「銀河英雄伝説~生まれ変わりのアレス~」の感想

雑兵I-13
雑兵I-13
 
悪い点
攻撃側の勝利条件を制限時間内での防衛拠点のどれか一つ以上の占拠かつ、防衛側に自軍以上の損害を与えるにした方が良かったのではないでしょうか。
攻撃側は攻撃対象を自由に選べる利点があります。決勝戦の勝利条件を攻撃側に有利にし過ぎたと設定した教官が反省するシーンか、勝利条件決定にフォークに噛ませるかするシーンが欲しいです。
 
コメント
従業員と親しかいない宇宙船で過ごした幼年期がヤンの人格形成になっている。ヤンは某提督の主張するように臣下に傅かれ命令を下す貴族向きの性格です。
ヤンに必要なのはツベコベいわず、命令以上の行動をしない駒。今回は能力はイマイチだが先輩に逆らわない従順なチームメイトに恵まれたから存分に手腕を発揮出来た感じです。シュミレーションは貴族vs市民に見える。
トリューニヒトをヤンが嫌ったのは自分の制御下に置けない使えるなら敵でも何でも自分の為に使う魔物の存在を嫌ったからかもしれない。

皇帝、貴族向きのヤンが同盟で戦い、皇帝より提督向きで同盟の方に適正がありそうなラインハルトが帝国で戦う。適正が真逆な環境で戦わざる得なかった二人の主人公に対する皮肉も銀英の面白さの一つです。 
作者からの返信
作者からの返信
 
フォークの策略は想像していませんでしたが、
過去にさかのぼれるなら、それも面白そうですね。

銀河英雄伝説はいろいろな矛盾をかいているので、
それが面白いところです。
最高の帝国主義と最低の共和主義のどちらを選択させるとか。
考えればいろいろ考えつきますし、答えはいろいろあるのだろうなと思います。