良い点 / 悪い点 / コメント |
---|
>ロアキアの残存艦艇数を知らない ……それはどうだろう? 何しろ、ロアキアから寝返った提督達が結構いる訳ですし。更に、当初三派に分かれていた内、皇帝派から転じた者も多数います。加えて、現在のオリアス陣営からの情報流出がない訳がない。戦闘すれば必ず捕虜とか捕獲艦艇が出ますからね ロアキアの総艦艇数、内戦の戦闘結果、などと合わせて、かなり正確な数値、例えば最小で3万。だが最大でも4万に満たない、といった程度は掴んでいて当然と思います さて、ティオジア側は援軍派遣決定 とはいえ、援軍を派遣するにしても限界があるんですよね 大体、当り前だけど、どちらかの軍が統一権限を持つ、って事が出来る訳がない。少し前まで戦争やってた、殺し殺される間柄だった訳だし、盾にされるんじゃ、って懸念を互いに拭い去る事は出来ないでしょう ……となれば、統一された指揮系統を持つ銀河帝国軍の方が圧倒的に有利 さすがに今回は原作のラインハルト旗下のトップ指揮官達クラスが総指揮官として派遣されてくるでしょうし ティオジア側もまさか全軍挙げて派遣、なんて事は出来ないでしょうからそれを考えると……最大でも2万ぐらいかな?これでも相当な数になりますが、ティオジアとしては それを考えると、3万と2万の一応連携らしきものは取れている艦隊二つと、6万の統制された移動要塞つきの艦隊の対決、辺りになるんですかね……というか、さすがにそろそろ帝国軍が勝ってもいいと思うんですけどね。マリナ以外負けた話ばっかしですし
作者からの返信
2012年 09月 28日 00時 36分 いや、これは難しいと思いますよ。 なにしろ単純な数だけならともかく、艦艇の損傷の具合とかで減っている可能性もありますし。 逆に、銀英伝末期の同盟のように警備艦やら哨戒艦まで含めて多くなっているかもしれない。 または、離反した部隊がいるかもしれませんし。 それに、当時はロアキア中が混乱状態なので正確な情報を掴めるとは……。 >統一された指揮系統を持つ銀河帝国軍の方が圧倒的に有利 通常ならその通りです。 ただ、オリアスも実戦経験を経て成長してますし、ティオジアの援軍の将は……。 >移動要塞 本来ならこいつを前面に押し出して戦えば、帝国軍が圧倒的有利なんですよね。 とはいえ、その場合ほとんどが蹂躙モノになってしまうので、それって物語としてどうよ……というわけで、帝国軍は何をとち狂ったのか、要塞無しで戦います。 |
さて、今回はクナップシュタインの明らかなミスですね 原作でも語られていた一番上とその下からの艦隊指揮官としての差が激しい、というのが出てしまったといった所でしょうか ロアキアは追い詰められてます 遷都した新たな首都間近です この状況で艦隊を温存する意味はない となれば、残存艦艇を残らず搾り出してくるはず。明らかにロアキア残存艦艇より少ない20000隻が堂々と出てきた時点で「別働隊がいる」と想定してしかるべき、でしたね その際、小惑星帯なんて一番怪しい場所……そこから敵艦隊が出てきた時に驚いていたという事は索敵すら怠っていたという事。正にクナップシュタインの怠慢ですね ……っていうか、さすがにこれは何らかの処罰、辺境警備とかの左遷もそろそろ必要になってきてるんじゃなかろうか。艦隊司令官の引き締めの為にも どうにも「もう戦争もないのかあ」って思った矢先に発生した戦争故に若手が昇進を狙って焦ってる、って事でしょうかね? バイエルラインとかベルゲングリューンとかビューローとか比較的評価の高かった面々も出てこないかな 最近は銀河帝国軍も負けっぱなしですね まあ、オリアスが出てきた戦線では負けてますが、本隊は勝ったみたいなので描写されてないだけ。ティオジアへ侵攻した艦隊も他の二方向は順調に進んだみたいですが、反面盛り上がりないですもんね。原因は分かりきってる訳ですが…… そりゃあロアキアは最精鋭部隊を連れて行かれたら、ロアキアはガイエスブルグ移動要塞と鉄壁ミュラー率いる艦隊をテンボルトから撤退してきた艦隊と残存艦艇の寄せ集め、1万少々で迎え撃たないといけないなんて無理 ティオジアはティオジアで混乱状態になってるだろうし、一番腕利きの艦隊が引き分けですから深刻な問題。ぶっちゃけ連合内部の動揺が避けられないでしょうし、そうなれば他二方向の艦隊の侵攻も順調だったでしょうからね ……順調って事は描写するような事がないという さて、ロアキアは勝った事は勝った しかし、帝国は同数の別艦隊をすぐ派遣可能なのに対して、オリアス側は同じ顔ぶれで対抗するしかない。当然、疲れも溜まってくるでしょうし、何より艦艇の損耗が連戦ではどんどん激しくなる。例え整備したとしても、オーバーホールなんてやってる余裕ありませんし かといって、史実の太平洋戦争での日本がそうだったように損傷艦艇の修理でドックが埋まれば、新造艦艇の建造なんて不可能。ジリ貧ですね 次回は帝国も今回の敗戦で本腰入れてくる可能性高そうだし……場合によっては「これがロアキアの最後の大規模な会戦での勝利であった」、なんて事になるかもしれませんね……
