「稀代の投資家、帝国貴族の3男坊に転生」の感想一覧

良い点 / 悪い点 / コメント
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他の人の感想を見て気付いたのですが、以前の話が改訂されてるんですね。リューデリッツ伯爵家はキフォイザーが領地だったのか。そしてブラウンシュヴァイクが乗っ取りをかけてきていると。軍部の重鎮で後方支援の専門家であるリューデリッツ家(たぶんこういうのは割と代々続くと思う)が管理する領地としては最適な土地でしょうね。あるいはそういう土地を領地にしているから後方支援に特化したんだろうか。
軍閥貴族が壊滅している今、門閥貴族にキフォイザーを奪われるのはうまくない。ましてそこらの木っ端貴族ではなく権門ブラウンシュヴァイク。何としても阻止せんと、ルントシュテットの懐刀を貸し出すのも吝かでない、というのは理解できます。であればザイドリッツの派遣からの、聖域の軍閥による掌握のための爵位継承もありでしょう。
しかしこの時期はまだオットーさんではないはず、彼の父でしょうね。思えば息子の嫁に皇女をもぎ取ったのは彼であるはずで、あるいはブラウンシュヴァイク家を帝国最大の貴族に押し上げたのは先代公爵であったのかもしれませんね。リヒテンラーデ候にも匹敵する政治の怪物、カストロプ公とリヒテンラーデ候を足していくらか差し引いたような人だったのかも。そう考えると原作でのオットー氏の体たらくにも納得。彼はできの悪い二代目(家としてはそんなもんじゃないでしょうが)だった(笑)
送り込まれかけた婿と言うのは後のフレーゲル男爵、ヨアヒム坊やの父でしょうかね。原作でも何らかの方法で婿入りに失敗して持ち株の男爵位を継いで分家し、しかし幼い息子を残して他界。弟の忘れ形見は公爵家を継いだ兄オットー氏が養育、でしょうか?案外邪魔したのはエーレンベルクだったり(笑)

ところで原作を読んでいていつも疑問に思うことが一つ。
ラインハルト・フォン・ミューゼル帝国騎士がローエングラム伯爵位を継承したとして、名前がラインハルト・フォン・ローエングラムにはならないのではないか、ローエングラム伯爵ラインハルト・フォン・ミューゼルではないか、と。
つまりリューデリッツ伯爵ザイドリッツ・フォン・ルントシュテットになるのではという話なのですが、その辺りはどうするご予定でしょう。 
作者からの返信
作者からの返信
 
感想ありがとうございます。作中当代のブラウンシュヴァイク公爵は、うまいこと舵取りしたと思いますね。本来なら、兄か弟の派閥の旗振り役をしていてもおかしくないですし。リッテンハイム侯爵にも同じことが言えますが......。逆に考えると派閥に入る必要が無いほど、影響力なり権勢があったか?もしくは片方が派閥に入ると、もう一方に残りが行くので、お互い静観していた?というのも考えられますね。
名乗りに関しては、日本式で行こうと思ってます。なので婿入りしたらザイトリッツ・フォン・リューデリッツになりますね。作中で、リューデリッツ伯と呼ばれているのに、記載はザイトリッツ・フォン・ルントシュテットだと読みにくいというのと、原作かOVAかはっきりしないのですが、ラインハルトがローエングラム伯爵家を継いだ時、「ミューゼルというのは娘を売った男の姓だ!」といってローエングラムを名乗れることを喜んだくだりがあったはずなので。引き続きよろしくお願いします。 
てぃしぃ
てぃしぃ
 
悪い点
>同じく領地が接しているブランシュバイク公爵家から一門を婿として受け入れるように圧力をかけられているとか  ブランシュバイク→ブラウンシュヴァイク
 
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 婿入り婚約を巡る感想欄での騒動は落ち着いたようですね
 私ゃとしては「軍人系政治家なルドルフの部下や協力者が母体」で「地球時代の歴史や伝統は十全に継承されていない」という作中描写から、作者様の好きにしても原作からは乖離しないだろう案件と思って口出しを避けていたのですけど 
作者からの返信
作者からの返信
 
感想ありがとうございます。励みになります。専門外の部分は判断しようがないのですが、感想を書くってかなりの労力を使うと思いますし、感想返しが思考の材料になっているのも事実なので、ありがたいと思っています。
ブランシュバイク→ブラウンシュヴァイク 予約投稿分含めて見直します。結構修正点ありそうな。ありがとうございます。 
ジントH
ジントH
 
コメント
4000隻程度の防御特化艦と次世代艦2500隻の分艦隊4つで1艦隊とする。

→今後戦艦など艦種の種別の基準が変わって重打撃艦と汎用艦のような感じに分かれていくのかな。

26000隻で一艦隊。これまでの艦船数よりかなり増えるが全体としての攻撃力は同水準なのか、人員数が変わらないのかどっちだろう。
艦船数が増えるからといって艦隊数が減るのは上級士官のイスが減るのでかなり悶着起きることを考えると人員数と建造維持コストは一緒となるということでいいのかな。

宇宙空母を活用するということですが、高性能動力が開発中ということでコストを考えない高速仕様にでも新設計しない限り(もちろん超大型化する)疾風の人に代表される後々主流になる高速戦艦主流の流れと逆方向になりそうですね。
(貴族司令官中心の宇宙艦隊のうちは無用なのかもしれないけど)

リューデリッツ伯爵家(以後婚家)のキフォイザー星系が領地という設定。
主人公のシャンタウでさえ辺境扱いに微妙な立地でさらに例外はあるものの星系全体を領土とする場合、貴族家名が星系名となるという基準から外れているという設定になっていました。
婚家も実家と似た条件を持っているうえにガイエスブルグ要塞が設置もしくはのちに設置されています。
イゼルローンで家運を傾ける婚家にとってかなり因果な設定になりそうですね。
このルートだとこの要塞とお隣の門閥貴族家といろいろエピソードが作れそうだ。

追記・書き方が悪かったようですみません、高速戦艦主力の艦隊というより旗艦が高速戦艦という意味で書きました。それまでの主な旗艦級が重戦艦化していた中でブリュンヒルト以降が高速船系となり指揮官が追撃や高速機動などを選択できるようになって戦術の幅が出たため艦隊として一部ついてこれな船もあったとしても全体として高機動戦ができるようになったという風に考えています。

