つぶやき |
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『最初の夜に』と言う作品を公開して有ります。 冷たい雨の降り頻る晩秋の夜。少女の元を訪れた存在とは一体……。 尚、ゼロ魔二次『蒼き夢の果てに』第79話。 タイトル、『我が前方に……』は、 新年1月1日の更新を予定して居ります。 神の畏れを纏い襲い来る炎の触手。そして現われる炎の少女神。 しかし、それでも尚、届かない圧倒的なまでの……恒星に匹敵する炎の邪神の神威。 イオン化した大気が雷を発生させ、大地は固体から一足飛びに気体へと昇華して行く常軌を逸した灼熱の世界。 四方に浮かぶ五芒星。そして足元に浮かび上がるヘブライの魔法陣。 アテー、マルクト、ヴェ・ゲブラー…………。 そして紡がれる聖なる詞。 「我が前にラファエル」 |
それでは今回はハスター、クトゥグア、炎の精。それに、ヨグ・ソトースの説明を行って置きます。 ハスター。 クトゥルフ神話に登場する邪神、旧支配者(グレート・オールド・ワン)と呼ばれる強大な力を持った存在の一員とされるモノです。 四大元素の風に結び付けられる邪神。「名状しがたいもの」、「名づけざられしもの」「邪悪の皇太子」とも呼ばれて居ますね。 ヨグ=ソトースの息子でシュブ=ニグラスの夫とされる。四大元素の「水」に結び付けられるクトゥルフとは半兄弟とされていますが、ハスターとクトゥルフは対立していると言われています。 また、ヴルトゥームもハスターの兄弟とされています。 ハスターはしばしばおうし座にあるヒアデス星団およびアルデバランと関連付けられ、ヒアデス星団に存在する古代都市カルコサの近くにある「黒きハリ湖」に棲んでいる、あるいは幽閉されているとされています。また、プレアデス星団のセラエノ(ケラエノ)もハスターの支配下にあるという説があります。 ハスターの姿がどのようなものであるかは、詳細は不明。 目に見えない力である、触手に覆われた200フィート大の直立したトカゲである、ハリ湖に棲むタコに似た巨大生物と関連している、などの説が有りますか。 ハスターが人間に憑依した際には、犠牲者の体は膨らみ鱗のようなものに覆われ、手足から骨が無くなり流動体のように変形してしまい、これはハスターが去った後でも治る事はなかったようです。 少なくとも、お友達に成る事が出来る相手でもなければ、信仰する対象としても、どうなんでしょうかねぇ、と言う存在でしょうか。 どう考えても、真面な知性が有るようには思えないのですが。 尚、ハスターとシュブ=ニグラスとの恋愛小説と言う物が存在して居るのですが……。 果てさて、どんな内容なんでしょうかねぇ(白々しい)。 クトゥグア。 旧支配者に分類される神であり、顕現する際は「生ける炎」の姿をとる。地球から25光年離れたフォーマルハウトを住処にしているとされています。 フォーマルハウトの近くにあるコルヴァズという星に封印されている説もある。また、コルヴァズがフォーマルハウトの別名であるという説もある。 ニャルラトテップの天敵であるとされ、かつて地球上に召喚された際にはクトゥグアはニャルラトテップの地球上の拠点であるンガイの森を焼き尽くした。 ただ、コイツの場合、クトゥルフ神話には地・水・風の邪神は存在しているのに、何故か『火』だけ存在していない、と指摘されてから後に付け足された邪神ですから……。 炎の精。 クトゥグアに仕えており、クトゥグア召喚の際、地球に現れる奉仕種族。地球上に出現した時には、無数の光の小球に見える。また、フサッグァと言う長がいるらしいです。 炎の精は知性ある気体、あるいは霊体として現れる……、らしいのですが、人間が理解出来るような知性が有るかどうかは疑問。 そもそも、クトゥルフの邪神の中で真面な知性が有るのは這い寄る混沌だけだと言う説もあるぐらいですから……。 ヨグ・ソトース。 