「銀河英雄伝説〜ラインハルトに負けません」の感想

不来庵
不来庵
 
良い点
自戒がある分、テレーゼ殿下の方がまっとうではありますね。
……と周囲が言っても、本質的には21世紀初頭の日本の普通の女性だし、後々まで気に病むだろうなぁ……
 
コメント
これだけ皇女殿下の不興を買ったら、並みの将官ならド辺境の流刑惑星あたりに配属(&現地で即時不名誉除隊がついてもおかしくない)、とかになりそうですねぇ。

いっそ、自らを裁け、と言いつつ、短剣か決闘用旧式短銃を下賜した方が手っ取り早かったかも知れませんね(今後の展開的に面白くないのでそうすべきとは言いませんが、そういう展開になっても不思議ではなかったような)

蛇足:
フリードリヒ四世が詔勅を出して、テレーゼ皇女を皇位継承者に指定してもいいんじゃないかなぁ……と思ったり。皇配殿下を誰にするかが恐ろしく難しいですが。 
作者からの返信
作者からの返信
 
ご感想ありがとうございます。

テレーゼ自身、今までは後方で色々動いてましたけど、本当の戦場を見て物語でしかない銀河英雄伝説がリアルなこととして感じられたからなんでしょうね。

まあ、普通なら辺境送りですよね。姉の力で何とかするからと言う事に成る訳で、益々皆から嫌われる訳です。

テレーゼが皇位継承者になった場合は、黒狐、地球教なんかも排除に向かう可能性が大きいですよね、門閥貴族の殆どがテレーゼの女帝夫君の座を狙いますから、帝国が纏まってしまい、フェザーンの思惑から外れますから、邪魔でしかないんですよね。

エルゥイン・ヨーゼフ、エリザベート、ザビーネの三者で皇位継承を争って貰いたいのが黒狐と地球教の思惑ですからね。