要塞名間違っていたようですみませんでした。 
作者からの返信
作者からの返信
 
感想ありがとうございます。励みになります。
4000隻程度の防御特化艦と次世代艦2500隻の分艦隊4つで1艦隊とする=4000+2500×4なのですが書き方悪いですね。少し修正入れます。
原作で言うと、高速戦艦が主力の艦隊は黒色槍騎兵艦隊だけってイメージなんですが、少し原作読み返してみますね。星間図も基にしているのはPCゲーム版の4の星間図です。それを基にするとキフォイザー星域にあるのはガルミッシュ要塞になります。ガイエスブルク要塞はアルテナ星域にあることになります。よろしくお願いします。 
おっさん47
おっさん47
 
良い点
この先どう話が転がっていくのか楽しみではある。

 
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感想欄も面白いことになっとるねぇ。俺は、作者の書きたいように書いたらええ思うよ。この物語の結末を楽しみにしとるからね。作者の掌の上で転がってみたらええ。 
作者からの返信
作者からの返信
 
感想ありがとうございます。励みになります。なんとか結末までお届けできるように頑張りますね。引き続きよろしくお願いします。 
shikashika
shikashika
 
良い点
不自然さを感じない話の流れと、素早く安定した更新が素晴らしいと思います。
 
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婚姻関係の問題ですけど、門閥貴族が軍部に影響力を及ぼすための突破口として、婚姻を糸口にリューデリッツ伯爵家を乗っ取ろうとしている、という背景を追加してはどうでしょうか?

要塞建設の資材高騰には、そういう意図も含まれていたとすれば、流れとしても不自然ではないと思います。
そしてそういう背景があれば、軍部系貴族全体の問題として対処する必要があり、通常とは違う形の婚姻が成立する理由になると思います。

この場合ゾフィー嬢の夫には、門閥貴族にも有無を言わせない男が必要になるわけで、ザイトリッツである必然性が生まれますし、そんな状況ならリューデリッツ伯爵家の家人も、ザイトリッツが名実ともに伯爵家を継ぐことを認めざる得ないのではないかと。 
作者からの返信
作者からの返信
 
感想ありがとうございます。励みになります。ちょっと予想してなかった反応なので、戸惑っていました。アイデアの方、使わせて頂きます。33話を一部追記しましたので、ご確認ください。というか、リューデリッツ家の領地の星系名を、初稿では書いてなかったんですね。書いていれば、また違った反応あったのかなあとも思いました。引き続きよろしくお願いします。 
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母を亡くして趣味の園芸に勤しむ19歳の娘。伯爵がケチ帝に殺された後はどうしてたんだろうか・・・
皇帝の方に問題があるとはいえ、勘気を被って殺された(自裁ですが)わけですから他の貴族家とは疎遠になるでしょうし、何人かいる親族や付き合いのあった人々なんかも後難を畏れて近寄らなくなるでしょう。イゼルローン要塞の建設は本来もっとかかってたようなので学校は卒業できたでしょうけど、たぶん卒業して間もなく父を失い、お婆様にそれほどの収入減があるとも思えず、またそんなことになったら嫁ぎ先もなかったでしょう。家の花壇で野菜でも育ててたんでしょうか?ヴェルサイユみたいに。 
作者からの返信
作者からの返信
 
感想ありがとうございます。別の作品に引っ張られてる部分もありますが、辺境星域の在地領主の中から婿を迎えていたのかなあとも思います。御爺様は責任を取って自裁していたはずなので、いくらドケチ帝でも残された資産まで没収はしなかったのではないかと。自裁していなかったら、リューデリッツ家の存亡の危機になっていたとは思います。引き続きよろしくお願いします。 
つん
つん
 
良い点
部署と計画みるに外部との接触遠慮して下さいも婚約にフォローされてますね
後輩の在校生は悲しむだろうけどww
嫁さんの趣味から、赤髪父や疾風父ってのは穿ち過ぎ?
 
 
作者からの返信
作者からの返信
 
感想ありがとうございます。そう言う案もありましたが、別の案で書き進めています。答え合わせは明日の12時以降をお楽しみに(笑)引き続きよろしくお願いします。 
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コメント
文句の多いようで申し訳ありませんが…
東西に関わらず入り婿の立場は基本最底辺に近いようなものがあります。主人は娘であり、家臣や使用人は娘のであり、もちろん屋敷も領地もありとあらゆる財産は娘のものです。東洋でもそうです。婿と言うのはあらゆる意味で実権はありません。文字通りの意味で血を繋げるためだけの要員です。例外的に婿の方が立場が強くなることもありますが、それは圧倒的に強い立場の家が弱い立場の家を奪うために、次男以降を送り込んで跡取り娘と結婚させた場合です。例えばブラウンシュヴァイク公がヴェストパーレ女男爵(原作では男爵夫人になってますがそれだと男爵の奥さんです)とフレーゲルを結婚させて次代の○○・フォン・フレーゲルにヴェストパーレ男爵を継がせる場合ですね。
ルントシュテット家はどういう家なのかよく知りませんけど、皇帝から直接命令を受けるような名門伯爵家に対して威丈高にうちの三男に爵位と領地をよこせ!といえるようには見えませんし。

東洋の婿入りの場合は九州の立花家が有名です。娘しかいなかった立花家を残すために婿養子を獲ったのですが、婿になった立花宗茂は死ぬまで妻に頭が上がりませんでした。別に鬼嫁と言うわけでもないんですが、彼が住んでいる城は彼の物ではなく妻の物、妻の領地に住み、妻の兵を指揮して戦うわけです。これで立場があがる方がおかしい。ザイドリッツもこれは同じです。金があるからとかいう問題でもありません。

何度も感想欄で婿入りの件を突きまわしますが、文句があるとか展開を変えなさいという意味ではもちろんありませんよ?ただ返信なんかを見るに作者さんが今一つ婿入りと言うものをよく理解していないような気がしたもので。架空の話ですし別に必ずしも歴史準拠でなくともいいのですが、そもそも銀英伝は原作からして割と実在の歴史や文化に則って書かれてますし、このお話もかなりしっかりと設定があるので余計に気になって。もっととんでもない設定であれば気にならなかったかもしれませんが、ちゃんと書かれてる作品だから小さいことが気になるんですね。