作者からの返信
2012年 09月 26日 21時 38分 >明らかにロアキア残存艦艇より少ない20000隻が~ ロアキアの残存艦艇の詳しい数を銀河帝国は知りません。 まあ、索敵を怠ったのはクナップの怠慢ですが。 >銀河帝国軍も負けっぱなしですね 上級大将クラスが出て行ってませんからね………と思ったらクナップも一応上級大将だったw まあ、正直なところ、銀河帝国が真面目に戦いだすと「俺Tueeeee」にしかならないので。 >バイエルラインとかベルゲングリューンとかビューロー 彼らに関しては、後に出現します。 |
まあ、一言言うならば アドルフは頭が残念ではあるかもしれないが、馬鹿ではない マリナは天才かもしれないが、馬鹿 そんな感じですね マリナはラインハルトのより悪質な同類なんですよね…… 傲慢で、他者を無意識に下に見て、自身の才に絶対な自信を持っている 皇帝の妹ってのがあるだけにより悪質 確かに、アドルフは杜撰かもしれませんが、この両者が本気で国を割って対決した場合、最初はマリナが押すかもしれませんが、最後に勝つのはアドルフだと思います 人を引き付け、上に立つという意味合いではアドルフの方が上なんですよね。一見馬鹿にされているように見えますが、皇帝に手を出して処刑されないのは彼ぐらいでしょうし、彼でなければおそらく自由惑星同盟の将帥も安心して部下をやってられなかったのではないでしょうか 少なくとも、ラインハルトだったら無理でしたね、原作でも しょうがないなあ、この人は。俺らが支えてあげないと、そんな風に思ってもらえるのも立派な人望ですし、理解出来る欲にまみれた、けれども権力を好き勝手に振るってではない彼は銀河帝国の庶民の間でも親しみをもたれている皇帝なのではないかと思います 逆にマリナみたいな人は下の人間からは尊敬とか勝ち取ったり出来るんですが……同格とか上の立場の人間からは嫌われやすいタイプなんですよね。アドルフがからかってましたが、普段が普段だけに負けたらこんな人間は陰口を叩かれてもおかしくないと思うんですけどね 兄をぶん殴るとかそんな事を考えてる時点で、そんな事考えてもいないんだろうなあ…… |
えー…… 何でしょう、この無能の集団は 最初に拝見した時、そんな印象を受けました 帝国軍の損害の規模ではありません 勝敗でもありません。勝ち負けは戦いの常です まあ、最初にそもそも同格の大将三人で艦隊派遣する時点で問題なんですが……普通ははっきりとした上に立つ指揮官を任ずるものです。上級大将なりを一人でもいいから送るべきでしたね ホーランドがビュコックの命に従わなかったように同じ階級の場合は遠慮も出てしまいますので命令系統が一応の総司令官は決めていてもややこしい事になりかねないので ですが、問題なのはこいつら……「指揮官の義務」も「陽動作戦の意義」も何も分かってねえ、って事です 指揮官の義務とは「勝つ事」と「兵士を生きて帰らせる事です」 後者は単純な人道の意味合い以上に戦場の経験を積んだ兵士を少しでも多く生きて帰す事が戦力の増強に繋がるという意味合いもあります しかし、この帝国軍の指揮官達は違います 同盟より優秀とありますが、全滅するまで戦うという時点で彼は「勝つ事」も「兵士を生きて帰らせる事 」も放棄してしまっています 「勝つ事」とは自分の艦隊が勝つだけではありません。この場合、帝国軍全体が勝つ事も意味しています クラフストはこの場合、自身が殿を務め、副司令官に先導を命じて可能な限り多数の味方を逃がすべきでした そうすれば、その離脱した艦隊が再編なればそのまま帝国軍の予備部隊となっていました。つまり「勝つ事」の可能性をあげていたのです 例え、離脱出来た艦隊が5000だったとしても、5000隻の予備部隊がいれば帝国軍の戦いはまるで変わっていたでしょう。そもそもロアキア側はどんなに見積もっても総数37000隻、うちテンボルトに5000から1000減って4000、ここに20000。