つぶやき

N.C
 
風景の不明瞭さ
自分の小説でよくあるのですが、風景というか構造を明確に構築しないで小説を書いています。キャラクターがどのように動くか、という明確な風景はわかるのに、その周囲の本当の意味での風景が構築されていない。『山』や『街』という記号や、『四分割された市街構造』という大雑把な指針はあるのに、突き詰めた設計が存在しない。どこのどこにどんなものがあるというのが、二段階目で終了して三段階目まで到達してないんですよ。
だから、ある一族が山住みしてましたといっても、山体の構造や標高まで考えないんですよ。その時その時のイメージで考えてしまうから、前後の設定に齟齬が生じるんです。
小説などでは、そんなの言語道断でしょう。
なので、最近は下手なりに絵をかいて、構造を確定しようとしています。ただ下手すぎるので自分の視界にすら映したくなくなるのが現状ですが……。誰か風景構造を描く専用の絵師をくれ(暴言
さて、まぁ、みなさんもキャラクターの動向はイメージできるのに周辺の風景がイメージできなくて錯綜したなんて思いでもあると思われます。ならない方は相当に根本的な設定を作りこんでいらっしゃる方かと。
あと、錯綜なさらない方はよかったらコツとか教えてください。二次創作だと土台がある程度できているので、オリジナルを作ったことがある方をお願いしたい所存です。 
N.C
 
貴重なご意見、ありがとうございます
>Jジュンさん
絵師欲しいですよねぇ(切望
なるほど、画像を見ながらですか。ありがとうございます。
にしても、自分の作品の風景って色々おかしいから大丈夫かなぁ。あるかなぁ。

>海戦型さん
齟齬が生まれるのは言語道断だと思います。齟齬生まれたらなんか読む気失せそうですし。何回も再構成したくなりますし。
周辺環境を事細かに伝えたらそれはそれで邪魔ですよね。神社の装飾を仔細に言われて歓喜する人ってそうそういないと思います。
MUGEN……調べたら2D格闘ツクールみたいなもの、って書かれてたのですが、これで合ってるのでしょうか? 
海戦型
 
そこまで決める必要があるんでしょうか?
確かに齟齬が生まれるのは不味いですね。大まかなイメージを固めてそれを基点に定めないと作者が迷子になります。
でも、小説では地理を事細かに伝える暇はありませんからそこまで決めなくとも別にかまわないと思います。要は大雑把なイメージがあって、「そう言う場所もあるかもしれない」と読者に思わせることが出来れば構造は後から組み上がります。無理に形を決めすぎると逆にインスピレーションの幅が狭まりますし、確定させるのが必ずしもいいこととは言い切れません。
小説の導入部に、場所や地域に関しての説明を軽く入れればイメージが固まりやすいです。まぁこれは別に自分が考えたわけではなくて、周囲の小説を読んで気付いた事なんですが。

・・・・・・ちょっと昔、MUGEN界隈という所に住んでまして。キャラは既存のものを使えるけど舞台は自力で考えるというのが良くある事だったんで、そこまでオリジナル書いてないけどコメさせてもらいました。

追記:mugenは大体そんな感じです。同人界隈に近いのでいろいろと(著作権とか格ゲー界隈との隔たりとか)問題を抱えた場所ですけど、良くも悪くもきわめて自由度が高いので、ある意味あそこで下積みしました・・・懐かしい。