暁 〜小説投稿サイト〜
『自分:第1章』
『県外留置/逆戻り』
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感じた。



寮長にお願いをした。
学校終わり、必ず此処を通ってマサの家に行くユウ。
此処の駐車場から、最後に其のユウの姿を見さして欲しいと。

今思うと恥ずかしいほど純情な発言。
自分がキショイ...



高松着。
見慣れた景色。
『一時保護所』の看板が無くなってた。
皆で落書きした思い出の看板...何処へ?

代わりに在ったのは『子供ハウス』の看板...

子供ハウスって...
なんなんそれ...

ニャンニャンハウス、ワンワンハウス...
子供ハウス...

ペットショップみたいな名前。
不信感を抱いた。


児相と女相は同じ敷地内。
女相=女性相談センター。

女性寮は子供ハウスの横。
女性寮の前には小さな公園。
保護所に居た時、悪さしてた場所でもある。

女性寮でのご飯は、自分達で作る。
メニューは決まってる。
材料を貰いに行く。
グラウンドを挟み、裏に在る県立教護院の横の炊事場に。


このグラウンドも保護所居る時ごっつ走り込んだ。
懐かしかった。

不思議と、皆と離れて淋しい感情は薄くなってた。
思い出のおかげかな...

それより職探し。
また自立する!


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