「真・恋姫†無双 劉ヨウ伝」の感想

MaoNo8
MaoNo8
 
良い点
・転生系主人公最強系であるのにも関わらず、全体的に力押しや、無理矢理感全開な展開が少ない
・恋姫で登場してほしいかった武将が結構登場して非常に嬉しい。
・主人公陣営は主人公だけでも十分チートなのにも関わらず、他陣営の強力な将を予め勧誘しておく展開は個人的に気に入ってます
・麗羽を最初のヒロインとして出すという所もこの作品ならでわの見所だと思う
・二次創作だと空気になりやすい原作キャラクターに目を向けた前半はかなり個人的に嬉しく見れた
・一刀の心情も個人的にはわからないこともないし、徹底したアンチ一刀展開はすばらしい
 
悪い点
主人公は新たな漢帝国の建国を名目に将の勧誘を行っているのに、陣営の中身を見ると個人的な好き嫌いで選んでいるフシも見られますし、原作を知っていて転生を果たしているのにも関わらず、他陣営の将の評価が悪い気がします。
特質して上げるならば、蜀は原作では他の二陣営(魏・呉)とは違い、後ろ盾や地盤の少ない状態にも関わらず蜀漢を建国しているのに、主人公が警戒するのは目先の魏(有能な君主)や史実上で敵視している呉(周喩、周泰、呂蒙を引き抜いた時点で勢力的には中堅クラスまで弱体化)を警戒するばかりで、蜀将をナメてるのでは?と思ってしまう。
強化された麗羽や元々優秀な揚羽、冥淋には、史実をある程度話しているのだから、いくら劉備が無能だからって警戒の度合いが他の二陣営と比べると悪い 
アンチ蜀を目指すならば早期に勢力的に徹底して潰すか終始徹底的に妨害するくらいのことは謀将としても優れている冥淋や揚羽ならばやりかねないと思うが基本的に手を出していないし無視しすぎだと思う
勢力的に弱体化を狙って引き抜くならば魏ならば武官、蜀・呉ならば文官といった勢力のパワーバランスの評価が少し甘いのでは?と思います。
主人公は武将の出身地をある程度詳しく覚えている位なのだからその辺を考慮して改訂版では変更するとさらに面白くなるのではないでしょうか?


 
コメント
今回、酷評を書きましたが自分は毎度更新される度に何度も最初から読み直させてもらっているくらいこの作品が大好きです。
普段はPSPで読ませてもらっているので毎度ログインして感想を書くのが大変なのでまとめて書きました。
完結まで大変かもしれませんが応援しています。
がんばってください。



 
作者からの返信
 
感想ありがとうございます。
劉ヨウ伝を完結するのが目標です。
改訂版は劉ヨウ伝の反省点を盛り込みたいと考えています。

ご指摘通り蜀陣営の切り崩し甘いと思います。
この点は改訂版で改善できればと考えています。