ヨグ=ソトースは時空の制限を一切受けない最強の神性にして、「外なる神」の副王とされ、時間と空間の法則を超越しており、全ての時と共に存在し、あらゆる空間に接していると言われて居ます。 アザトースは自らの意思の代行者を必要とし、そのために「無名の霧」と「闇」。そしてニャルラトテップを生み出し、内「無名の霧」からヨグ=ソトースが生まれた。 当然、その力はクトゥルフ達、旧支配者の比ではなく、旧支配者たちは巨大な力をもっていても所詮は地球スケールの存在であるが、 外なる神は宇宙スケールの存在になる……らしいです。 ヨグ=ソトースは時空連続体の外側、全てに隣接するがどこにも行けない場所に追いやられている。 また、外世界にいるものどもは『銀の鍵』を使ってヨグ=ソトースを通過せねばならないとされています。 顕現の際、その姿は絶えず形や大きさを変える虹色の輝く球の集積として現れ、互いに接近したり離れたりしている。この球体に触れると火脹れ、組織の乾燥、骨の露出を起こす。 ネクロノミコンにも詳細な記述は少ない神性なのですが、超古代の魔道書「エイボンの書」にはヨグ=ソトースについてある程度詳細な記述があるようです。 しばしば時空そのものであるとも解釈される。 何と言うか、こんなヤツをゼロ魔二次にどうやって絡めるの、と言う存在。 ただ、ある有名な作家から、 「過去、現在、未来を体内に納め、あらゆる時空間に同時に存在するくせに、人間の女と交接して自分の子を孕ませてしまう、ヨグ=ソトースの俗物ぶり」 ……と称される点が、この邪神を一番表現して居ますかね。 もっとも、ウチの二次に登場したのは、その時空連続体の外側に追いやられている本体とは違いますから、其処まで訳が判らない存在ではないのですが。 それでは今回はここまで。 尚、ここに書いたのは飽くまでも『クトゥルフ神話』に記された邪神たちですから、私が描いているゼロ魔二次に、このままの連中が登場するとは限りません。 多少はアレンジしますし、顕われると人を喰う事しか考えていない連中ではシナリオの展開が画一化されて仕舞いますから。 それに、裏側で動いて居るのは、ここに上げた連中と言うよりも……。 追記。……と言うかネタバレ。 クトゥルフ神話に登場する邪神に安易に力を求めた人間は、最終的に破滅します。 そして、私の物語内でも、その部分は、今までも、そして、これから先も踏襲して行きます。 PS2版をやりましたね。 少し、記憶が曖昧に成りつつ有りますけど。 |
本日(12月18日)、15時30分以降に更新を行います。 放たれる聖なる槍と、迎え撃つ黒き闇。そして、蒼穹の彼方へと消える聖なる槍。 襲い来るバルザイの刃。聖槍を失った主人公に、迎え撃つ手段は有るのか? そして顕現する炎の―――― 炎の邪神とその眷属が登場? 次の更新は、 1月1日、 『蒼き夢の果てに』第79話。 タイトルは、『我が前方に……』です。 神の畏れを纏い襲い来る炎の触手。そして現われる炎の少女神。 しかし、それでも尚、届かない圧倒的なまでの……恒星に匹敵する炎の邪神の神威。 イオン化した大気が雷を発生させ、大地は固体から一足飛びに気体へと昇華して行く常軌を逸した灼熱の世界。 その世界を果たして主人公は、そしてタバサは救う事が出来るのか? 追記。 12月25日に一話完結の短編を公開します。タイトルは『最初の夜に』。 興味が有りましたら、覗いて見て下さい。 |
ボレ○とか、ラ・ヴァル○だとか、春の○だとか、美しき○きド○ウだとか。 ずっと聞いて居ると何時の間にやら三拍子。 う~む、こんな必要、あるんでしょうかねぇ。 |
