「転生者が歩む新たな人生」の感想

里心
里心
 
コメント
そういえば原作でも不思議に思ったんだけど、この手の時間移動モノで残された世界はどうなるのかなあ。
平行世界として続いていくんだろうか。

というか、この世界に「未来から戻って来たネギ」の面影がないと言うことはつまり……どういうことだ? 
作者からの返信
作者からの返信
 
実はネギまをアンチする際の書きたかったテーマの1つが「過去に戻ったネギ一行がいなくなった後の世界はどうなるの?」でした!その自分なりの答えの一つが次話で書く予定です。お気に召してもらえれば幸いです。

なお、この作品の解釈としては、「過去に移動する行動」の時点で時間軸が分岐して、移動先が新たな時間軸となります。なので、「過去に移動する行動」を取った者がいなくなってもその世界は動いていきます。消滅はしません。なので、実際には麻帆良祭初日からネギが何度もループしているので、その回数だけネギ(と一緒に時間移動した人間)がいなくなった世界は存在しています。もっともそんな世界を認識する存在はいても神さまぐらいなので、気にしても仕方ありませんが。最初の世界なんて、「ネギが刹那と保健室で寝坊してそのまま消える」世界ですから。みんな何が起こったのか大パニックでしょうね。(笑)
なので今回の件は、ネギが過去に戻って行動し、その行動が成功しようが失敗しようが、ぶっちゃければ、この時間軸には影響が出ませんし認識もできません。そして、過去に戻ったネギが「さぁ、戻ろう」と未来に向かったとしても、過去に戻った時間軸の未来に向かうのであって、過去に戻る前の時間軸の未来に戻ることはできません。少なくとも超にもらった航時機では無理です。作中でも少し触れましたが、「まどマギ」の事象改変・因果律の操作による過去の改変が起こった場合は、その時点からそれまでの時間軸は消滅し、過去の改変が行われ、改変の行われた過去から続く時間軸で世界は進んでいきますので、ジュエル・シードや「Fate/stay night」における聖杯といった願望器やそのものずばり「平行世界を移動する能力」ならば、可能性があるといったとろでしょうか。

長々書いてしまいましたが、これらが今の自分の時間移動に関する見解となります。

感想ありがとうございました。