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大切なのは中身
第七章
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「佳澄さんは本当に素晴らしい方ですよ」
 そしてここでまた薫がのろける。
「それは私が保障します」
「やれやれ、それでもな」
「これには参るな」
 苦笑いのままクレープを食べ続ける。しかしそれでも笑っていることは事実だった。何故なら二人の心がわかったからだ。だからこその笑顔であった。


大切なのは中身   完


                   2009・5・31

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