毎度毎度、ゼロ魔二次ではあまり見かける事のない魔物や邪神を登場させている『蒼き夢の果てに』。 その魔物の解説をここに挙げて置きます。 もっとも、今回は『私は何処から来て、何処に向かうのでしょうか?』に登場した死に神の解説も同時に挙げて有りますが。 それでは、ゼロ魔二次『蒼き夢の果てに』第77話に登場した魔物の説明から。 星間を渡るものビヤーキー 名付けざられしものハスターの奉仕種族。 体長は二~三メートルほど。人語を解し、なつかせる事も可能。 大きな翼で、宇宙空間を高速で飛翔する能力を持つと言われています。 ただ、その速度は地上では時速七十キロ。宇宙では光速の十分の一。腰に有るフーンと呼ばれる、良く判らない器官を使用すると光速の四百倍の速度でワープが可能だそうです。 ……って言うか、大気圏下の飛行速度が遅すぎるぞ、ビヤーキー。小学生のエースが投げる球でも時速百キロは出るでしょうが。 バッティングセンターなら、百三十までは余裕で打てる私なら、ビヤーキーは簡単にホームラン出来るな。 ……と言う訳で、大気圏下でのスピードは、そんな遅い速度ではない設定で表現して居ます。 後は、常にキーキーと言う非常に耳障りの悪い金切り声を上げて居るとか、 脚はしっかりとした作りに成って居るのですが、ほとんど歩くと言う事はなく、常時飛行している、とか、 地球上に拠点を持って居ることはなく、空気のない小惑星や彗星の核に住んで居る、とか言われている存在です。 風に乗りて歩むものイタカ こいつもハスターの眷属。小神と言ったトコロでしょうか。 人間に似た輪郭を持つ途方もない巨体、人間を戯画化したような顔、鮮紅色に燃え上がる二つの目を持ち、足には水かきがある。 目撃者の中には、「眼のある紫の煙と緑の雲」と表現した者もいるらしいです。 カナダの先住民の間で、氷雪の夜に森林地帯を徘徊し、風に乗って目にも留まらぬ速さで現れ、人間をさらって行くと言われる精霊「ウェンディゴ」として知られています。 なんと言うか、良く判らない存在。大気のような希薄なヤツのようなので、ある程度物質化したアストラル体的な表現を行って居ます。 上手く表現出来ているかどうかは微妙なのですが。 黒き神チェルノボーグ コイツは『私は何処から来て、何処に向かうのでしょうか?』の第15・16話に登場した敵なのですが……。 スラブ神話の死に神。その名前は「黒い神」を意味するらしいです。 その名前から、夜や闇、破壊と死、冥府の神・悪神として捉えられることが多いものの、その本来の性格については不明。 神話中においては、白や光を司る善神ベロボーグと対をなすものとして語られて居ます。 最初、白い神と黒い神が協力して世界を創り上げたのですが、その後に対立。黒い神の方は地上に落とされて邪まな精霊に変えられた、と言う神話が残されているようです。 もっとも、この手の神話は結構有りますから、取り立てて珍しいと言う訳ではないのですけどね。 こんな感じですか。 それでは次回の解説は大物。名付けざられしものハスターと、生きて居る炎クトゥグア。それと、炎の精に付いての解説を行う心算です。 それではまた。 |
本日(12月4日)、15時30分以降に更新を行います。 現われる星間を渡るものの大群。片や到着する援軍。その背に黒き羽根を持ちし少女の正体とは一体? 蒼穹より振り下ろされる絶対零度の拳。そして、黎明の光りと共に現われる飛竜の一団とは一体何者? 星間を渡るものビヤーキー。風に乗りて歩むものイタカ登場。 次の更新は、 12月18日、『蒼き夢の果てに』第78話。 タイトルは、 『生きている炎』です。 放たれる聖なる槍と、迎え撃つ黒き闇。そして、蒼穹の彼方へと消え去る聖槍。 襲い来るバルザイの刃。聖槍を失った主人公に、迎え撃つ手段は有るのか? そして顕現する炎の―――― 追記。この週末に、パソコンの修理を行う心算です。 流石に、バックアップを作る事が出来ない状態は危険過ぎますから。 う~む、車検とパソコンの修理。重なるとイタイなぁ。 それに、どれぐらいの時間が掛かるかが判らないのもイタイ。 |