ちなみに実際の歴史でもその家の世襲役職を女当主が継ぐことはありません。実際にハプスブルク家が世襲してきた金羊毛騎士団長の役職をマリア・テレジアは継いでいません。かといってフランツも継いでないのでたぶん親族の誰かが継いだんでしょう。当主に娘しかおらずに爵位と領地を次代につなげるため婿養子を獲るような事態になっても、親族の男子が全滅しているわけではありません。マリア・テレジアの時代にもフォン・ハプスブルクの男子はいました。ただ彼らはみんな縁戚の分家であったり、庶子の子孫だったりして当主にはなれませんでした。しかしハプスブルク一門の成人男子であることに変わりはないので、世襲役職は彼らが分担して管理していたようです。のちにヨーゼフ・フォン・ハプスブルク=ロートリンゲンが誕生すると、これらの世襲役職は順次回収されています。

貴族や武士の領地なり利権の継承は、現代の法律で資産家や社長さんが会社や土地を継承するのとはわけが違います。企業や財閥なんかを想定しているならば貴族の継承例としては当てはまりません。あれこれ文句ばかりいうようですが、別に婿養子のザイドリッツが乞われて入るという理由で立場が上で、だから爵位も継ぐ資料地も管理するということでもかまわないかとは思いますが、なまじ他の部分はしっかり作られている設定なだけに目立つというか、シミ一つない白壁だとちっちゃな汚れが目に付くような。
しかしあくまでいち読者の「感想」ですから、それを容れて本来の予定を変更するも、それでも自分の作品として当初のやり方を貫くも書く人の自由です。別に感想なんて無視して書いたって問題はありませんし。いくら人に公開しているとはいえ金をとってるわけでもないし、趣味的活動ですから好きに書いたらいいと思います。ただ一応感想欄があるので私の意見を入れているだけで、行け容れられなくても不満には思いませんし。自分の一言が(一言にしては多いですが笑)作品に反映されるともちろんすごく嬉しいですけどね(笑) 
作者からの返信
作者からの返信
 
感想ありがとうございます。色々考えましたが、原作ではなく史実まで踏まえて執筆するとなると、厳しいものがあるので、現状のままで話は進めます。読者ひとり一人に銀英伝の世界観があるように、私は私の世界観を基に書くしかないので。そこを変えるとなるとそもそものプロットから変えることになります。プロットまで変えるなら、更新止まりますし、そうなったら、もう私が書きたいものではなくなるので。
あと、原作の登場人物が出てきたら、もっとこういう意見は出てくると思うので、感想で指摘すればシナリオが変わる前例も作りたくないので。ご理解お願いします。 
clematis
clematis
 
良い点


 
コメント
長文感想に返信ありがとうございます。
それだけでは何ですので、他の方が指摘されていたけれど修正しきれていない
乳母兄弟 の報告を

1話:目覚め
2話:転生?
3話:母の憂鬱
5話:決意
6話:顔合わせと晩餐
14話:領地経営と次の事業
15話:交渉と領地の進捗
18話:父の憂鬱
20話:入学
24話:特別候補生
26話:ザイ坊と兄貴の日 
作者からの返信
作者からの返信
 
ご指摘ありがとうございます。修正したつもりになっていたのですごく有り難いです。修正対応完了しました。引き続きよろしくお願いします。 
ジントH
ジントH
 
コメント
次話以降の主人公の結婚の流れが楽しみです。
有能な子供が継承者でない場合の実家とのつながりをどう残すか、単純に軍部貴族でしかない両親の理解の外にある利権を作り出し、国レベルで影響力を持つ主人公の扱いは帰国時点でじっくり再度家族会議をする必要がありそうかな。

二男くらいのふつうの縁組なら軍人として優秀な息子を人材提供するくらいで問題なかったんだろうけど。

追記・三男としての今後の身の建て方としていくつかパターンがあると思います。
1.養子として他家へ。2.兄貴との縁など使い後継者の絶えた家の復興、もしくは新興貴族家を興す形。3.実家で持つ「男爵」株による分家もしくは現状維持。です。

銀英伝のこの時期特にファンタジー作の貴族の様にぽんぽん爵位は上がらないことです。なので一度与えられた爵位上がらないことを考え領地も新たに与えられることはあっても新規開拓並みであると想定されます。

これらの前提に加え帝国でも屈指の資本力と多くの貴族とのつながりを持ち新たなさらなる起業(利権)の可能性を持つ主人公であるがゆえにどの未来に進んでもプラス面とマイナス面があります。
・一般的な考え方として1>2>3と前者ほど実家との縁が薄くなります。

・主人公の自由度は2独立>3長男が継ぐ本家という微妙な存在>1婿養子と、前者ほど妻など選択の自由度が高くなります。

・ほかの貴族からの風当たり、貴族の力学などは3分家なので>1既存家の跡継ぎという範疇>2新興は歴史が浅く爵位が上がるほど門閥の抵抗がある、復興でもラインハルトのパターンで抵抗が考えられる。

養子というものについて意見をおしゃっている方の意見は省きます。

今後作者さんがこれらを踏まえてどの方向の道を主人公に進ませたいかということが大事だと思います。
1なら婚家への配慮がかなり必要ですが養祖父が理解があるようなので内政に一定の自由度が出るストーリー。
2では門閥貴族を刺激しそうでその面の宮廷内の話を多く書けそうに思います。
3なら父が現役の間は親子という関係と分家と本家という微妙な気遣いなどほぼ現状のまま先送りとなり長男へ代替わりするあたりでもめるお話を書くとかも考えられます。
主題にある経済面が主軸となるだろう話に少なくない影響を与える選択肢になるだろうと思います。

私は婿養子の定義については深く考えなくていいと思っています。(あからさまにおかしいのは別で)
大事なのは作者さんがこの作品を今後どの方向に進めるかでそのための通過点としてどの選択肢を選ぶかでいいと思います。
婿養子で不自由と考えられても貴族としての力学で選ばざるを得ない場合もあるし、祖母が話してるように主人公の意見を聞いてからという流れもあるので両親が説得されるという布石もあります。
このように私は考えているので私は「婿養子」についての感想に編に引っ張られないでもいいと思います。 
作者からの返信
作者からの返信
 
感想ありがとうございます。ジントHさんも婿入りには注目されているんですね......。
clematisさんの感想にもあったんですが、結婚しない案もあったんですよね。そっちにすればよかったかなあ......。どうなるかは翌日の12時以降をお楽しみにして頂ければ幸いです。よろしくお願いします。
※2018/10/11追記
ご意見ありがとうございます。今思えば、政府系の貴族で後継者が絶えた伯爵家を再興させても良かったかもしれませんね。で、帝国の直轄領を開発させるとか......。ただ、軍も経済もかなりブーストかかるので原作の時代には、帝国が無双状態になりそうな気もしますが......。 
clematis
clematis
 
悪い点
それが権力を得る事だったり、階級を得る事だったり、名声を勝ちとることだったりする訳だ。
→人によっては、それが

でしょうか?
 
