「銀河英雄伝説 エル・ファシルの逃亡者(旧版)」の感想


 
コメント
 このエル・ファシル警備艦隊のような状況に置かれれば、向上心を無くすのも無理は無い。
 苦労しても、それに見合うだけの見返りが得られないと判っているのでは、やる気を出せなくても仕方がない。
 努力しても報われないと判っているのでは、努力する気になれなくても責められない。

 しかし、その、『無理は無い・仕方がない・責められない』ことが多数集まると、『無理は無い・仕方がない・責められない』では済まされない、そういうことが起こってしまう。
 それが問題なのだと思いますが。 
作者からの返信
作者からの返信
 
『無理は無い・仕方がない・責められない』が凡人の限界ですね。そこを乗り越えられるのが非凡な存在なのでしょう。トリューニヒトのように乗り越える必要など無いと言い切れたら、それはそれで楽なのでしょうが。