「ソードアート・オンライン もう一人の主人公の物語」の感想

辛口
辛口
 
悪い点
オレンジ状態のシリカを牢屋送りにしようとしたコーバッツ→少なくとも犯罪者プレイヤーを軍のプレイヤーが拘束しようとするのはおかしくない。その際にシリカ側がオレンジになった経緯を説明している描写がなければシリカの指摘は無理矢理攻略に話を絡めた言い掛かりでしかない。
シリカ「どこが一般プレイヤー解放のための行動なんです?」→MAPデータ要求の不作法はどうあれフロアボスの攻略は普通に解放に繋がる行動かと、この時点でコーバッツが100%攻略に失敗すると断定できる判断材料はシリカに無いわけですし。これもほとんど言い掛かりになってしまっている。

攻略組、殺人経験などでいくらか性格が変化しているのかもしれないがシリカが嫌な子になりつつある。軍の独善性やシリカの強さを表したかったのかもしれないがもう少し言い回しなど考えた方が良いですよ。
 
 
作者からの返信
作者からの返信
 
感想ありがとうございます。

>少なくとも犯罪者プレイヤーを軍のプレイヤーが拘束しようとするのはおかしくない。
シリカは『信用回復クエストを受けてグリーンに戻って攻略を進めたいのに、それを邪魔された』と思っているわけです。《軍》は正義の下に行動しているため全くおかしなことをしているつもりはありませんが、シリカの立場から見ると《軍》は自分の邪魔しかしていません。

>フロアボスの攻略は普通に解放に繋がる行動
原作では第二十五層から《軍》はずっと攻略に参加してきませんでした。シリカはその《軍》がMAPデーターの無償での提供を促したことを『一般プレイヤーのための行動ではない』と言っているんです。MAPデーターは売れば高く売れます。それを先に軍に提供するというのはプレイヤーにとって損失=邪魔になるんです。……説明入れるべきでした。

>嫌な子になりつつある
うぅ……嫌な子にするつもりはなかったんですが。最近シリカがシリカらしくなくなって来ている気がするので、描写に注意することにします。


追記:
指摘して頂いた点を修正しました。