コメント
初感想が長文になってしまってドキドキでしたが、返信にほっとしました。
ありがとうございます。
またしても長文&婿入り話を引っ張って申し訳ないのですが、よろしくお願いします。

婿はどこまで行っても婿で、婿入り先の人間には死んでもなれないものなんですよ。そこに婿入りの悲哀があるわけで……。
あと婿入りの伯爵家当主って、所詮、【中継ぎの当主】ですから。それでも分家の男爵家の当主より扱いはマシなのかもしれませんが……。
まあ、婿入り先の家の後押しはありますでしょうが、でもそれなら嫁の実家の援助をあてにするのでもいいはず。
次男のケースでも、ルントシュテット家に力があって息子が可愛ければ、次男を養子にしてもらって相手の縁戚の娘を嫁がせる形にしてほしいと交渉くらいはするんじゃないかと。
で、ザイ坊の場合は直系の孫に婿入りで、すべてそろった家付き娘の所に行く、それも相手が財産家という、最悪のパターンなわけですよ。
ルントシュテット家によるシュタイエルマルク家とリューデリッツ家の取り込みに近い感覚でした。とのことでしたが、本人が婿入りしただけでは取り込みになりませんよ。相手貴族家の主要人員をルントシュテット家の人間に入れ替えることができたら、取り込みになるでしょうが、通常の婿入りは種馬としての一代限りの血の提供ですよ。
もし、身の回りの使用人も料理人もつれていけなくて、すべて相手の家が用意するとしたら、家って安住の場じゃないですよね~。乳兄弟すら家の中までは連れていけないかも。
それとも使用人の最低でも半分はルントシュテット家の人間に入れ替えしてくれるんですか? 執事等の上級召使までそうしてくれれば、最低限の相手貴族家の誠意を感じますけど……。
婚姻時の契約にもよりますが、婿入り先の財産には普通ほとんど手がつけられないし、昔から屋敷で働く使用人たちからしたら、たとえザイ坊が伯爵になっても本当の主人は現当主の孫娘のままなんですよ。
ザイ坊自身がお金を作れる人だから、結婚時の月々の仕える予算は幾ら~とかの契約はしないのかもしれませんけど。でもすべてをザイ坊自身が持ち出すなら、タダ働きの種馬要員の上、集られることになる?
婿入りって自力で爵位を得られないけれど、貴族のままでいたい子息には救済策になるかもしれませんし、当事者夫婦が相思相愛だとしたら良策でしょう。あと考えられるのは、家同士の持ちつ持たれつで、直系に女子しかいなかった過去に婿を出してもらった借りがあって成立する案件とか。でも、ザイ坊の場合はその手の柵もないし、ないわ~ホントないわ~と、なってました。
養子に入ったうえで相手の家そのものにルントシュテット家の人間が半分は浸透して、相手の孫娘さんを嫁にっていう、最大限ザイ坊に配慮した縁談ならありだけど、世間的に下に見られる婿はない。
勅命でルントシュテット家の後継者をザイ坊にすげ替えるっていうのは、考えてませんでした。
作者さま返信で読んでも、ありえないと思いました。
そんな、ルントシュテット家と長男嫁の実家の2貴族家に喧嘩売るような勅命、まともな皇帝なら出さないでしょ、と。
だいたい長男自身、軍の若手の出世頭じゃないですか。それを引きずり降ろしてって、いくら独裁制の帝国でもやれるんでしょうか? 側近とか誰か止めません?
他の軍閥系貴族からのヘイトもたまりそうだし、実質、褒美じゃないですし。
帝国の存続を望んでいなかった原作のアル中皇帝ならやるかも……ですけど、現皇帝やザイ坊の兄貴たる次期皇帝がそのような勅命を出すとは思えない。
ザイ坊に取り潰して王領になっている元門閥系貴族の領地と爵位を与えることはあっても、すでに立派な後継者がいる貴族家の後継問題に、まともな皇帝なら口出さないはずです。
関係者の誰もが喜ばない、喜ぶのは対抗貴族家が増えなかった門閥貴族だけじゃないでしょうか。で、もしそのような実質罰ゲーム的勅命がでたとしても、こちらの仲良し家族なら、伯爵家内部では実質的にはそのままで、ザイ坊が爵位を継いでも長男を当主代行にしてしまって、ザイ坊は子どもを作らず、次の伯爵は長男の息子にっていうことにしてしまえばいい。
皇帝としても門閥系貴族の力を大きくし過ぎないために軍閥系貴族にはそれなりにがんばってもらいたいんですよね?
この状況で、後継者チェンジの心配って必要なんでしょうか? 
あるとしても、ザイ坊を別の貴族家の当主にして軍閥系貴族を増やす方向じゃないかと。で、ルントシュテット家としてはそういう他所に盗られる心配をするならわかる。
ザイ坊流出防止として、手持ちの爵位を与えるなり、跡継ぎのいない血縁貴族家に養子に出すとかならわかるけど、それまで直接付き合いのなかった貴族家に婿として完全に手放すのはありえない。
で世間様にはザイ坊が相手令嬢を傷物にした、ルントシュテット家が弱味を握られて脅された、ザイ坊が疎んじられて追い出された、等々、想像をたくましくされてしまうわけですよ。ほんと、ザイ坊みたいな人間の婿入りはありえないですから。
後、息子を婿に出すって、そこのお家が子どもをちゃんと一人立ちさせる力がないってことだから、それで身が立つような息子じゃない場合、婿入りの打診そのものが、失礼なことなのでは?
ザイ坊みたいな人間に婿入りの申し込みってかなり図々しいというかなんというか。次男の場合のように、当事者同士に強い関わりがあるなら、そっと打診してみるってありでしょうけど、ザイ坊に婿入りを申し込む貴族家って、才覚のある莫大な資産&利権を持ってる人間をよこせって、無茶苦茶な要求ですよね。
ザイ坊自身も婿という社会的弱者(?)におとされるわけですし……
ルントシュテット家としては申し入れがあったことに憤っていい案件かも。
ザイ坊に婿入り申し込みした貴族家当主たちは、厚顔無恥のろくでなしかも。これって、申し込んだことが世間に知れ渡ったら、非常識な、と眉を顰められるんじゃないですか? 
少なくとも、ザイ坊が持ち出す資産と同等のものをルントシュテット家に支払う能力なさそうな辺境貴族たちは、非難案件ですよね~。
困窮している名門貴族家が、養子に来てください、か、婿養子に来てください、で、家を好きにしていいですから家名を残して盛り立てて、現在残っている召使と領民をどうぞよろしくお願いします。とか、本家が複数所有している爵位の中でも高いものを娘につけるので、どうぞ結婚してそちらの経済圏に入れてください、とかの申し込みのほうが現実的だと思うんですけど……。
帝国の貴族家って、ザイ坊に婿入り申し込みが殺到するくらい恥知らずばかりなんでしょうか? 
作者からの返信
作者からの返信
 
