第二章
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ば娼婦の様な存在だがこの当時ではこれもまた普通であった。価値観も女性のあり方も恋愛も時代によって変わるものだ。
「宜しいでしょうか」
「はい。それでは」
彼女は仮面に笑みを含ませて答えた。そうして二人でそっと宴の場を出た。伯爵の友人達はそれを見ていたがあえて見ていないふりをした。それが当時のエチケットでもあった。
二人はベルサイユの中庭に出た。木陰では男女の影がちらちらと見えるがそれはあえて無視していた。そうした中で話をするのであった。
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