良い点 / 悪い点 / コメント |
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これって民主主義や専制政治がどうと言うより、性善説と性悪説のぶつかり合いだよなぁ。人間の本質を善と信じたいヤンと、人間の本質を悪と考えるヴァレンシュタインの違いが脆に出ている。 ヴァレンシュタインに取って必要なのは駒で合って、性善説を唱え考える人間ヤンじゃない。二人の本質は水と油で合って一つの場所に共存は不可能だ! 首脳会談を終えればヴァレンシュタインは間違いなく最早使い道が無くなったヤンの排除に出るだろう、そしてヤンも民主共和制の存続を賭けた戦い出るしかなくなった。出なければ、ヴァレンシュタインの人類性悪説を認めるしかなくなるからだ。 隠して同盟は内乱に陥る。 |
ヤンとヴァレンシュタインが本作では初めて本音で話したこと。 コメント 今まではどちらにも遠慮のようなものがあったので、本音をぶつけることを避けていたようですがどちらに転ぶにしろ、これで両者の関係は動くと思います。 今のままだとヤンが本編のラインハルトのように死ぬ事はないにしても表舞台から退場する可能性もありそうですが。 今回のヤンは、原作3巻のレベロと全く同じことをしていると思います。 結局の所、原作のレベロがヤンを信用できなかったように、本作のヤンもヴァレンシュタインを信用していないのでしょう。 なのでヤンの危惧に対して、ヴァレンシュタインは’建前ではなく本音を言え’と言っているのだと思います。 このまま宇宙が安定した場合、現実主義者のヴァレンシュタインと理想主義者のヤンが協調することは難しと思います。 |
民主主義を信奉するキャラクターの名前が中国名というのが酷い皮肉に思えたのを思い出しました。 |
原作より美化されているヤン。 コメント 原作のヤンは、最低の民主主義でも最善の専制制度よりマシという程度の理想しか持っていないはず。 なんか極端にヤンを理想化していませんか?
作者からの返信
2014年 06月 07日 22時 47分 「最低の民主主義でも最善の専制制度よりマシ」というのは民主主義に対する妄信ではないでしょうか? |
民主制の失策は政治基盤を失う程度だが、君主独裁制の失策は死に至ることもあると言えば、多少はヤンも君主独裁制の苛烈なまでの主権者責任の重さを理解する、かなぁ!? |
やっとこの話でのヤンの欠点を取り上げる話がでてきましたね。この後魔術師がどう変わるか。 コメント 原作が書かれた20世紀末ですら、「民主主義は最善なのではなく、一番マシであるに過ぎない」という認識は存在したのですよね。まぁ帝国に対抗するために独裁駄目、民主主義最高という教育がされていた為でしょうが、どうもその辺りがこの話でのヤンにはわかっていなかったようで。 |
要塞建設に当たって、帝国と条約を結ぶ必要がありそうですね。 「**以上の大きさの自然物・人工物には、ワープエンジンの取り付けを禁ずる」とか。 通常エンジンは無い訳にはいかないでしょうから。 |
更新お疲れ様です。 帝国と同盟の双方がフェザーンに要塞を造る。 また途方もない事を。 悪い点 同盟の軍と政府の両方で巨大な発言力を持つココア閣下。 トリューニヒトやレベロ、ホアンなどはともかく 他の者達は、ココア閣下の傀儡と呼ばれてもおかしくない。 ココア閣下が老齢ならば、そんな危険視されないだろうが。 ココア閣下は若いからな。 コメント さっさとミハマでも、誰でもいいからくっついて 落ち着きましょう。 次の更新待ってます。 |
要塞建設ですか。ココア閣下、要塞の戦略的弱点と要塞の物理的攻略法を知っているはずなので何か裏がありそうですな。 |
対外純資産と景気は別物。 少し前までの日本と同じ(対外純資産は700兆円で世界一。でも不景気) 景気は資産の多さじゃなくて国全体の経済活動の規模 |
更新お疲れさまです 主人公は完全に政治の世界に身を沈めようとしていますね。周囲が望んでいるのもあるのでしょうが本人が政治家になるために生まれてきたような人なので仕方ないのでしょうかw フェザーン側に要塞ですか、和平に反対な人たちには思わぬ火種になるかも? 次回も楽しみにしています。 |