「人によっては、それが」は前の文で、「人によると思うが」と入れているので、くどいかなあと思って抜いた部分ですね。推敲する時間を改めて取った時に入れるかどうかもう一度検討しますね。
婿入りは、ここまで反響があると思っていなかったので、正直戸惑ってます。
顔さんの返信にも書いたのですが、史実の西洋史ではなく、東洋の婿入り感覚ととらえて頂ければと思います。なので、ザイ坊は爵位も継げるし、当主としての権限を持つことになります。
現在の感覚でいうと、大会社の創業家の三男が、同じ規模の大会社に婿入りして社長になる。その創業家の株式に関しても無期限の委任状を持っている感じです。既に投稿済みですが、肩身の狭い思いはしないので、数話まず読んで見て欲しいです。引き続きよろしくお願いします。 
つん
つん
 
良い点
ワレンコフ・上手くやれれば地球教の詳細や経路に本人の亡命まで出来るが、商売人の友誼は読めないww

20年分wwwヤンの身柄貰う気満々ww
 
 
作者からの返信
作者からの返信
 
感想ありがとうございます。ワレンコフさんは書いていても楽しいキャラなので、大暴れしない程度に活躍を期待している存在です。現段階では書き進められていますが、年表とか見たときに、『だからこの年代スタートの作品少ないのか......。』って思いました。引き続きよろしくお願いいたします。 
(*・ω・*)
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コメント
否定はしませんよ?だって私が書いてるわけでもないんだし(笑)
あくまで参考、そんなことを言うやつもいるのか程度に思ってていただけたらいいです。

ただ普通に考えて金の卵を産むガチョウを余所にあげるだろうかと思って。いくらおすそ分けが見込めても当然自分が持っておくでしょう。縁が切れる「可能性」があるのがいけないんです。だって実家とのかかわりはザイドリッツ次第でしょう。養父に対して強く出られる婿ならなおさら。あとルントシュテット家が次男・三男を送り込んで2つの家を乗っ取り、さらに皇太子との繋がりも強化(これは自動的に)していくと新たな派閥形成と見られてしまいます。
それともう1つ重要なのが婿入りは養子ではないということ。日本というか東洋では婿入りは婿養子と言ったりもするように割と同一視されてますが、それは「家」を残すために養子をとって継がせることが割と一般的だからです。西洋では血縁が大事で、養子が家門や領地を継ぐというのはあまり聞きません。娘しかいない家は婿を取るのですが、それは婿が養子となってではなく、あくまで娘が女領主でありその長男が継承することを見込んでいるわけです。
マリア・テレジア・フォン・ハプスブルクと結婚したフランツ・フォン・ロートリンゲンは、恐らく世界で最も有名な婿入りの1つだと思いますが、彼はフランツ・フォンハプスブルクになることはありませんでした。その長男はヨーゼフ・フォン・ハプスブルク=ロートリンゲンとなるわけです。ザイドリッツも婿入りしたところで名前は変わりません。終生ザイドリッツ・フォン・ルントシュテットです。息子がリューデリッツ伯○○・フォン・リューデリッツ=ルントシュテットとなります。そしてこの場合でも一門の主と領地は婿入りした相手の、ザイドリッツの妻のものです。先の例で言えばハプスブルクの当主の座も、オーストリアの領主もマリア・テレジアです。フランツは領地の一部を与えられてトスカーナ大公になりますが、これは飛びぬけて領地を多く持つハプスブルクだからできる処置です。現在エリザベス女王に婿入りしているエディンバラ公フィリップは領地らしい領地はありません。これは時代的の関係だとしても、ヴィクトリア女王に婿入りしたアルブレヒト・フォン・ザクセン=コーブルク=ゴータは爵位も領地も貰わず、結婚して20年ほどたってから「王配殿下」の称号をもらうまでイギリスにおいてはまったくの無位無官でした。

認識のずれといえばそうなんですけど、単に婿養子というものに関する認識の違いでしょう。東洋の婿養子と西洋の婿養子では大きく異なり、東洋人も多くいそうな自由惑星同盟ならともかく、ゲルマン偏重の帝国においては西洋式の婿養子でしょうから。
あと東洋的な思想だと「家」が中心で、長男はもちろん次男三男が稼いだ金も家の金みたいなところがありますが、西洋ではもちろん家の金がないわけではありませんが、個人的に商売をするなどしてあげた稼ぎはその個人の持ち物です。つまりルントシュテット家のほうがザイドリッツのおこぼれに預かっている状態ですから、力関係で言えば完全にザイドリッツが上、親でなければそもそも結婚に口を出すことがおかしいくらいですね。だからこそ邪魔になって追い出したように見えるわけです。
ちなみにリューデリッツ伯爵家に婿入りしてもリューデリッツ女伯爵の夫になるだけでザイドリッツが伯爵になるわけではありませんよ。領地経営には参加できますが、言ってしまえばそれだけです。なのでこの話に前向きな父上はアホではないのかと言ったのですが、東西の家の経営に対する認識の差でしたね。