本日(11月27日)、15時30分以降に更新を行います。 異界化した世界での戦い。美月の脳裏に浮かぶ懐かしい、しかし、有り得ない思い出。虹色の光輝と共に現われた少女とは一体誰? 為される同期。そして、黒き闇と、眩いまでの蒼光との激突。果たして、この黒き闇と、白き光との永劫の戦いに終止符は打たれるので有ろうか? 次の更新は、 12月4日、 『蒼き夢の果てに』第77話。 タイトルは、 『風の眷属』です。 現われる星間を渡るものの大群。片や到着する援軍。その背に黒き羽根を持ちし少女の正体とは一体? 蒼穹より振り下ろされる絶対零度の拳。そして、黎明の光りと共に現われる飛竜の一団とは一体何者? 追記。パソコンの調子が悪い。 いや、そもそも悪いんじゃなくて、故障して居る。 書く分には問題ないのですが、バックアップを作る事が……。 今、ハードディスクがダメに成るとアウトだぞ。 |
どうにも、この第74話以降。ぶっちゃけ、第80話まで続く原作小説の『タバサと翼竜人』と似た形で始まる物語には、判らない単語が頻出しそうなので、ここに少しずつ解説を載せて行こうと思います。 『夜鬼ナイトゴーンド』(第75話夜の森に登場) 這い寄れニャル子さんを知って居る方ならば知って居るでしょうけど、アレの第一話に登場した魔物がナイトゴーンド。 不快に捻くれた二つの角の生えた頭部とびっしりと棘上の突起が生えた尻尾を持ち、背からは蝙蝠を思わせる翼を生やしている。 鯨のような黒い光沢のあるゴム状の皮膚をしており、その体躯は漆黒である。 更に本来貌があるべき場所には意味ありげな空白があるばかりである。 こう言う姿形の、正に悪魔、と言う形容詞がぴったり来る奴。 本来は古き神深淵の大帝ノーデンス。私の物語内で言うと、銀腕のヌアザ(クラウ・ソラスの本来の所有者)の奉仕種族なので、主人公に敵対する事は有り得ないのですが……。 但し、場合によっては這い寄る混沌ニャルラトホテプも従わせる事が出来るらしいので、そっちの説の方を採用して、クトゥルフ神話的な聖域の守護役として登場させた次第です。 『黄衣の王』(第21話ヴァルプルギスの夜、第76話名付けざられしものに登場) うむ。ぶっちゃけ、21・76話以外にも、声だけの出演ならば、度々登場している黄衣の王くん。 第26話で野犬を操ったのが彼なら、その後のティンダロスの猟犬を召喚したのも彼。 当然、ラ・ロシェールの港を壊滅に導いた魔物の暴走も彼の仕業ですから。 尚、本来、『こういのおう』『おういのおう』と読むはずなのですが……。 この『蒼き夢の果てに』内ではどう読むかは秘密です。 それで、この黄衣の王と言うのは、 黄衣の王は、ボロ布のような黄色い衣をまとい、蒼白い仮面を被った人物。 黄色い衣は布ではなく皮膚に類するものである、とも言われ、古風な金の象眼細工が施された黒い縞瑪瑙の留め金「黄の印」を持つ者の下に現れ、その魂を食らう。 「黄の印」を所持する者は自分の意思でそれを捨てることが出来ない。 ……などと言う、小説のネタに使うには微妙なキャラなのですが。 ただ、表題の名付けざられしものハスターの一顕現らしいですので……。 それと、見る者すべてを魅了するダンスを習得しているから、第21話のヴァルプルギスの夜に登場と成ったのですけどね。 但し、黄衣の王に『魔物を操る能力』が有るかどうかは不明。これは、別の神話から引っ張って来た能力。 更に、『次元移動能力』に関しても不明です。 『バルザイの偃月刀』(第76話登場) デモンベインの大十字九郎が操る武器として有名なバルザイの偃月刀。 もっとも、中国の武器の偃月刀とは、少し形状が違うような気がしないでもないのですが。 私の物語に登場したバルザイの偃月刀は、九郎が操るバルザイの偃月刀と同じ形状の片刃の湾曲した刀です。 ただ、本来は、ヨグ・ソトースを召喚する際に使用する法具で有って、アレで斬り合いをする武器と言う訳ではないのですが……。 まして、青銅製のはずですからね、アレは。 それでは、今回はこれまで。 未だ、濡れタオルで左目を冷やしながらですから、ちょいと辛いので。 次回は、ヨグ・ソトースの球体、ビヤーキー、イタカの解説に成りますか。 鞍馬山の伝承やスイス傭兵に関しては……。 どうしましょうかねぇ。 |
