つぶやき

織部
 
シシカバブ~!
 近所にシルクロード料理の看板を掲げるお店ができたので行ってきました。
 新疆ウイグル自治区出身のママさんが料理をしていて、モンゴルとウイグルの料理が中心のメニューで、とりあえずシシカバブを注文。
 柔らかな肉質で臭みがなく、香辛料の効いた辛めの味はビールに合うことでしょう。
 続いてラグメン。目の前で小麦粉をこねて器用に麺を作ってくれました。切れていない一本の長い麺で、長く生きられるように、という意味があるそうで向こうではお祝いの席でよく出されるとのこと。具は羊肉とニンニクの芽にニンジンと玉ねぎ。あっさりとした塩味でとても食べやすかったです。
 チュチュルという聞き慣れないスープを注文。これは羊肉のワンタンスープで、なにかの香草も入っていました。しっかりとした脂味があるにも関わらずしつこくないという食べやすさで、白酒(パイチュウ)のチェイサー代わりに飲めました。
そう、白酒。パイチュウが置いてあるのが嬉しかったのですが、ワインは日本産のものしかないのが残念。
 シルクロードといえば敦煌、敦煌といえば涼州、涼州といえば涼州詞――。

 葡萄美酒夜光杯
 欲飲琵琶馬上催
 酔臥沙場君莫笑
 古来征戦幾人回

 いつか本物の夜光杯で葡萄酒を飲んでみたいものです。

 あ、あとウイグルでは中国共産党の圧政が酷いみたいで少しでも批判的なことを口にすると拘束される。日本でも共産党のスパイがいるかも知れないから怖いと言っていました。
 やっぱりヤバイ国だな、中国……。