テンボルトの後詰に5000は必要でしょうからそれを考えるとどんなに財布を逆さに振ってもロアキア側は1万に満たない増援しか得られない訳です ここに5000の予備部隊がいれば、もし予想外の増援があったとしても、それを一時的に食い止める余裕があると判断出来た分、あの場面で焦る事もなかったでしょう つまり、「指揮官の義務」を理解していなかったんです 「陽動作戦の意義」とは、敵の主力部隊をおびき寄せる事自体が功績なのだという事です すなわち、オリアスの艦隊をこの場に引き出した時点で彼らは功績を立てているのであり、これが主攻略方面ではない陽動部隊である以上、少しでも長く敵主力艦隊をこの地に拘束するのが仕事です 別に撃破しなくても、オリアスの2万の艦隊がこの地に長期間釘付けにされるだけで、彼らは昇進に値する大きな功績を立てているんです 極端な話、一度も砲火を交わす事なく漫然と対峙し続けていても問題ないのです。その間に主力部隊は優秀な指揮官達を回しているオリアスの艦隊がいない間にどんどん攻め込める訳ですからね なのに、焦って撃滅を狙った挙句、全艦艇の50%を超える大損害……ぶっちゃけ「無能が」と吐き捨てられても仕方ないですよ、今回のこの帝国軍の三人の大将達
作者からの返信
2012年 09月 24日 19時 28分 なんとか手柄を立てたかったのでしょう。 もしくは、同じロアキア人してオリアスと共倒れさせる帝国上層部の策略か。 まあ、本当のところは「アスターテで残り二個艦隊が合流していた場合」を再現してみたかったという神の手………。 |
数は力 そして、銀河帝国には多数の優秀な軍人がいる…… ティオジアとの最大の差はその国力なんですよね ティオジア側は損耗を回復するのが難しい 例え、優秀な将兵をあてたとしても、毎回毎回彼らに頼る訳にはいかない上、複数の戦線から攻め込まれたら到底持たない そして、銀河帝国にはその気になれば、5万隻余の艦隊と補給・整備拠点を兼ねた移動要塞をつけて更にそれぞれにそれだけの艦隊を指揮するだけの才を持った将官を配置して、同時に複数のティオジアを構成する国家へ侵攻するだけの力がある。それをやられたらティオジア側は崩壊するんですよね どの国も「うちに最優秀の艦隊と将軍を回してくれ!!」って事になる可能性が高く、或いは自分の所の優秀な将を派遣するのを嫌がるのが目に見えている。そうなれば……まあ、ティオジア側は自然分裂しますな。場合によってはさっさと降伏してしまう国もあるでしょうし ……っていうか 銀河帝国が前の前ぐらいで新規に増設した艦隊の総艦艇数だけでティオジアの全艦艇数にほぼ匹敵するんだな……と今更に。「敵艦艇の4000隻を撃破しました!敵に自陣営の総艦艇数に匹敵する72000隻の艦艇が増えました!!」……なんて無理ゲー とりあえずは、ロアキアを完全に撃滅しておこう、って所ですか ロアキア側の要塞ってどうも銀河帝国の要塞みたいに大威力な要塞砲ってないみたいですからねえ(でなければ、ガイエスブルグ要塞に突撃したりせんでしょう)。要塞対要塞、といっても原作のイゼルローンVSガイエスブルグより遥かにロアキア側が厳しい というか、持ちこたえられませんよね。数倍の艦隊で下手に出撃も出来ずに封殺された所へガイエスハーケンでも撃ち込まれたら
作者からの返信
2012年 09月 24日 18時 53分 この時点でティオジア側戦略的に負けてるんですよね。 実際、原作でも終了後、ロアキアやルフェールの出方次第では容易に崩壊したでしょう。 >ロアキア側の要塞ってどうも銀河帝国の要塞みたいに大威力な要塞砲ってないみたいですからねえ 他国へ攻め込むのが仕事のロアキアに大口径付きの要塞なんて(ry |
さて、銀河帝国初敗北 ……とはいえ、帝国にとっては然程痛くもないのが現実なんですよね ティオジアも……いきなりこれは拙いんじゃなかろうか? 普通は最初は交渉から入るような気もするけれど、或いは時間がなかったのかもしれませんな。このままでは交渉の道筋を開く前に新たに誕生した共和国が崩壊するという 早々に承認して、連合加入に関して話し合いでもしてたんでしょうか。だとしたら、見捨てる訳にはいかないのも分かりますが…… 本来自分達が圧されていたロアキアが敗退した相手なんですから外交交渉で何とかすべきではあります。そもそも今回のティオジア軍はほぼ最高の戦力を用意した訳ですが……逆に言えば、これ以上の質の戦力は望みにくい 逆に帝国軍は数多くいる大将とその艦隊の一つが敗退したに過ぎない グリルパルツァーとて無能ではありませんから、ティオジア側もそれなりの損失はこうむっているはずですし、損傷の後の回復力が両者では桁違い 如何に優れた将を用意したとしても数倍する敵相手には厳しい。