「銀河英雄伝説 エル・ファシルの逃亡者(旧版)」の感想


 
良い点
同盟の今まで光が当たっていなかった、内政関係の考察が面白いです、銀河英雄伝説はここらへんの描写はかなり飛ばしてましたので、なるほどと思いました。
 
コメント
エリヤが艦隊指揮ができるようになったとしても、おそらく攻めよりは受けが上手い、ミュラーやメルカッツタイプの将になる気がします、ヤンやアッテンボローのような攻めはおそらく出来ないんじゃないかな。

エリヤは色々と気遣いができるタイプで、相手が何を喜ぶのか、何を嫌がるのかを掴めるタイプですが、それを艦隊指揮に生かせることができれば、受けからのカウンターが得意になる気がします、ただ、自分や相手の勢いや流れというものが掴めてないのが、それを生かせない、柔軟性に欠ける要因なのかな。 
作者からの返信
作者からの返信
 
内政方面の考察はトリューニヒトが台頭した背景を描くのに必要と判断しました。原作だと同盟市民が間抜けに見えてしまうんですよね。

相手の心理を突いての奇襲が得意になるかもしれません。受けからのカウンターも先制奇襲もどちらも心理的な盲点の見極めが必要ですから。エリヤがそういう指揮官になるとは限りませんが。