第1章 闇艦娘の提督
第04話
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響が甘すぎる悲鳴を上げたその刹那、提督はスッと女淫豆から口を離す。
今の今まで凶悪すぎる激流によって、女淫豆に凶暴な快楽を与え続けられていた響。
しかし、いきなり、突然、快楽の供給を止められてしまった。
あと少しで、本当にあと少しだけ刺激したらイク! というところで、提督は女淫豆を刺激するのをやめてしまう。
「え? ど、どうしたの? え、え? う、うそ……」
あと少し、あと少しでイける。
ほんの少し、ちょんッと女淫豆をつつくだけでイッてしまう。
ちょっとだけ、ふぅッと女淫豆に吐息を吹きかけただけでイッてしまう。
それなのに、提督は何もしてくれない。
ただただ、じぃっと、響の秘肉門を眺めているだけである。
「や……やぁぁ……」
女淫豆への刺激がいきなり途絶えてしまい、高まっていた女淫豆はどんどんと冷めていく。
火傷しそうなほどの熱を感じていた女淫豆が、どんどん、どんどんと冷めていき、同時に絶頂の期待感も喪失していく。
今の今まで激しく攻められていたのに、いきなり崖から突き落とされたような、どうしようもない絶望感が響を襲う。
崖から落下した響はまるで無重力空間に迷い込んだように、地に足がついていない、ふわふわとした奇妙な感覚にさいなまれている。
「や、やだ……やだよぉ……」
寂しい。
切ない。
悲しい。
何も無い。
身体にぽっかりと大穴が開いたような、ひどく空虚な感覚。
宇宙空間に投げ捨てられたような、ひどく寒々しい恐怖感。
喪失と恐怖……響はズキンと頭が痛んだ。
そしてうなされているかのように、消え入りそうな声でつぶやく。
「本当は……沈みたくなかったよ……」
響の声が聞こえた提督は、すぐさま身をのり出し、響の額に自分の額をぶつけた。
「響、お前……」
互いの鼻が擦り合うほどの至近距離で、提督は焦り顔を響に見せつけている。
「提督?」
響はきょとんとした顔で提督を見つめ返す。
それを見た提督は安堵した顔になって響から身を離す。
「焦らすなバカ野郎……記憶の封印が解けたのかと思ったぜ……」
「提督、どうしたの? 響、何かしたの?」
「なんでもねぇ、気にすんな」
提督はぎこちない作り笑いを響に見せながら、響の秘肉門をツンッとつついた。
「んぅッ」
響は脚をぴくんと揺らして反応する。
しかし、もはや絶頂に到達することはない。
ついさっきまで、響の秘肉門は吐息ひとつかければ絶頂を迎えてしまうほどに、限界の限界まで高まっていた。
だが今となっては後の祭り、冷めてしまった秘肉門は絶頂ゲージが最低値近くまで落ち込んでいる。
イキそうだったのにイかせてもらえなかった
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