「転生とらぶる」の感想

morisio
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コメント
アクセル側とネギPTの意見の相違が面白いですね。
少年漫画の主人公としては実にテンプレで王道の理想(妄想)的意見であるネギと
いくつもの戦場を実際に戦って現実を見てきたアクセルでは水と油です。
その点、ダイの大冒険や幽遊白書は異端だったんでしょうね・・・
前者はアバン先生が「力なき正義も無力」と言ってますし、
後者は言うまでもなく戸愚呂弟が「お前まだ自分が死なないと思ってないか?」
的なことを言って覚悟を促しました。
るろうに剣心の緋村剣心にしても、不殺を貫くだけの力を得る努力は怠っていない。

ネギPTの問題点は理想論を押し通すだけの力がまるでない事と、
それを押し通す為にも必要な覚悟と現実を知らないことでしょうね。
親父のナギはそれ相応に修羅場をくぐって搦め手を積極的に使う現実派なのに
その辺を学ぼうとしないというか、周りも教えようとしないのが問題なんでしょう。

今回に限ってはアクセルも情報引き出すのを怠ったりミスもありますが、
世の中の現実を知る読者側からすればやはりネギPTにはストレスが溜まりますねw
これからネギが成長できるのか?それとも原作通り理想論に固執するのか・・・
それによってネギま編の結末は変わってきそうですね。
 
作者からの返信
作者からの返信
 
まぁ、少年漫画の主人公としてはやっぱりネギの方が一般的なんだとは思います。
アクセルは……ダークヒーロー的な?
それでもやっぱり力が無いと己の意志を貫き通すのは無理なんですが……実は京都での出来事にしろ今回のヘルマンにしろ、アクセルが経験値を奪っちゃっているので原作程の強さがなかったりするんですよね。