リューデリッツ家に行ったザイドリッツが貴族社会の荒波を押し分け、婿という低い立場にも負けず、実家にいたときよりも悪い条件でさらに商圏を広げに行く戦いはそれはそれで面白そうにはおもえます。兄は苦労しそうですね、 
作者からの返信
作者からの返信
 
感想ありがとうございます。うーん。正直、あくまで原作は尊重しますが、西洋史の事実まで踏まえるとなると厳しいなあ......というのが率直な思いですね。仮に西洋的な婿入りを想定すると、そもそも論で帝室に500年女帝が出ていないことも、貴族の淑女が基本的に政治・経済を勉強しないこともおかしな話になりますし......。
ルントシュテット家は代々軍人でしたが、政府や宮中でも代々その職を継ぐ貴族家があるはずですが、そうなると~侯爵夫人が宮内尚書みたいな感じで出てきてもいいはずが、政治に実際に携わったのが皇后になった後のヒルダだけなんですよ。
そうなると、直系で爵位を継いだ人材と、婿入りしたので爵位は継げない人材が出てきますが、代々の役職についてもらう人材にわざわざ足かせ付けるのかな?とも思う次第で......。
作者は受験は政治経済で乗り切ったので、西洋史はWikiで一度読んだレベルです。なので至らない点は申し訳ないですが、東洋的な婿入りという事でご理解いただければと思います。よろしくお願いします。 
(*・ω・*)
(*・ω・*)
 
コメント
婿入りするとザイドリッツが手にする利権に関してルントシュテット家が口を出すことはできなくなるでしょうに、父上はなんでまたそんなことをする気になったんだろうか。レオ利権や皇帝との友情はザイドリッツ個人のものなので、ルントシュテット家側が一方的に損をしているでしょう。つまりザイドリッツ個人は伯爵家当主になれて動きやすくなりますが、ルントシュテット家は莫大な酒利権・皇太子との繋がり・金を稼ぐ息子を一気に失います。
もちろん人の関係ですから、婿入りしたからと言って実家と絶縁するわけではありませんが。彼がそういうことをするかはわかりませんけど、仮に「婿入りした以上リューデリッツ家の人間であり実家は無関係」と言ってしまえば彼らに酒の分け前をあげなくともよくなります。もちろんザイドリッツの側にも色々と言われるでしょうけど、酷いやつだ!みたいな意見はあんまりないでしょう。だって普通に見れば極めて優秀で、次々に巨大な功績をあげ、皇帝に才能を認められて皇太子とは友人、士官学校在学中に特例で少佐になるような天才の三男が邪魔になった長男と当主が彼を追い出したように見えます。
まぁこれは極論だし暴論かもしれませんが、要するに言おうと思えば言えるし、貴族というのは極僅かでも可能性があれば全力で突っ突きに行くでしょう。封建領主というのは政治家兼資本家ですから、何もザイドリッツの大嫌いな門閥貴族でなくとも。

あるいはそれをリューデリッツ伯と二人三脚で粉砕するお話になるかも。たぶんお婆様はできません。いくら実質的な領主として領地経営をしていたとはいえ、所詮は箱入りお嬢様ですから。というのも見た感じ「素敵な旦那様」に恋焦がれる姫の頃から何もかわってないと思ったので、たぶんリヒテンラーデ候やカストロプ公、ブラウンシュヴァイク・リッテンハイムが(たぶん)やっていた権力闘争みたいなのはできないでしょう。

何にしても今後彼がどうするのか、婿入り話は蹴るのか、婿入りして軍部と経済の雄として門閥貴族を千切っては投げ千切っては投げ(笑)するのか、それともすべてに嫌気がさしてフェザーンに高跳びして「今カウフ」になるのか。どれにしたところで父上の胃に危機が迫っているのがわかります。 
作者からの返信
作者からの返信
 
感想ありがとうございます。顔さんも婿入りは否定的な感じかあ......。
あまりにも優秀で巨額の資産を持つ3男ってなると、伯爵家の当主にしないのかという話も出そうなので、外に出す方が無難かなあとも思っていたんですよね。3兄弟は仲が良いですが、当人たちもそれなりに人格者だから成立している話で、普通なら兄たちもザイ坊に嫉妬してもいいでしょうし、陛下とも仲がいいともなれば、勅命で後継ぎはザイ坊みたいなこともなくは無いと考えて、外に出す方向にしたんですが......。
ちゃんとは計算してませんが、ルントシュテット家も伯爵家の中では飛びぬけた財力をすでに持っているでしょうし、変に家督争いになるくらいならこういう判断もあるかなあと......。
マリアおばあ様は領地経営や貴族間の交渉は出来ても、権力闘争までは私も無理だろうと思います。
読者の皆さんとの認識にかなりずれがありそうで、これからが不安ですね。今後も忌憚なく感想を頂ければと思います。よろしくお願いします。 
clematis
clematis
 
コメント
はじめまして。
紹介サイトで知り、しばらく前から毎日の更新を楽しみに読ませていただいています。
ありがとうございます。

今回の婿入り話は親御さんたちの選択に、疑問しか湧きませんでした。
次男は婿入り先が尊敬する上官の家で、親族が少なそうなうえ、お相手が養女と、やりやすいかも。
三男はこれまで婚約者が決められなかったのはしょうがないとして、今になって、これだけ有能な息子を他家に出すなんてありえない。
親戚でもなんでもない本当の他家に肩身が狭い婿に出すって、これまでの主人公の家への献身を考えると、人の道に背いているというか、信じられないような非道な仕打ちですよね。
そして、ぱっと見に、次男の婿入りより条件が悪そうなんですけど……
同格の伯爵家で、我慢して婿入りしても、次期当主、でしかないですよね。
それとも結婚は数年後で婿入りと同時に当主の座を譲られるんですか?
下手な縁談をまとめたら、次期皇帝の不興を買うんじゃないかな、とか心配しないのでしょうか?
とにかくこの婚約話がまとまったとしたら、周囲から、何か後ろ暗い事情があるのかな、と勘ぐられるような不均衡な婚約なような気がします。
もうね、主人公により一層重荷を背負わせるというか、足枷のためのものとしか思えない。
ビジネスしたいという息子の本心が判っていてのこの仕打ち。

こちらも親の心、子知らずだ。

という部分で、この父親にイラッとしました。
それとも婿入りしたら軍人やめてビジネスのみ、惑星二つの領地経営も好きにできるの? 現当主がいるのに?