更新お疲れ様です! コメント どの話も面白くて、暇さえあれば読み返しています。 亡命編は政治家も軍人もココア閣下に頼り切りだし、好きで頼られてるわけでもないのにヤンには危険視されてるし……悪夢編並にココア閣下の心労が酷そうですね。体調も心配です。 なんか妙な不安感があるんですよね、亡命編。 一緒に戦ってくれる頼りになる味方が少ないせいでしょうか? 他の話ではミュラー・ギュンター・アントンの親友組、陛下や上官の爺さん連中、各艦隊司令官あたりに(話によっては敵味方違いますけど)数人は頼りになる人がいますが、亡命編ってシェーンコップくらいしかいないような…。一応、ワイドボーンも頼りになる?かなあ? ミハマとバグダッシュは味方って言えるかもしれませんが、一緒に戦ったり相談できるかって言われるとちょっと違いますし。 どうかココア閣下に味方か癒しを。 ……ヤンがなあ……もっと頼りになればなあ…orz ココア閣下の事情を知らなければ、上層部がココア閣下に頼り切りの現状は危険視しても仕方ないですけど、ヤンはある程度知ってますよね? 同盟側が戦場に出る気のなかったココア閣下を無理やり戦争に巻き込んで帰る場所を奪った挙句、能力があるからと散々利用してるって。やりたくてやってるわけじゃないのは傍に居ればわかりそうなものですし。 無理矢理同盟に引きこんで置きながら、味方だってのに事あるごとに「危険視」。…なんだかなあ。これもう味方っていえませんよね、 亡命編のヤンは本筋のラインハルトとキルヒアイス以上に面倒臭い気が。 その点、オフレッサーからリューネブルクに感染した野蛮さが自分にまでうつらないか怯えたり、オフレッサーをブルドックで喩えて納得してる亡命編のラインハルトはいやに可愛いく思えます。 |
もしかして、イゼルローン要塞を7年かけてフェザーン回廊に移動させるのかな。そうすれば、イゼルローン回廊が、フェザーンの影響を受けない回廊として、帝国と同盟の行き来がしやすくなるし。 |
要塞……国力が劣るからこそ、要塞という蓋を用意する訳ですね それが結果的に兵力の削減にも繋がる、と さすがに戦争がなくなれば双方とも少しずつ艦隊を減らしたいというのが本音でしょうからねえ…… 帝国としては大量戦死してる事もあるから、艦隊を12ぐらいにしてしまいたい所かな?同盟は防衛を考えるなら8~10程度あればそれなら十分すぎるだろうし…… フランスがかつてマジノ線を作ったように、実際は国力が劣っている側の方こそ要塞欲しいんですよね。今後は同盟は一気に活発化していきそうな気配…… |
>なんと言っても大魔王様なんですから……。 この一言に全てが集約されていると思うのは自分だけでしょうか? さらに、最高評議会でも大魔王様を頼る傾向が段々強くなっている気がします。まさかトリューニヒト議長は大魔王様を後継者にするつもりなのでしょうか? ・・・アレ?そういえば以前にもそんな予想を立てて的中させてしまった記憶が・・・・・・ |
ビバ!大魔王様。 エーリッヒは言われたくないだろうけど。 |
同盟の下のほうからココアさんがどう思われているかの描写がさっぱり無い事。 自分的にはヴァンフリート4=2でデア・デッケンが見た話が広まって旧帝国海軍のショーフクさん見たく(一方的に)慕われていそうな気がするけど。 コメント azuraiiruさんの原作に対する切り口が素晴らし過ぎて先が読めない。 どういうところに落ち着くのか楽しみです。 |
悪夢編の閣下は、政治に無関心なフリをしていたが、亡命編では回りがかってに便利使いしていて、当人もその気もないのにいつのまにやら実権を背負込まされている。悪夢編より不幸なんではないでしょうか?是非とも閣下に癒しを与えてほしいとお願いします。 |
派生も含めたヴァレンシュタインの話で、一番のソフトランディングになるのかな? 結果的には。 |
フェザーン要塞かあ・・・・国力が劣る同盟が帝国と同じ事をするのは余り関心しない。ヤンやラインハルトなら躊躇わずフェザーン要塞を破壊するだろう、同盟のフェザーン要塞を破壊した後で、移動機能を持った補給機能を持つ艦隊根拠基地を持ってくればいいだけ。要塞を維持するにも莫大な費用が掛かる上に、要塞が破壊されたら一度に数十万単位もの将兵が戦死する。回復力が劣る同盟軍からしたら悪夢に等しいだろう。 まあそれは兎も角、駐留艦隊を含むフェザーン要塞司令官には誰がなるのだ? 出来上がるのは7年後のようだが、その後の向こう十年間は要塞司令官職が務まる若い年齢の人物でないとな。 |
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2014年 06月 07日 21時 37分