良い点 / 悪い点 / コメント |
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グリーンヒル大将が敢えてヤンの名前を持ち出さなかったのはエリヤへの気遣いから来るのか、それともヤンとエリヤの横並び共存は現時点では不可能で誰かを間に挟まないと駄目なのかと考えているのだろうか? グリーンヒル大将はクーデターに参加する気でいるのかいないでのか本心は何処に。 |
ひときわ重厚な回でした。原作で私が最大の疑問の一つと思っていたのが、グリーンヒル程の人物がクーデターに組したことでした。 原作者のご都合主義(笑)と思っていましたが、この作品はその亀裂を埋めてくれる感じがしており、まさに原作の不備を補いうる二次創作の醍醐味を味わわせてくれます。 先を楽しみにお待ちしております。 |
ヤンの一面が結構あたっている点。 ……ヤンは原作者自身の主義主張が投影された狂言回し的なキャラでもあるので、思想的には何かと致し方ない面も。 (白覆面達の背景なんて、それこそぐぐってすらいないんだろうなぁ、と思われ。ウヨク的に過激な発言・行動=実戦経験のない卑怯者、という誤解は本邦サヨクによくある話) コメント エリヤ君、まさかの白覆面共のアイドルw ……ヨブ氏と一緒に地球教の教会で匿われる(お世話係は2度ほど出演したエル・ファシル出身のあの子)なんて展開を期待してしまったり。 |
更新お疲れ様です。 ヤンは、細かい事情とかあまり知らないからなぁ。 好きな事には興味もつが、嫌いな事には全く興味ないから、政界の実力者のトリューニヒトが嫌いなのを、 隠そうとする、腹芸もしないし。 同盟の経済状況とかよくわかりました。 コメント グリーンヒルがどう動くのか? それによってエリヤの行動に影響出てくるなぁ。 次の更新待ってます。 |
何となくですが、ヤンとエリヤの背景&背後関係がはっきりと別れて来ましたね。 ヤン→ヤンファミリー=旧シトレ派=リベラル=反戦団体 エリヤ→トリューニヒト派=軍部各主戦派=憂国騎士団=(地球教?) と言った感じに別れて来ました。 でもどっちかと言うと、ヤンよりもエリヤの背後の方が危険要素を孕んでいるんですよね。目的の為ならテロリズムを肯定し手段を選ばない点で。 しかも之から先、エリヤの背後に居る者達がヤンを共通の敵として認識しエリヤを核として手を組む可能性も否定出来ない。もし彼ら(国家救済戦線派、トリューニヒト政権派、地球教)がヤンを仮想的として手を組むのなら、反エリート思想に染まったエリヤを陣頭にお仕立てるでしょうね。 |
更新お疲れ様です。 まあ人の立ち位置によって正義は変わりますからねえ。 ヤンの場合、そもそもが「若くして退役して年金生活を送る」ことを理想にしている訳ですが、そういったことを公言できるだけのバックボーンがあるからこそヤンは言えるのであって、そういったバックボーンがない人間からすれば「ふざけるな」と激怒されるって事態を想像していないですからねえ。(ここら辺はラインハルト達も同類。)むしろ「何でそこから這い上がるように努力しないんだ?」的な意見ですし。 ある意味「ヤンは帝国貴族がお似合い」というのはあっているんですよねえ。 しがらみとかそういった点はあるにせよ、ある程度は好き勝手にできる訳ですから。 人材発掘とか優秀ですし、権限を思い切って委任出来たりもするんで、案外名君的な素養はありますし。(ただし凡人の思考は理解できないために、却ってそれに足をすくわれる可能性はありますが) しかしここまで同盟の産業構造が歪だと、アムリッツアなくても自壊したんじゃないでしょうかねえ。中産階級層が空洞化したお蔭で、年を経れば減る程に、経済状況が先細りすること確定ですから。 ラインハルトが同盟領を制圧した時に、ハイネセン以外ではそれほど不満が出なかったのも、ラインハルト達の経済振興策でハイネセン以外の同盟経済が潤っていたのかもしれませんね。 |
対立する正義が紡ぐ物語。単純な勧善懲悪では味わえない深味があります。 悪い点 最近、この物語はオリジナルでも良いのでは無いかと、思うようにもなりました。 二次創作だからこその読みやすさがあるとは思うのですが。 コメント R.M.ピジョルドと言う作家が、物語は悪役がいなくても、対立する正義とうい形もある、と言う趣旨の発言をしたそうですが、それを思い出しました。 |
一般人から見たヤン・ウェンリーが万能ではないのがリアルだと思います。その人が何考えているのかなんて近くに居ても判らないこともあるのに遠く離れたところにいる人間は理想を押し付けたり好き勝手に批判したりでしょう。 悪い点 ヤンはあの社会ではコネがあったりで軍人経験がない方が少数だと考えていた可能性があると思います。むしろ問題視したのは憂国騎士団やトリューニヒトに反感を持つ存在に対し恣意的に武器を横流ししている事実ではなかったのかと。 コメント 民主主義の根幹は法治国家であるということにあると思うので私刑を否定されたり武器を持たない民間人を攻撃されたのを非難されて「天誅」だの言いだすのは衆愚以外の何物でもないと思います。うまく表現されたなと脱帽です。 |
