暁 〜小説投稿サイト〜
とある碧空の暴風族(ストームライダー)
新たなる力へ
Trick68_ウェーイとか間抜けな掛け声してろ!!
[2/8]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
≫は学園都市統括理事でもある赤神の直接部隊だ。たかが夏休みの宿題を忘れて
成績を落とすなんて事になってはメンツにも関わる。
そのため昼は特訓、夜は計画的に宿題を消化していったのだ。
さらに余談ではあるが、佐天の親友である少女は夏休み最終日は宿題に追われていたりする。

閉話休題

夏休み最後の思い出に川で友人たちと遊んだらどうかと信乃からの提案であった。

信乃にとっては川で遊ぶ事が出来ればいいと考えていたが、そこにメイドの鏡こと千賀紗和琥。

「川で遊ぶのでしたら水着が必要ですね? ご用意しています」

「なんで用意してんの紗和琥さん? 真剣(マジ)(キチ)な合宿だったはずでしょ!?
 遊ぶことなんて1%も予定していないのに何で水着を用意してるの!?」

「それはもちろん、メイドですから」

「答えになってない!」

などと信乃の本気のツッコミもありながらも一向は水着で川遊びをする事に決まった。



「いぃぃぃぃ〜〜〜〜やっほーーー!!!」

ということで冒頭に戻る。

川に来るなり、丁度いい飛びこみ場所を見つけた佐天は走り、その後を心配して御坂が追いかけてきた。

その光景を他のメンバーは呆れた感じで苦笑していた。

「佐天さんって、あのような性格でしたかしら」

「わたくしたちの記憶ではちょっと違ったと・・」

破天荒っぷりに泡浮と湾内。

「たぶん、佐天さんの常識とか日常の概念をぶち壊す経験をしたと思う・・・」

心当たりがあるのは幼馴染にして元凶(信乃)を一番知っている美雪は、遠い目をしていた。

「信乃と関わっていると、良くも悪くも常識とか分からなくなるの・・・。
 だから佐天さんが性格変わったのも、信乃関連というか、A・T関連というか・・・」

言葉を濁しながらも、その元凶の事をハッキリと示していた。

「美雪お姉様、お気持ちは痛いほどに分かります。
 かく言うわたしも常識を壊された一人でですから、とミレイは胸に手を当てて考え深く頷きます」

「わたくし達の常識も、大丈夫でしょうか?」

「安心して泡浮さん♪ ATの合格を貰った時点で、非常識の谷に落ち始めたから♪」

「落ちるってなんでしょうか!? その表現ですと自分ではどうにもできないように聞こえます!」

「・・・・・その通りです♪」「同じく、とミレイは明後日の方角を見ます」

家族としても、信乃の非常識には目を背けたいようだ。

「皆様、気を取り直して川で遊ぶのがよろしいかと。
 せっかく新作の水着を着てらっしゃるのですから、時間がもったいないと思います」

一時停止(フリーズ)している一向を、メイドの紗和琥が気分を変えるようにと言った。

「そ、そうです
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