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亡命編 銀河英雄伝説~新たなる潮流(エーリッヒ・ヴァレンシュタイン伝)
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亡命編 銀河英雄伝説~新たなる潮流(エーリッヒ・ヴァレンシュタイン伝)の感想一覧
「亡命編 銀河英雄伝説~新たなる潮流(エーリッヒ・ヴァレンシュタイン伝)」の感想
DD13
2014年 07月 06日 14時 37分
良い点
【第百三十二話 要塞攻略案】
>クレメンツ、卿は如何思うのだ、元教え子の作戦案を。採点してくれんかな
いままで、ヴァレンシュタインに翻弄される一方であった帝国軍の主力の提督たちが、彼の名前を忌諱することなく口にできていることから、帝国軍にも余裕が出てきた様子がそこはかとなく伝わります。こういう、細かい所がazuraiiru氏作品の醍醐味です。
悪い点
【第百三十二話 要塞攻略案】
悪い点というわけではありませんが、シャフト技術大将が「宇宙工学的」という言葉を「時空震」等を含む現象に使うのは少し引っかかりました。「工学」は屁理屈でも経験則でも、とにかく再現性と予見できる手法で人間がコントロールできる現象を応用する技術体系で、この場合は「天文学的」という、人知の届かないかもしれない「科学的」な課題ということにしたほうが、より深刻さが伝わるように思えます。
「工学的」と表現するのは、シャフトが人の手で何とかできるレベルの問題だと見栄を切っているということなら良いのですが、それはそれで、奢りすぎではないかとも感じました。あくまでも個人的な感覚です。参考程度にお聴きください。
コメント
【第百三十二話 要塞攻略案】
>ヴァレンシュタインに呪い殺させるという手も有るな
宰相閣下 実は半分本気ではないでしょうか?
酒の入った席なら、きっと候も真顔で頷いてくれますし、財務尚書は、「呪殺料が1億なら安いものです、財務省は2億いや3億でも積みますぞ」と言う事でしょう。
もっとも、陛下からお叱りがあるでしょうけど。
後日、公もしくは陛下から直接、ヴァレンシュタインに「そんな埒もない事を半ば本気で考えた事も有った」と笑いながら伝えられる時が来る事を望んでやみません。
作者からの返信
2014年 07月 11日 09時 09分
宇宙工学は現在ある学問の分野で宇宙開発を行う事に関連した工学の一分野、地球の大気の外側を飛行するための理論および技術となっています。ですので要塞によって起きる様々な問題を宇宙工学的な問題とまとめました。
2014年 07月 06日 14時 37分