 母上も了承しているとなれば、あの二人も従うでしょうし。」

という所で、この父親サイテーだな、になりました。
まあ、貴族の子息の婚姻って親が決めるものなのかもしれないけれど、嫁取りの婚約者を宛がうのと、婿入りを納得させるのは話が大きく違う。
従わせるってことは、事前に両家で話をまとめてから、本当に決定事項として知らせるんですよね?
せめて、いくつか候補を絞って選ばせるとか……
だいたい今のレオの販売は誰が取り仕切っているのでしょうか?
帝国歴450年に、フリードリヒコレクションを立ち上げて販売する準備も始めたらしい。とありますが、こちらはどうなっているのでしょうか?
主人公、家から出しちゃったら、先々でレオのお墨付きって取り消されちゃわない?
ていうか、よそのお家にお婿に行っちゃったら、もうレオには関われませんよね?
すでに、部下に丸投げになっているのかもしれませんが、全く口出しできないのと人に任せているのは違う……
27歳の次男の婚約を今の時期にまとめるのは判るけど、20歳の三男の婚約をどうして今決めなくてはいけないの?
まあ、じゃんじゃん送られてくる申し込みを断るのは大変でしょうが、親としてそれくらい頑張ろうよ。それこそ次男の27歳くらいまで引っ張っていれば、皇帝陛下からお声掛かりがあるかもしれないし……。
誰が見ても納得するような好条件というわけでもなし、焦って今決める必要ありませんよね。
さて、ザイ坊はこの婚約にどんな利を見出すのでしょうか?
いろいろやりたい彼ならこれもまた好条件と喜ぶのでしょうか? だとしたら、さすが父親ってことでしょうけど、彼は所有したいわけじゃないから、婿入りって必要ないですよね……。
あとたかが惑星二個ていどの開発で満足し続けることなんてないはず。
あ~このあたりも主人公を過小評価されているようで、ムカッときたんですね。この程度のお家にわざわざ婿入り……と。
家を捨てたら面白いのに~。ありえないけどグリンメルハウゼンさん家の子になったりしないのかな。
窮屈な婿入りをするくらいなら、貴族家を興しちゃえと思ってしまう。
もしくは同じ婿入りでも、血筋がいいとか爵位が上とかでより名門なんだけど金銭的に困窮していて、婿入りしてもザイ坊が圧倒的に立場の上なお家とか探してきて、さっさと他家の人間になっちゃうとか……まあそれはお祖母さまがいるから、ないでしょうけど……。
続きが楽しみです。 
作者からの返信
作者からの返信
 
感想ありがとうございます。励みになります。特に長文で、想いが伝わるような文面だったので、しっかり読み込んでいただけているのだと、すごく嬉しく感じました。
大前提で、跡取りを婿入りでとるという事は、その家の血がもうやせ細ってしまっているからだと、個人的には判断しています。分家などの血縁があれば、そちらに跡取りを任せないと、あとあと不満が爆発しかねないので。なので、数話以内に出てきますが、「婿入りして頂いた」という感覚で、迎えられることになります。
感想をいただいた中でそういう受け取り方が多かったので少し驚いているのですが、執筆している最中は、ルントシュテット家によるシュタイエルマルク家とリューデリッツ家の取り込みに近い感覚でした。毛利家の吉川家と小早川家の取り込みみたいな感じですね。リューデリッツ伯爵家も、原作であのドケチ帝にイゼルローン要塞建設を任されているので、かなりの家柄でもあると思います。ルントシュテット伯爵家の領地は惑星ひとつなので、そういう意味でも同格以上という認識で書いています。
とはいえ作者にですら、軍人嫌だ、ビジネスさせろとザイ坊を書いていて感じるくらいなので、そうお感じになるのもごもっともだと思います。
ザイ坊が受けるメリットとしては伯爵家当主として行動できるという事です。貴族社会の中で、伯爵家当主なのか分家の男爵なのかは宮中ではかなり意味合いが変わります。現在で言うと社長と支店長くらい変わります。原作でフレーゲル男爵をあしらうことは出来ても、ブラウンシュバイク公爵の場合は一応話を聞かなければいけないでしょう。そう言う意味で、分家の男爵だと関わるには難しい事にも関われるとご理解いただければ幸いです。
フリードリヒコレクションはRC社で管理しているので、関われなくなることは無いので安心してください。また、領地の経営もRC社と契約しているので、報告書は作るでしょうが、ザイ坊の意向が最大限反映されます。
没にした案ですが、叔父貴の家に婿入り案もありました。ただ、別作品で似たような設定があることと、ザイ坊が婿入りした場合、帝位を争った結果の自滅が、この2人のシナリオだと門閥貴族が判断する可能性が出てくるので、候補から外した経緯があります。「婿入り」と書くとマスオさん的なニュアンスになってしまうのかもしれませんが、そういう形にはならないので、明日の12時以降を今後も楽しみにして頂ければ幸いです。引き続きよろしくお願いいたします。 
ジントH
ジントH
 
コメント
ザイドリッツはともかく(というか出て行っても縁が切れないように実家が気を使わないといけない)次男の婚家などへの支援などどう考えているのでしょう。
結婚時の持参金としてのRC社株持ち出しを認めるのかどの程度許可するのか支援を他の辺境領主と合弁の形で行ってる取引のレベルで行うのか明らかに持ち出しを前提とした援助を行うのか。

貴族として考えるなら次男の生存の間はともかくその後迄RC社へ影響力を子会社レベルならともかく本体に持たせることは貢献度的にもないと思われるのですがどのあたりを落としどころにするのかな?

