「銀河英雄伝説 エル・ファシルの逃亡者(旧版)」の感想

tukiyomi
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コメント
更新お疲れ様です。

エリヤ遂に閣下と呼ばれる身分ですか。
しかし士官学校も出ておらず、兵卒から閣下と呼ばれる身分にまで出世するとか、いくらトリューニヒト達の引きがあったからと言って、とんでもない偉業としか。
まあエリヤを嫌う面々からは「トリューニヒトの茶坊主」とか「対帝国戦での武勲がない」とか誹謗中傷受けていそうですが。

そして参謀長にとんでもない逸材が。
いや・・・エリヤじゃなくても驚きますよ。これ。
こうなると作戦全般はチェン参謀長が立案して、エリヤはその作戦が達成できるよう、色々な所への根回しを執り行うスタイルになるんでしょうね。

うん。作戦参謀たちにとっては実に仕えやすい提督だわ。
なにしろ自分達が考えた作戦が完璧に達成できるよう努力を惜しまないし、おまけに自由自在に作戦を奮う事が許されるんだもの。
これでフォークが幕僚に加われば、本当に作戦指導が強化されるんですけどねえ。

あと、クリスチアン大佐は本気で喜んでいるだろうなあ。
自分が手塩に育てた男が、遂に自分を超える存在になったんだから。
飲み会の席上、男泣きしても全然違和感ないよなあ。 
作者からの返信
作者からの返信
 
中尉まではエルファシルの英雄の虚名、少佐まではドーソンの引き、中佐から准将までは周囲が総崩れになったのが原因でしょう。おっしゃるとおり、エリヤを嫌う人にはいろいろとケチを付けられてるでしょうが。将官というのは、それだけ注目される地位です。

参謀長はあくまで補佐役なので、一緒に作戦を立てていくことになるでしょう。作戦能力は圧倒的にチュン・ウー・チェンが上なので、指導されながら一緒に作っていくという感じでしょうが。

根回しが得意な上司がありがたいというのは、そのとおりですね。政治家にも顔がききますし。

クリスチアン大佐は感涙してるでしょうね。自分が軍人の道に導いたエリヤが提督になったんですから。