「亡命編 銀河英雄伝説~新たなる潮流(エーリッヒ・ヴァレンシュタイン伝)」の感想

鶯

 
良い点
とても面白く、いつも楽しみにしています。
フェザーン謀略戦、ドキドキしながら待ってますw
 
コメント
白狐の件、私は特におかしくは感じません。

何時話が終わって帰るか分からないし、主人公を捕まえるという大勲功を前に焦って来るのは当たり前で、入念な準備は無理でしょう。
軍を置いていない位だから、武官も少ないだろうし。

自分が死んでも誰かを殺したい程思いつめる者など稀なので、フェザーン武官にいなくても違和感はありません。幸運に恵まれという程のレベルではないでしょう。

武官がゼッフル粒子を想定したとしても、原作最強クラスのローゼンリッターが付いている訳で、十分勝てる可能性は高いでしょう。
想定していないのは、焦って時間がなくて、というだけでなく、少人数で密かに来ていると聞けば、余り武装を想定していなくてもおかしくはないです。

伯は一番最後に入ってきたと書いているし、現場を制圧したと信じての登場でしょう。護衛に囲まれて御登場と十分言えると思いますが。
後は、やはり大勲功を前に、若干慎重さが欠けても仕方ないでしょう。

原作でさえヤンのイゼルローン要塞攻略が成功する位(要塞司令の命を気にしなくて制圧する者がいれば失敗確実)なので、それより遥かに成功率の高い博打に勝ってもさほど疑義はないのでは。