つぶやき

N.C
 
今日は話すことが多いな
という戯言。なんてことはない。自分のただの譫言ですね。
今日書くことは、昨日学校から受け取った『R-CAP』という資料と今日見かけた猫のことです。あと一つ書きたかったんですが忘れました。
ということで。

『R-CAP』っていうのは、自分の所属する学校がやった『進路適性検査』に使われた、リクルート社のビッグデータを使用した統計学的な適性検査のことです。そして、『「興味・関心」から見たきみのタイプ』と『「得意・自信」から見たきみのタイプ』、『「興味・関心」から見た満足できそうな職業TOP20』と『「得意・自信」から見た満足できそうな職業TOP20』、『職業適性ランキング123』と『学問適性ランキング28』といった算出をしてくれます。
そして結果。見事にいい職業がありませんでした。
まず職業系の前者では、一位がCADオペレータという工業系の職業。しかし自分は商業系。二位はWEBクリエイターなのでまだいいです。しかし三位が営業事務、四位が金属加工作業ってどういうこと? ねぇ、HTMLとかプログラミングを生かす場所はいずこ? 俺って統計学的にこんなのに興味があるの?
そして職業系後者。一位がホームヘルパー……っておい待て。俺はホームヘルパーが一番得意なのかよ。統計学的に正しい結果なのかよ。そんな感じになりましたが、この後にもっと有り得ないのがありました。二位が総務――――そして三位が海上保安官。……なんだこの面子は。
そして、何故か両者の上位に小学校教諭と幼稚園教諭とかあったのは無視します。えぇ、無視しますとも。
続いて学問適性ランキング。職業適性ランキングは上記の奴で済ませました、はい。そして学問適性ランキングですが――――歴史・文化学がぶっちぎりでした。しかし『非常に高い』という域まで届かない自分の恨めしいまでの平均さ加減。『非常に高い』と『非常に低い』が職業と学問両方にないほどですからねぇ。どこまで平均で行くつもりだよ、突出しろよ一つくらいと思いましたけど。
担任曰く、あくまで統計学的な『適性』だからと言ってました。だからって子の適性は有り得んと思ってましたけど。
ちなみに、『作家・ライター』は職業系前者の十四位でした。

そして猫の話。ちょっと可哀相な猫の話です。上記の話よか短いです。
今日の部活の終わりに、部室まで行く道すがら、一匹の猫と遭遇しました。動かぬ右後ろ脚を浮かせ、残った三本の足で必死に歩いている猫です。右後ろ脚と尻尾近辺は泥に汚れ、今にも倒れそうになりながら、見るからに衰弱した様相で歩いていました。しかも、そこは車が通ります。しかし猫の歩く速度は微々たるもので、しかも車の通りそうにない場所に移そうとすると必死にこちらから逃げようとするんです。結局、自分は安全なところに引っ付いて誘導することしかできませんでしたが、正直、もし車が来てたらどうなってたんだろうと考えてました。ちょうど、その時頭に浮かんだのは、始業式の日に見た車に轢かれて肉と皮が反転したような轢死体を晒していた猫です。あれは総毛立ちました。ちなみに。先輩との話の結論として、虐待という憶測が最有力候補となっていました。
みなさん、そんな感じの猫がいたら、出来る限り殺されないように誘導してあげてくださいね。偽善ですが。