熱を持って居て、開くとイタイ。 表が忙しくて、それでも、根を詰めて書いて居たからか。 でも、年末年始は忙しいし、二月、三月期はもっと忙しいんだが……。 取り敢えず、今日はもう寝ます。 月曜日まで様子を見て、腫れが引かないようなら医者に行きます。 目薬をさすと少しよくなるかもしれないです。 でも充血してるようなら眼科に行ったほうがいいかもしれないです。 年末年始は毎年のことながら大変ですね。 |
本日(11月20日)、15時30分以降に更新を行います。 蒼き偽りの女神の元に立つ黄衣の王。『やがて星々の位置が正しい位置に戻る時、古き神々は力を取り戻すだろう』の予言。 討ち合わされる七星の宝刀とバルザイの偃月刀。そして現われるヨグ・ソトースの球体が七色の光を放った。 次の更新は、 11月27日、『私は何処から来て、何処に向かうのでしょうか?』最終話。 タイトルは、 『迎えに来たのは彼女の方ですよ?』。 異界化した世界での戦い。美月の脳裏に浮かぶ懐かしい、しかし、有り得ない思い出。虹色の光輝と共に現われた少女とは一体誰? 為される同期。そして、黒き闇と、眩いまでの蒼光との激突。果たして、この黒き闇と、白き光との永劫の戦いに終止符は打たれるので有ろうか? その次の更新は、 12月4日、 『蒼き夢の果てに』第77話。 タイトルは、 『風の眷属』です。 現われる星間を渡るものの大群。片や到着する援軍。背に黒き羽根を持ちし少女の正体とは一体? 蒼穹より振り下ろされる絶対零度の拳。そして、黎明の光りと共に現われる飛竜の一団とは一体何者? |
本日(11月13日)、15時30分以降に更新を行います。 顕われた黒き死に神。そして、名付けざられし少女、月の加護を受けし少女たちとの戦いの火蓋は切って落とされた。 果たして、不死に近い存在を屠る事は可能なのだろうか? 次の更新は、 11月20日、『蒼き夢の果てに』第76話。 タイトルは、 『名付けざられしもの』。 翼人の村に顕われた青年が語る蒼穹が歪む夜とは一体? 忌まわしき書物が語る予言との奇妙な符合。 そして、青年の周囲に顕われた十三引く一の虹色の球体が反時計回りの円を描いた。 その次の更新は、 11月27日、『私は何処から来て、何処に向かうのでしょうか?』最終話。 タイトルは、 『迎えに来たのは彼女の方ですよ?』。 異界化した世界での戦い。美月の脳裏に浮かぶ懐かしい、しかし、有り得ない思い出。虹色の光輝と共に現われた少女とは一体誰? 為される同期。そして、黒き闇と、眩いまでの蒼光との激突。果たして、この黒き闇と、白き光との永劫の戦いに終止符は打たれるので有ろうか? 題名の通り、つぶやきへの返信ありがとうございます。 すごく参考になる部分、また、こんな考え方もあったのかと驚かされる部分と多々あり、すごく興味深いものとなりました。 構成などもよく練られておられるんだろうな、と黒猫大ちゃんさんの小説の内容も気になりますw ゼロの使い魔は、多少ですがアニメを見て知っております。 だから自分でも読んでわかるかな、と。 かなり作品も進まれておられるみたいですので、ゆっくり時間をかけて読ませていただこうかなと思っています。 丁寧なご回答、本当にありがとうございました。 |
尚、今回の解説はかなりのネタバレを含む事は御容赦下さい。 それでは、美月が放った弓の技、『九鴉九殺』に関しての神話的な裏付け。 昔、中国の帝には羲和という妻がおり、その間に太陽となる十人の息子(火烏)を儲けた。 この十の太陽は交代で一日に一人ずつ地上を照らす役目を負っていました。ところが堯の時代になり、十の太陽がいっぺんに現れるようになったそうです。 これにより地上は灼熱地獄となり、作物も全て枯れて仕舞いました。 これに対して、堯がこの対策を依頼したのがゲイ(漢字が出ない)。ゲイは、初めは威嚇によって太陽たちを元のように交代で出てくるようにしようとしたが、効果がなかった。 