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銀河英雄伝説 エル・ファシルの逃亡者(旧版)
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銀河英雄伝説 エル・ファシルの逃亡者(旧版)の感想一覧
「銀河英雄伝説 エル・ファシルの逃亡者(旧版)」の感想
2014年 04月 06日 01時 07分
コメント
エリヤ君、またもやドーソンに引っ張られたわけですか……。
ま、能力は有っても性格に難が有るために、評判が良くなかったドーソンが、エリヤ君が補佐に付いた途端に、著しく声望を高めた。
それを考えれば、トリューニヒトあたりが、「ドーソンを補佐出来るのは彼しかいない」と考えるのは、いたって自然なことですが……。
一方のホーランドは、大言壮語癖が災いして、昇進出来なかった。
しかし、これだけ大言壮語すれば、上からにらまれるのも、周囲から孤立するのも当たり前。それを解った上でやっているのならまだいい。解っていなかったとしたら、それこそただの馬鹿でしかありませんが……。
誰でも知っている通り、人は、「大言壮語を実現出来る人物」にはついて行くけれども、「大言壮語して、失敗した人物」は、あっさり見捨ててしまいますからね。
ホーランドのような人物には、むしろ、『頭の上がらない相手』が、一人は居てくれた方がいい。ビュコック提督がそれになってくれれば、ホーランド自身にとっても、同盟にとっても最良なのですけどね。
もっとも、『頭の上がらない相手が一人は居てくれた方がいい』のは、ドーソンも同じかな? 私には、彼は、「前線指揮官としては有能かもしれないが、総指揮官としては明らかに無能」なタイプに見えるので。
ということは、すなわち、「ドーソンは、これ以上は出世しない方が良い」ということになるのですが。
作者からの返信
2014年 04月 07日 01時 12分
ドーソンに艦隊を指揮させるって賭けをするからには、エリヤが必要だと思ったのでしょうね。トリューニヒトはエリヤの性格も知ってますしね。
ホーランドは今さら他の生き方もできないのでしょう。彼の有能さと大言壮語癖は表裏一体でしょうから。
ドーソンは原作では元帥まで昇進していましたが、全然役に立ってなかったですよね。
2014年 04月 06日 01時 07分