多くの登場人物が薄っぺらな存在でなく、等身大な生きた人間として描かれていること プロでもここまで生きた人間として描くのは難しいと思います コメント 連載初期より読ませて頂いております 苦悩しつつも自分が出来る範囲で最善を尽くすエリヤ君の姿は歯がゆい思いをする半面、英雄でない普通の人間の生き様としては共感を覚えます さて、エリヤ君は「エル・ファシルの逃亡者」への斬罪を求められている立場ですが、思い切って自分のトラウマである【エル・ファシルの逃亡者】の克服の為にも世論に対して差別撤廃を訴えかけるべきではないでしょうか? 『自分もあの時に判断を間違えていたら、【逃亡者】として断罪されていた。 自分が今あるのもあの時判断を誤らずに自らの良心に従った、ただそれだけの違いでしかない 一度の間違いでその人の人生がすべて否定されるのは間違っている 凡庸であった自分ですら、努力の結果今立場に居る 自分よりよっぽど優れた人物が眠っていないとも限らない もう一度チャンスを与えて欲しい』 的なことを訴えかければ、今のエリヤならばある程度の説得力はあると思いますが |
更新お疲れ様です。 ついに動いた反乱軍。 原作だとシェーンコップがローゼンリッター率いて、 蹴散らしていたが、こっちではどうなるんだ? コメント 逃げ切ったアルバネーゼが、裏から糸でも引いてるのかも? アムリッツアでは、完全に裏方で、表に出てきてなかったし。ルグランジュと、クリスチアンにブロンズと、 原作でクーデターに参加した人たちが、参加してないから 新たなメンバー入れないと、勢力弱いし、 帝国も帝国で、アムリッツアでラインハルト麾下の正規艦隊が、再編に時間かかってるようだから、原作みたいに 簡単に叩き潰すのは、難しいかも。 コレット少佐が、父親の事がバレてしまった。 エリヤの事だから、ヤンがフレデリカをちゃんとかばったから、同じようにするとは思うが。 この事が縁で、ユリエ大尉より、シェリル少佐との 仲が進展するかも? 次の更新待ってます。 |
国民救済戦線派が旧陸軍皇道派とかぶって見える一瞬。 無理矢理例えれば、トリューニヒト派は統制派、旧シトレ派は旧海軍、といったところでしょうか。 さて、クーデタの黒幕は誰だか。 状況的には国民救済戦線派が真っ黒だったりしますが、総選挙の結果を見る限り、同盟市民的には今更ラロシュ党首を担ぐ人もあまりいないだろうと。 ……やはりグリーンヒル大将クラスの、穏健派にも顔の利く大物が必要でしょう。 |
クーデター対策を含め、今後エリヤ君が主体的・能動的に動くようになるのかな? 楽しみで仕方ないです。 コメント よかった、クリスチアン大佐は国家救済戦線派と組んでいなかったんですね。 |
結局、参謀達がどうなったのかがよくわからない。 そんな状況でアラルコンが来ても、話しを飛ばしたようにしか感じない。 なにか一言だけでも状況説明が欲しかった。 |
今のシトレ派は纏め役が居らず各部隊事にてんでんばらばらの状態でしょうし、シトレ派の重鎮であるビュコック宇宙艦隊司令長官は宇宙艦隊の再建が最優先で、派閥運営それどころではないないはず。若手のホープであるヤンも遠くイゼルローン要塞で、しかもヤンの部下達は早くもヤン派色を出し始めていましたからねぇ。シトレ派は派として最早形骸化しつつあるのかと。 |
更新お疲れ様です。 エリヤの堪忍袋もついにきれたなぁ。 無能のふりして録音して、それで逆に嵌めるお見事。 コメント アラルコンついに動き始めた、強敵だな。 やっと首都防衛司令官としての実権を握ったエリヤ 次の更新待ってます。 |
シトレ派といっているが、シトレも退役してしまっており、大分裂をおこしているのではないでしょうか。 実際、原作でもグリーンヒルが反乱をおこした時にビュコックらは動静を確認することができませんでした。 エリヤたちがビュコックに協力を要請してもグリーンヒルたちの動静がわかると限りません。 ただ、ビュコックたちも調査していたら、両方の調査結果を精査できます。 また、甘蜜柑さんの世界では原作の世界より参謀がかなり重要な立場にいます。反乱が予定されている部隊などの場合、すでに参謀は籠絡されているのでしょうね。 |
手強い相手、しかも格上の謀略家で用兵家と直接対談は熱いですね。誠実と努力が取り柄な試験秀才気味なエリヤ君が活躍できるのかどうなのか先が読めないだけに興味深いです。 |
世の中、絶対的な善人も悪人もそうそういるわけではありません。また、誰かに支持される人間にはそれだけの理由があるほうが普通です。甘蜜柑さんはそのあたりの記述が抜群にお上手だと思います。 |
更新お疲れ様です。 シトレ派見事に策に溺れてしまいましたか。 元々シトレ派の金看板は「ノーブレスオブリージュ」だったわけですが、エリヤ君のまっとうな指示に対してサポタージュをしてしまえば、その金看板を自らどぶに捨ててしまった訳で。 既にシトレはおらず、シトレ派の立場が大きく揺らいでいるからこそ、この金看板は守らないといけなかった訳ですが、これでシトレ派の政治的信頼性が大きく揺らいでしまいましたね。自業自得ではありますが。 そしてアラルコンが登場。 極めて老獪な話術ですが、原作でもたびたび捕虜や民間人を殺傷した疑惑が出ているのに失脚していなかった訳ですから、決して単なる馬鹿じゃない訳で。 エリヤ君苦労するなあ。 |
エリヤ君、エリヤ君。 軍部の思惑で、アンドリューを主犯に仕立てあげた構造は否定しないけど、逃亡したエルファシルの司令部を処刑するのなら、遠征の総司令部の作戦参謀だったアンドリュー・フォークも処刑処分が妥当でしょうね。 |
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2014年 07月 30日 00時 02分