そこで仕方なく、一つを残して九の太陽を射落とした。これにより地上は再び元の平穏を取り戻した。その後もゲイは中国各地で数多くの魔物を退治し、人々にその偉業を称えられたそうです。 ところが、子を殺された上帝はゲイを疎ましく思うようになり、ゲイは神籍から外され、不老不死ではなくなって仕舞います。 このときにゲイの妻の嫦娥(ジョウガ)も同じく神籍から外され、不老不死を失って仕舞いました。嫦娥から文句を言われたゲイは、崑崙山の西に住む西王母の元へと赴き不老不死の薬を貰って来ました。 この薬は、二人で分けて飲めば不老不死になるだけであるが、一人で全部飲んでしまえば昇天し再び神になることができるものでした。 ゲイの方は神に戻れなくても妻と二人で不老不死であればよいと思っていたのですが、嫦娥は薬を独り占めにしてしまい、ゲイを置いて逃げて仕舞いました。 嫦娥は天に行くことを躊躇して月へ行ったが、ゲイを裏切った罪のせいかヒキガエルへと変身してしまい、そのまま月で過ごすことになった。 これが、世に言う『嫦娥伝説』のあらまし。 おいおい、嫦娥さん、トンデモナイ悪女じゃないですか。 ……と言う訳で、これはエッセンスとして取り入れただけ(笑)。 先ず、美月の名前。美しい月。まんまですね。 そう、彼女は月の女神。アルテミスやダイアナなどの属性を得ていると言う事。 まして、『問題児たちが』の原作にも月のウサギが登場しているじゃないですか。月野うさぎがね。 故に、『弓』を装備しているのが基本形なんです。 彼女の正体は、月宮太陰皇君孝道明王。私の物語の色々な個所で名前のみ登場している『太陰星君』その人です。 もっとも、今は訳アリで人間に降籍されて居ますけどね。 表向きは『嫦娥伝説』の通りの理由。 裏側は……。秘密ですが、既に何処かには書いて有ります。 おっと、ついでですから、彼女が三娘さまと呼ばれる理由についても書いて置きますか。 西王母。中国は崑崙山に住む女仙のトップ。 この御方には七人の娘が居ます。 上から順番に、赤、橙、黄、緑、青、藍、紫。 ……つまり、これって虹の色。 その中の上から三番目。黄が美月に対応していると言う訳。 おや、そう言えば何処かに西王母の末の娘に関する記述を入れた記憶も有りますね。 さて、ここまで長い文章を読んでくれた人の為に、大きなネタバレを。 「特に三娘さまに関しては、夜ごと貴女の事を思っているのですよ。多分、貴女はお気付きではないと思いますが」 物語の悪役臭いニヤケた青年の台詞。この台詞を読み解くには、上記のネタバレが必要です。 美月は月の女神。 そして、彼は、その月を夜ごと思って見つめて居る存在。 それに、物語内の彼の台詞。 「すみません。僕は所詮、下っ端で、使い走り程度の仕事しか熟せないモノですから」 この部分から類推出来る邪神と言うモノが存在して居ますよ。 かなり危険なヤツですけどね。 さて、それでは次回は、夜鬼ナイトゴーント(ゼロ魔二次第75話登場)やその他の解説に成りますか。 具体的には星間を渡るものや、風に乗りて歩むもの。それに黄衣の王などの解説ですかね。 こんばんわ♪いつもありがとうございます<(_ _)> ショウガ伝説・・そんなものがあるのですね。 興味深いお話でした^^ 神話は面白いですね。 本編に入っていけるまでに個人的に少々勉強が必要みたいなので読ませて頂きました。 普段からアニメを見ていて、一緒に居る人に「あれはどういう意味?」だとか、 色々と当たり前のことを聞いてしまうみたいで・・理解力がないのでしょうね(^-^; 酷いときには比喩表現にも「こう言う事よね?」と聞いてしまいます(笑) 読書もあまりしてこなかったせいか、文章読解力が欠けているみたいです(滝汗 徐々に慣れていくしかないですね(´・ω・`) ・・と、駄文失礼いたしました<(_ _)>♪ |
