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ワンピース*海賊と海軍、七武海と白髭。「永久の愛を」《1st》
第二章
新たな旅
出航。4
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るって言わなかったから・・・エースは部屋を飛び出して行く事なんてなかった
そして黒髭との戦いで負ける事もなかった・・・!!
全部あたしのせいで・・・エースは・・・死んだ!」
「そんな事ねーよ」
自分を責める言葉しか出てこなくて
頭の上から聞こえてきた声に、
ゆっくりと顔を上げた
ルフィ「エースはぜってー・・・そんな事は思わねえよリノ」
リノ「っ・・・何で、そんな事・・・言えるの・・・!!」
両手に拳を作って立つと、蛆虫船長を睨んだ
ルフィ「もしもアイツが本気でお前に殺されたとか思ってたら!!!
エースはお前に・・・その指輪をあげてたと思うか!?」
リノ「っ・・・」
何も言えなくて、
目を瞑って唇を噛み締めて頭を下げた時・・・
リノ「!?」
蛆虫船長があたしの頭の上に手を置いた
あたしの周りで盾が反応し始めたとしても
蛆虫船長は軽く笑った
レオン『コイツの能力はゴムゴムの実≠セ』
・・・つまりはあたしの電撃は、効かないって事ね
ルフィ「リノ、レオン!!」
あたしから数歩後ろへ下がった蛆虫船長が、
麦わらの一味全員が蛆虫船長の後ろに立つと
皆があたしとあたしの横にいるレオンを優しい眼差しで見た
ルフィ「俺たちと一緒に来い!!!」
―――力強い声で蛆虫船長がそう言った途端、
優しい風が髪を靡かせた
風があたしの身体と心を吹き抜けると
涙を堪えて小さく、頷いた
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