暁 〜小説投稿サイト〜
仮想空間の歌う少年
2ー2発目
[3/3]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


「どうしたの?」
「朝田さんが…あそこの裏通りに連れ込まれて…」

俺は新川君の話を最後まで聞かずに走り出した。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「あーさーだ?ゲロってるんじゃねえよw」

まさかスーパーの近くに遠藤さん達がいたなんて…!
指で銃の形を作られ、また発作が起きてしまった。それで今にも吐きそうなのを必死に抑えていた。
遠藤さんが私のバックから財布を出そうとした瞬間。

「…何やってるの?」

いつもの隣の幼馴染のあの声が聞こえた。だけど…

「なんだぁ。お前。」

遠藤さんがニヤニヤしながら佳に近づくが普通に無視しながら私のところまで行き。

「詩乃の幼馴染。…詩乃。帰るよ。」

そう答えると佳は慣れた手つきで私のバックを持ち、私をおんぶする。 …普通に恥ずかしいけど今は言えない。
そうすると遠藤さんはとても不機嫌そうに

「勝手に話進めてるんじゃ…」
「黙れ。」

この時。佳がとんでもない殺気を放ってた事に気が付いた。遠藤さん達はその殺気に一歩引く。

「本当は男女平等にボコボコにしたいところだけど今回は許してやるよ。だけど次詩乃に手を出したら…」

その時佳はやけに明るく、なおかつ殺気だった声で。

「どうなるかな?」

と言うとそのまま私をおんぶしたまま路地裏から出た。

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