本日(11月6日)、15時30分以降に更新を行います。 始まったスヴェルの夜。目を覚ます翼人の少女。森を進むタバサと主人公。 そして現われる夜の魔物。むせび泣くような風の音。果たして、翼人のコミュニティに起きて居た事件とは一体? 次の更新は、 11月13日、『私は何処から来て、何処に向かうのでしょうか?』第15話。 タイトルは、 『今度は黒き死に神が相手だそうですよ?』です。 顕われた黒き死に神。すべての生命を刈り取るその鎌の前に、名付けざられし少女の手に握られし勝利もたらす剣が更なる光輝を発した。 その次の更新は、 11月20日、『蒼き夢の果てに』第76話。 タイトルは、 『名付けざられしもの』。 翼人の村に顕われた青年が語る蒼穹が歪む夜とは一体? 忌まわしき書物が語る予言との奇妙な符合。 そして、青年の周囲に顕われた十三引く一の虹色の球体が反時計回りの円を描いた。 |
本日(10月23日)、15時30分以降に更新を行います。 放たれた金色の矢。祓われる紅き邪鳥の呪い。降り頻る雨の中、繰り広げられる神の領域での戦い。 そして黒き闇の呪いが目を覚ました。 次の更新は、 11月6日、 『蒼き夢の果てに』第75話。 タイトルは、 『夜の森』です。 始まったスヴェルの夜。目を覚ます翼人の少女。森を進むタバサと主人公。 そして現われる夜の魔物。果たして、翼人のコミュニティに起きて居た事件とは一体? その次の更新は、 11月13日、『私は何処から来て、何処に向かうのでしょうか?』第15話。 タイトルは、 『今度は黒き死に神が相手だそうですよ?』です。 顕われた黒き死に神。すべての生命を刈り取るその鎌の前に、名付けざられし少女の手に握られし勝利もたらす剣が更なる光輝を発した。 |
本日(10月23日)、15時30分以降に更新を行います。 人間と、翼人との諍いを収める為に、ゲルマニアとの国境に近い田舎町ゴアルスハウゼンを訪れる主人公とタバサ。その町で二人を待って居る事件とは一体? そしてまた、魔が騒ぐスヴェルの夜が訪れる。 次の更新は、 10月30日、『私は何処から来て、何処に向かうのでしょうか?』第14話。 タイトルは、 『降って来たのは雨。現われたのは黒い男ですよ?』です。 放たれた金色の矢。祓われる紅き邪鳥の呪い。降り頻る雨の中、繰り広げられる神の領域での戦い。 そして黒き闇の呪いが目を覚ました。 その次の更新は、 11月6日、 『蒼き夢の果てに』第75話。 タイトルは、 『夜の森』です。 始まったスヴェルの夜。目を覚ます翼人の少女。森を進むタバサと主人公。 そして現われる夜の魔物。果たして、翼人のコミュニティに起きて居た事件とは一体? |
それでは先ず、悪意の体現イゴーロナク(第70話王の墓所に登場)の説明から。 クトゥルフ神話に登場する邪神の中では明らかに小物です。コイツの憑巫とされる条件は少なく、少しでも邪悪な要素を持って居たら自分の司祭にする為に捕らえて放そうとしないそうです。 その邪悪と言う定義も、ちょっとした悪意。例えば、古本屋の主がちょっとした悪意から本を安く仕入れた。この程度の悪意でも、イゴーロナクの司祭。つまり、憑巫とされる条件と成るみたいです。 もっとも、悪意の体現イゴーロナクに憑依される為には、グラーキーの黙示録と言う書物に目を通す必要が有るのですけどね。 それでは次。湖の住人グラーキー(第74話湖の住人に登場)に付いて。 イギリスの湖、もしくはニューギニアに棲むとも言われて居ますが、はっきりした事は判ってはいません。 自らの信徒を『夢引き』と言う方法で誘き寄せて、グラーキーの棘と言う物を突き刺しアンデッド化して行く。こう言う能力の持ち主。 但し、現在は本来の能力を発揮出来ない為に、2~3km程度の距離にしか夢引きを行えないようですけどね。故に、被害が対岸の街でしか発生して居なかったのです。 尚、クトゥルフ神話に登場する湖の住人グラーキーの大きさは、小島ほどの大きさではないと思います。多分、三十メートル程度じゃないのかな。 まぁ、イゴーロナクからグラーキーに繋がる流れは、クトゥルフ神話に詳しい人ならば読めて居たとは思いますけどね。 それでは今回はこれまで。 次はかなりの大物を含んだ解説に成る予定です。 |
