有る! 先帝陛下の御恩情を忘れたか! この不忠者が!

おおお! ついに出た、究極奥技 盤面返し。
大義は我にあり。

政府、ローエングラム候についた勢力、リヒテンラーデ公の勢力を離反させ疑心暗鬼を煽り、細切れに分断し烏合の衆に変えてしまった。
ローエングラム候は、大義(心)と兵站(身)を失った只の武装集団の首魁に成り下がった。

英雄と反逆者の立場が一気に逆転する清涼感に浸れました。
さあ、これから始まる絶望の闇に堕ちて行く(元)英雄の没落譚が楽しみです。
 
コメント
【第十一話 罪を負う者】
軍人たちは、大義と不敗の実績をもってすれば掌握できますし、マリーンドルフ伯勢力とリヒテンラーデ公勢力は、これで潰せます。
しかし、ここで大義を得てしまうと、残りの痴れ者達(門閥貴族)をどうやって始末するんでしょう。