ヤン・ウェンリーも実際には数倍する敵相手には勝ててませんからね。同数か多少上回る程度なら無双なんですけど さて、ティオジア側はこの後本気でどうする気なのか……間違いなく帝国側からすれば、分裂工作を仕掛けてくるでしょうし、中にはいち早く帝国に転じる事で自分を高く売るというか、国土への被害を減らそうとする国だって出てくる可能性がある……今回の戦いで帝国の面子に泥を塗ったと判断して、頭を抱えた者もいるかもしれませんな しかし、ルフェール側も頭が痛くなりそうですね、前話を読むと 自分達が1個艦隊15000隻の増強を決定したら、敵は72000隻と移動要塞が増えた 相手の事なんぞ知る術もありませんが、知ったら顔面蒼白ぐらいにはなってもおかしくないですな
作者からの返信
2012年 09月 22日 20時 23分 エルデタミアの共同体加盟からグリルパルツァー艦隊の侵攻まで時間が無かったというのが正直なところです。 まあ、交渉しても、片方が圧倒的な現状では交渉にならなかったでしょうが……おそらく、銀河帝国側が突っぱねて終わりでしょう。独立なんぞ認めたら銀河帝国の威信に関わりますし。 本来なら加盟を断るのが最も穏便に済む方法だったのですが、共同体という性質上、それをやると色々不味いわけで……。 つまり、ティオジアは最初から詰んでいたと。 >今回の戦いで帝国の面子に泥を塗ったと判断して ある意味、これが一番の問題かもしれませんね。 この事によって銀河帝国は穏便な方法をとれなくなりました。 よほどティオジア側が低身低頭でかなりの譲歩を行わない限り武力制裁は免れないかと。 >ルフェール側も頭が痛くなりそうですね 銀河帝国の現有戦力を知ったら頭が痛いどころか……。 |
ロアキアは何とか健在なり、を示したとはいえ、著しくその勢力を落としましたね 当初は15万隻を数えた艦隊も或いは壊滅し、或いは寝返り、或いは戦いの中で沈み……オリアスの手に残ったのは僅かに37000、かつてのおおよそ4分の1ですか しかも、多数の信頼のおける将帥、訓練の行き届いた兵士も失った 小国も同盟状態を維持していれば、この倍以上の規模の艦隊を保有する訳ですから……実質的にロアキアは超大国の片割れからせいぜい中規模程度の国家になった、といった所でしょうか 現実世界の冷戦で言えば、アメリカやソ連だったのが、フランスとかぐらいになった、って感じでしょうか?侮れないとはいえ、前が前だけに凋落著しいですね…… これからオリアスは頑張って国家の建て直しをしないといけない訳ですが……自分を生かす為に散っていった部下達の為にも、とはいえ後の人生はロアキアをある程度まで立て直すのに使うのが精一杯でしょうか…… 一方、他の国からすれば、ロアキア以上に銀河帝国を警戒しないといけなくなりましたね ある程度失われたとはいえ、150年に渡る戦争末期に出てきた実戦経験豊富な指揮官達に率いられた20万隻を越す艦隊と補給拠点を兼ねた多数の移動要塞……残ったいまひとつの超大国ルフェールにとっても恐ろしい存在ですね ここからは……さて、どうなるか? 小国家連合はまず交渉の申し込みでしょうか? 間違っても真っ向戦おうという気分にはなれないだろうなあ……ま、銀河帝国にしたって、自由惑星同盟を征服して、やっとある程度落ち着いてきたって所での戦争ですからね。出来れば、ここらで戦線を落ち着けたい所でしょうか
作者からの返信
2012年 09月 20日 20時 23分 これによって、艦艇の回復力がガタ落ちですから。 >これからオリアスは頑張って国家の建て直しをしないといけない訳ですが…… とはいえ、それをする時間を銀河帝国が与えてくれるかどうか……。 内乱という自滅によって弱ったロアキアに対し、銀河帝国側はその分無傷という……なんて無理ゲ状態w >銀河帝国にしたって~~~出来れば、ここらで戦線を落ち着けたい所 その辺が銀河帝国にとっての悩みどころですね。 できれば数年~十数年程度欲しいところですけど、それをやると経験豊富な将兵がその分減るというジレンマ。 あと、主人公(アドルフ)の年齢というか寿命という作者側の問題が大きいのがw |
Page 2 of 2, showing 7 records out of 27 total, starting on record 21, ending on 27
2012年 09月 27日 12時 54分