第五十一話 Eurasia City Broken Highway
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ZXコンポジットにショットイレイザーを組み込んだことにより、ルインのバスターにも敵の弾を消滅させる能力が備わっている。
エックス「とどめだ!!プラズマチャージショット!!」
フォースアーマーの特徴であるプラズマチャージショットは、それそのものが強大な威力を誇るのみならず、着弾点にプラズマを生じ一定時間敵にダメージを与え続ける特性を持つ。
口を閉じる暇もなくシグマはプラズマチャージショットをまともに受けた。
凄まじい轟音と爆炎が立ち上り爆発するシグマ。
ルイン「やったの…?」
最初のシグマの反乱から続く因縁に対し漸く訪れた決着。
そんな筈は無いと2人の脳内で激しく警鐘が鳴らされる。
元来史上最強のイレギュラーハンターと称され、これまで何度倒そうがその度にしぶとく甦り、彼らの前に立ち塞がり続けてきた仇敵である。
度重なる戦いでエックスやルインが腕を上げている事を差し引いても、それでもこの程度で終わるような相手では無いのだ。
その時である。
爆炎の向こうに今までにない規模の大量のシグマウィルスが2人の感知器に察知されたのは。
ゼロ「伏せろエックス!!ルイン!!」
ハンターベースに戻ったはずのゼロがエックスとルインを押し倒す。
ルイン「…まさか…」
シグマがこの場所にエックスとルインを誘い込んだのは、彼らを抹殺する為ではない。
エックス「…奴に嵌められた…っ!!」
立ち込める煙を突き破って大量のシグマウィルスがその場を中心に広範囲に散っていく。
物理空間に具現化し飛翔していくものもあれば、ネットワークを通じサイバースペースに潜り込んでいくものもある。
エックス「…このままでは世界中のレプリロイド達に深刻な影響が…」
ルイン「早くどうにかしないと…」
ゼロ「ん?」
その時である。
エイリアから通信が来たのは。
エイリア『…こえる?…こ…ら……ンタ…ベース』
3人の通信機からエイリアの声が聞こえてきた。
シグマウィルスの影響で通信障害でも起こっているのかノイズが酷く音声が乱れている。
エイリア『エックス、ルイン、ゼロ。応答して』
エックス「こちらエックス。ルインもゼロもここにいる」
エイリア『そう。声を聞く限りどうやら無事のようね』
エックス「何とかな。俺達はシグマウィルスの影響は受けないようだ」
アイリス『よかった…』
アイリスの安堵した声が聞こえた。
シグナス『流石にイレギュラーハンターの英雄達を前にしてはシグマウィルスと言えど、そう簡単に支配できないという所か…もしくは何度もシグマと戦ったことで多少のウィルスではビクともしないのか……ともかくそこにいては危険だ。早く戻って来るんだ』
何処か
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