相手の爵位もはっきりしていなど相手が誰ということで悩むのと同じくらい資金や利権持ち出しをどの程度にするか悩むところなんじゃないかな。

そして主人公にも当人が固辞しそうだけど同程度(創業分配でなく一族としての分配)の持参金提示が求められるそのあたりバランスをどうするのかな? 
作者からの返信
作者からの返信
 
感想ありがとうございます。励みになります。貴族の財産分与の仕組みについては、そこまで詳しくないのですが、現在の家族法のような財産分与を行うと、家の力を維持できないと思うので、RC社の権利についてはルントシュテット家とザイトリッツで半々持っていますが、ルントシュテット家の分は基本的にはルントシュテット家が手放す判断をしない限り、ルントシュテット家に属する形になります。
支援の内容については高利回りの債権を数百万帝国マルク位かなあと考えています。
ザイトリッツの持参金については、本人が既に宇宙でも個人では屈指の富豪なので、特に考えてはいませんでした。原則で考えればルントシュテット家から持参金を出すことになると思うのですが、この場合、ザイトリッツに相応の持参金までつけるとなると、さすがに断る話になるので、リューデリッツ伯爵家からすると優秀で富豪の跡取りが得られるかわりに持参金は無しというのが妥当なのかなあとも思います。感想返しをしながら考えた事も多いので、色々抜け漏れがありそうですが......。よろしくお願いします。 
(*・ω・*)
(*・ω・*)
 
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ヤン家が万暦赤絵の家になりそう(笑)

ザイドリッツを婿入りはルントシュテット家を考えると損しかないようなきがするが。騎士爵でもいいから分家にしておけばルントシュテット一門になるけど、入り婿にしてしまうとあくまでも血縁関係にあるだけの他家になりますから。そして皇帝と誼というか親しいのはルントシュテット家ではなくザイドリッツ。今後も何らかの功績をあげて爵位なり領地なりを賜る可能性なんかも考慮すると、勿体ないというか損ばかりな気がします。短期的には利益になるでしょうけど、後方支援で功績をあげてきたルントシュテット伯爵がそんな目先の利益に飛びつくものか。あるいは私の知らない利益が見込めるのだろうか。

欧州の貴族は基本的に爵位は複数持ってますね。ドイツの伯爵で有名どころというとルクセンブルク伯でしょうけど、当主はたいていルクセンブルク伯・ナミュール伯・リニー伯を兼任していたらしいですね。リニー伯に関しては後に分家して、神聖ローマ貴族にしてフランス王国の軍人という欧州のごたごたではよくある状況になり、将軍を多く輩出してパリに宮殿まで構えフランス貴族化してしまいますが。
銀英伝にも出演(笑)しているブラウンシュヴァイク公はリューネブルク公、ベーヴェルン公、エールス公、ヴォルフェンビュッテル侯を兼ねていたとか。公爵位を4つ、侯爵位を1つ持っていればその領地の付随する権利は莫大なものでしょうから、大きな権力を持ち権勢を誇ったことでしょう。問題は大きすぎて実質独立国となってしまったことで却って力を弱めたことでしょうか?(巨大貴族ではなく小国になってしまった笑)


あとクラーゼン元帥(たまにクラーマーと混じる笑)
確かに彼はあまり武勲を挙げてるイメージはない。もちろん元帥になってる以上はある程度は叛乱軍との戦いで武功を上げ、加えてそれなりの家の出であるからこその元帥なんだろうけど。 
作者からの返信
作者からの返信
 
感想ありがとうございます。ザイトリッツを婿に出すのは、ルントシュテット家だけで考えれば明らかにマイナスだとは思います。ただ軍部貴族の団結であったり、軍部内やRC社の活動をしていく上で、騎士爵で活動するのか、伯爵家当主で活動するかでかなり見え方が変わるので、ザイトリッツの今後の為にも出す方が良いと判断した感じですね。
貴族の爵位の兼任でいうとハプスブルク家なんかが極端な例ですよね。最終的にはとんでもない領地を治める事になりますし。
クラーゼン元帥は何した人なのか分からないんですよね。幕僚総監って、メックリンガーが就任するまで名誉職の匂いしかしないので.....。この人もかなり良い家柄で、帝国軍の儀礼的な催し物の列席要員なのかなあと考えていますね。もし前線指揮官の適性があれば元帥府開いてるはずですし。引き続きよろしくお願いします。
 
つん
つん
 
良い点
貴族株・代々の貴族籍か 原作ですと名門でも血が細くなって消滅か戦死で直系どころか近親者居なくて召し上げあったぽいからな~元々のドイツ貴族ってか欧州ですと領主には複数の爵位に多国籍で呼び名が変わるのも珍しくないですよね
イングランド王でフランス大貴族とかが有名ですし
 
 
作者からの返信
作者からの返信
 
感想ありがとうございます。この辺は原作でも曖昧な所ですが、子爵とか男爵なら、貴族株と表現していいのかはわかりませんが、大貴族は持っていたと思うんですよね。そうしないと分家を立てる際に、爵位を帝室からもらわないといけないのですが、分家を立てる人物が必ず大功を立てられるかというとそうでもないと思うので。引き続きよろしくお願いします。 
んんん(・∀・)
んんん(・∀・)
 
コメント
フェザーンで合資会社かぁ。
通常のフェザーン商人よりも安価でやり取りしそうだからトータルでプラスになりそう。
上手くイゼルローン回廊経由で貿易させればフェザーン経由よりも辺境一体に安く様々な物を持ってきたり、同盟に販売できるかもしれないなぁ。
赤字財政の同盟国債も大量購入出来たら更に笑えるけど、さすがにそれは難しいかなぁ。
まあイゼルローン回廊使うには戦争終了後になったとしても、その時要塞が敵対勢力に占領されてなければ問題ないし、その時まで待つ時間以外、問題ない、かな!? 
作者からの返信
作者からの返信
 
感想ありがとうございます。励みになります。合資会社はどちらかというと戦争中の相手国の資本が自由に入り込むのもおかしな話なので、こういう形にした部分もあります。展開は読んでのお楽しみにして頂ければと思います。
個人的には防御力がある戦闘艦ならまだしも、イゼルローン回廊と同盟側の星系には、両軍の戦闘で生まれたデブリが星の数ほどあるはずなので、簡単に民間船が航行できるのかなあとも思っています。引き続きよろしくお願いします。 
ドンコ
ドンコ
 
良い点
思いつかない接点ができた事。

これだけのはなしをすむに書けること自体に言葉がありません。
 
悪い点
なし
 
 
作者からの返信
作者からの返信
 
感想ありがとうございます。ドンコさんのお気遣い、嬉しいです。引き続きよろしくお願いします。 

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