「銀河英雄伝説~生まれ変わりのアレス~」の感想

心障四文字
心障四文字
 
良い点
・地の文がしっかりしていて読みやすい点
・帝国と比べて最初から詰みかけている同盟側である点
・ワイドボーンが輝いている点

この作品のワイドボーンは傲慢ですけれども何処か人間的で、応援したくなります。
 
コメント
最初からじっくりと読ませていただきました。

>ヤン艦隊半ばまで食い込んだ矢は、次々と敵を殲滅した。
>後一歩――完全に戦線が崩壊するその直前、試合終了を告げるブザーが鳴った。

ヤンは軍人でありながら戦争嫌いで、かといって事務処理等も満足に出来ず
これといった努力をせずとも作中最も優れた戦術・戦略眼を有しているばかりか
政治や経済にも詳しく、戦場で相手の心理を見切る心眼を最初から所持しており
尚且つ他者と協調していくことを苦手とする割に、自然と有能な仲間が周りに集まっていく……
という手がつけられないキャラクターだっただけに、ワイドボーン達がヤンに肉薄した展開は手に汗握るものがありました。
でも、「やっぱりヤンには勝てなかったよ!」フラグをビシビシと感じますw


ワイドボーンは主人公に一度折られたことで良い方向に向かいましたが
反面原作中ヤンの暗殺に加担したり、クブルスリーに重傷を負わせたり、同盟の半分弱の戦力を無駄に潰した
あのアンドリュー・フォークが主人公を逆恨みしている状態です。これはまずい。
どれだけ早くフォークを潰せるかが同盟存続の鍵であると同時に、原作知識持ちな主人公の責務ですね! 
作者からの返信
作者からの返信
 
感想ありがとうございます。
最初に書いてある通り、お暇つぶしでも楽しいと感じていただければ
嬉しくおもいます。

結果については、不安もありますが、
楽しんでいただければと思っています。

これからもよろしくお願いいたします。