「ＩＦ物語　ベルセルク編　銀河英雄伝説～新たなる潮流（エーリッヒ・ヴァレンシュタイン伝）」の感想


2015年 01月 09日　21時 40分 
良い点
原作のラインハルトに対し、皆が一度はやられてみろよと思ったIF。ミュッケンベルガーに対する、家族絡みの嘲笑とか。
 
悪い点
一切捕捉されずに、首都惑星に辿り着いた。つまり、情報網がまともに機能していない。その背景を描写すると、より分かり易いと思います。
 
コメント
焦土作戦なんぞやったから、部下の不満が大分酷いことになってますね。先行されたどころでなく、完全に後手って大分切り崩しが進んでいる証拠。密かに物資でも配って、辺境も味方にしてるのか？
原作でももっとブランシュヴァイク公がフェルナー等を活用していたら、もっと善政を行っていたら、もっと非情で強い艦隊司令官がいたら。
そんな不満を解消する、良い二次創作だと思います。
まあ、ラインハルトって典型的な独裁者+軍人ですしね。キャラクターとしては好きでも、原作の結末に消化不良な人が多いですからねぇ。