本日(10月16日)、15時00分以降に更新を行います。 照り付ける太陽。熱せられ、ひび割れた田畑。そして、始まる雨乞いの祈り。 蒼穹を覆う赤き羽根。紡がれる聖句。そして……。 次の更新は、 10月23日、『蒼き夢の果てに』第74話。 タイトルは、『翼人』です。 人間と、翼人との諍いを収める為に、ゲルマニアとの国境に近い田舎町ゴアルスハウゼンを訪れる主人公とタバサ。その町で二人を待って居る事件とは一体? そしてまた、魔が騒ぐスヴェルの夜が訪れる。 その次の更新は、 10月30日、『私は何処から来て、何処に向かうのでしょうか?』第14話。 タイトルは、『降って来たのは雨。現われたのは黒い男ですよ?』です。 放たれた金色の矢。祓われる紅き邪鳥の呪い。降り頻る雨の中、繰り広げられる神の領域での戦い。 そして黒き闇の呪いが目を覚ました。 |
本日(10月9日)、15時00分以降に更新を行います。 現れる湖の住人グラーキー。崩れ落ちる大地。紡がれる禍言。放たれる世界の義。ふたつの魂を持つ存在の言葉に、世界の裏側に蠢く人物の存在が示唆される。 そして、『我らの貴婦人』の前にて、新たなる誓約が刻まれた。 次の更新は、 10月16日、『私は何処から来て、何処に向かうのでしょうか?』第13話。 タイトルは、『現われたのは炎の邪鳥ですよ?』です。 照り付ける太陽。熱せられ、ひび割れた田畑。そして、始まる雨乞いの祈り。 蒼穹を覆う赤き羽根。紡がれる聖句。そして……。 その次の更新は、 10月23日、『蒼き夢の果てに』第74話。 タイトルは、『翼人』です。 人間と、翼人との諍いを収める為に、ゲルマニアとの国境に近い田舎町ゴアルスハウゼンを訪れる主人公とタバサ。その町で二人を待って居る事件とは一体? そしてまた、魔が騒ぐスヴェルの夜が訪れる。 |
本日(10月2日)、15時00分以降に更新を行います。 続けられるリューヴェルトとバンダナの青年との対峙。そして交わされる言葉。 夜。煙る湯気の中、敗者と勝者が並ぶ。そして次の目的が、名付けざられし少女の口から発せられた。 次の更新は、 10月9日、『蒼き夢の果てに』第73話。 タイトルは、『湖の住人』です。 現れる湖の住人グラーキー。崩れ落ちる大地。紡がれる禍言。放たれる世界の義。ふたつの魂を持つ存在の言葉に、世界の裏側に蠢く人物の存在が示唆される。 そして、『我らの貴婦人』の前にて、新たなる誓約が刻まれた。 その次の更新は、 10月16日、『私は何処から来て、何処に向かうのでしょうか?』第13話。 タイトルは、『現われたのは炎の邪鳥ですよ?』です。 照り付ける太陽。熱せられ、ひび割れた田畑。そして、始まる雨乞いの祈り。 蒼穹を覆う赤き羽根。紡がれる聖句。そして……。 |
本日(9月26日)、15時00分以降に更新を行います。 異界化が終息し、世界は夜の静寂に覆われる。黒き破壊神との誓約。蒼穹から舞い降りる白き結晶。そして……。 次の更新は、 10月2日、『私は何処から来て、何処に向かうのでしょうか?』第12話。 タイトルは、『今度は三人仲良く、だそうですよ?』です。 続けられるリューヴェルトとバンダナの青年との対峙。そして交わされる言葉。 夜。煙る湯気の中、敗者と勝者が並ぶ。そして次の目的が、名付けざられし少女の口から発せられた。 その次の更新は、 10月9日、『蒼き夢の果てに』第73話。 タイトルは、『湖の住人』です。 現れる湖の住人グラーキー。紡がれる禍言。放たれる世界の義。ふたつの魂を持つ存在の言葉に、世界の裏側に蠢く人物の存在が示唆される。 そして、『我らの貴婦人』の前にて、新たなる誓約が刻まれた。 |
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2013年 12月 25日 14時 52分