つぶやき

黒猫大ちゃん
 
ニュース等で耳にする第二次大戦中の……
 戦闘機による民間人への機銃掃射について……なのですが。
 家の親族にも受けた人間が居るらしいです。親が昔、そんな話を聞いたと言っていましたから。

 う~む、しかし、無抵抗の民間人……と言うか、生身の人間を躊躇いもなく撃つ事が出来るようになるのでしょうかねぇ。自分の身に置き換えると、命令だから、と言う以外にも何か乗り越えるべき理由が必要になるような気がしますが。
 まぁ、贅沢は敵だの言葉に『す』を付け足して仕舞うタイプの人間なので、平和な時代に生まれて良かったと言う事なのでしょうか。 
黒猫大ちゃん
 
そうなのでしょうねぇ。
 飛行機乗りだとそうなるのでしょうねぇ。爆撃機だともっと実感が涌かないのでしょう。
 ただ、陸軍の場合だと事情は変わると思いますが。

 密林で敵軍と鉢合わせ。その瞬間、躊躇いなく銃のトリガーを引けるか、と言うと、どうもそうではなかったようですから。第二次大戦中までは。
 俺は引けない(兵士には向いて居ない)。
 実話かどうか定かでは有りませんが、大戦中の埴生の宿の逸話などもありますし。

 それ以後は……戦争から帰還して来た兵士にPTSDが多発している例から推測出来ますか。 
海戦型
 
うちの地元では
機銃掃射の痕跡が建物ごと残ってたり、そもそも実家のばあさんが実際に銃撃を受けた話をしていたので、そう言うものなのかと普通に納得していた幼少期でした。10年くらい前までは畑から機銃の弾が出てきたという話もありましたね。

撃ってる側はそこに人がいると真面目に考えてはいなかったと思いますよ。思ったとしても少数でしょう。命を奪うといってもやるのは狙ってトリガーを引くだけです。視点も空の上だから命を奪ったという実感はかなり薄まっていただろうと想像します。
一応敵国だし、こちらに大義はあるし、命令も下ったし、罪悪感も大してわかない。当時の兵士の心理状態は分かりませんが、倫理観は麻痺していたでしょうね。

戦争をしない時代なのは有り難いことです。我々は戦時中に出来なかったこと――例えば大戦の辛い部分を調べたり学んだりして、平和がどういうものかを実感することが出来るわけですし。