「銀河英雄伝説 エル・ファシルの逃亡者(旧版)」の感想


 
良い点
最初に銀英伝を読んだ時、ホーランドの事は身の程知らずぐらいにしか思って無かったですが、こうして見ると十分優秀な指揮官と言えますね。
まあ性格に若干問題があったのと、最期の相手がアレでしたが。

今まで原作しか読んで無かったので、こういったのは新鮮で読み応えがあります。
 
悪い点
補給計画に狂いが生じたとありますが。もし作戦が失敗して戦闘が続く状況を想定していなかったのでしょうか?
勿論作戦が成功すれば文句無しですが、もし今回の事態を全く考えて無かったというのは少し問題があるように思えるのですが・・・発生してからでは遅いでしょうし。
まあ勿論想定はしていたが、それを上回る事態(ラインハルトの存在)が起こってしまったのかもしれませんが。
 
コメント
私の前に投稿した人、ウランフは第10艦隊ですよ。第11艦隊は原作通りだとホーランド、後にルグランジュです。
まあどっちにしろ死亡フラグが立ってる事には変わりはありませんが・・・ 
作者からの返信
作者からの返信
 
原作でも無能な人間が32歳の若さで中将になれるはずがないと書いています。ホーランドのような名将でも、栄光に目が眩んでしまったら凡人に劣ってしまうのでしょうね。

原作を見る限り、長期戦は想定していなかったようですね。数日間、回廊で戦っただけで補給物資が不足をきたしていましたから。第五次イゼルローン攻防戦の同盟軍も回廊内では二日しか戦っていません。