『県外留置/逆戻り』
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感じた。
寮長にお願いをした。
学校終わり、必ず此処を通ってマサの家に行くユウ。
此処の駐車場から、最後に其のユウの姿を見さして欲しいと。
今思うと恥ずかしいほど純情な発言。
自分がキショイ...
高松着。
見慣れた景色。
『一時保護所』の看板が無くなってた。
皆で落書きした思い出の看板...何処へ?
代わりに在ったのは『子供ハウス』の看板...
子供ハウスって...
なんなんそれ...
ニャンニャンハウス、ワンワンハウス...
子供ハウス...
ペットショップみたいな名前。
不信感を抱いた。
児相と女相は同じ敷地内。
女相=女性相談センター。
女性寮は子供ハウスの横。
女性寮の前には小さな公園。
保護所に居た時、悪さしてた場所でもある。
女性寮でのご飯は、自分達で作る。
メニューは決まってる。
材料を貰いに行く。
グラウンドを挟み、裏に在る県立教護院の横の炊事場に。
このグラウンドも保護所居る時ごっつ走り込んだ。
懐かしかった。
不思議と、皆と離れて淋しい感情は薄くなってた。
思い出のおかげかな...
それより職探し。
また自立する!
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