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問題児たちが異世界から来るそうですよ? 〜無形物を統べるもの〜
一族の物語 ―我/汝、悪である― A
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・上記の条件を満たせなくなった時。
特殊ルール
意思をもって過ちの写し身を破壊したとき、参加者は霊格にダメージを受ける。
汝、我の閲覧を禁ずる。
参加者がゲームをクリアしたとき、このゲームによって受けた全ての傷は癒える。
宣誓 上記を尊重し、誇りとホストマスターの名の下、ギフトゲームを開催します。
封ぜし者“鬼道湖札”印』
「間に合った、兄さん?」
「かなりギリギリに、な。凄いぞ、アイツ。こんなに早く、鬼道と世界が深く関わりを持つ事を当ててきやがった。」
だがしかし、アジ=ダカーハはそれ以上の思考を・・・ルールによってできなくされた。
『ほう・・・単純な思考はできるようだな。しかし、深く考えることはできない。読み解く、という行為は封じられたわけか。』
「そんでもって、この現象を理解するものまた早い・・・」
「だねぇ・・・でも、正解。私のゲームをクリアしない限り、これ以上兄さんのゲームについて考えることはできないよ?」
そして、湖札の開催したゲームのクリア条件について考えることも出来ない。
このゲームをクリアしたければ、運次第になることを覚悟し、片っ端から目につく物を破壊していくという手段を取らなければならないのだ。
その度に、霊格に傷を負う覚悟をしたうえで。
「さて・・・我は鬼道に連なるもの。我は鬼道の乙女。我は力なき乙女。故に我は全ての力を託す。我が全てを託す。我は、鬼道の長に我が存在、その全てを託す。・・・今、我と汝は統一される。我が力・・・存分に、使いこなしたまえ。」
湖札は奥義を発動し、一輝と融合することで一輝の鬼道という霊格を完全なものまで引き上げる。
「・・・これで、俺は完全になった。お前を倒すのに必要な要素は全て揃ったぞ、アジ=ダカーハ!」
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