第四章 完成 自分達の部隊 〜ミッドチルダ レリック事件〜
第一話 新たな教え子達
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はもそういってナカジマ二士の頭をなでた瞬間、ナカジマ二士は泣き出した
「えっと、なのはとナカジマ二士って知り合いなの?」
とりあえず俺はランスター二士の治療をしながら聞いてみる
「えっとですね。実は4年前の空港火災の時にスバルは高町一等空尉に救出されたんです」
「ああ、あの事件か。なるほど、それで感動の再会って訳ね」
4年前、俺となのはとフェイトははやての演習先に遊びに行ったことがあった
その時に起きた事件が空港で爆発が起きて大火災になったという事件だ
俺たちは場所も近かったってことでその場の管理局員の援護をしていた
まあ、俺の記憶に残ってるのはどちらかというとはやての....やめておこう。後でしめられる
でも、そうか。そんなつながりがあったってことか
俺は納得しているとランスター二士が俺の姿をまじまじと見ていた
「ん?どうかした?もしかして足の痛み引かない?」
「い、いえ。失礼ですが、お名前伺ってもよろしいでしょうか」
その質問で俺は自己紹介していないことに気がついた
なのはは表にけっこう名前出てるから有名で、知っていてもおかしくないけど俺は違うからな
「あ、ごめんごめん。自己紹介まだだったね、俺は今回の補助としてよばれた遠藤蒼炎一等陸佐だよ、よろしく。ほい、治療終わり!」
そう自己紹介したら、ランスター二士がしばらく固まっていた
「え.....い、一等陸佐....」
実は俺、この十年間結構いろいろしてきたんだよね
そして気がついたら一等陸佐まで階級上がってました
まあ、まだ地上本部の先輩方からはひよっこ扱いだけど
俺ははやてと違って捜査はあんまりしてない
していても表沙汰にできないようなものばかりだ
だから階級がこんなに高くても有名じゃない
それにここ最近はずっと裏の仕事ばかりしてきた
主に地上本部の依頼だけど
一応所属は地上本部特別捜査部一課課長補佐ということになってるがこれは特殊部隊っていってもいいだろう
なんせ、管理局に数少ない殺しの任務を負う部署なのだから
「ん、別にかしこまる必要はないよ。というかそうされるとなんか歯がゆい。なのはと同じ感じに接してくれるとありがたいかな」
「は、はい」
俺は、あの日、空港火災があった日の事を思い出していた
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「はやて、前線指揮はまかせる。おれは元々氷結変換持ちだからな、冷却作業に回る」
「わかった」
そういって俺は上空に舞い上がった
眼下に見えるのは炎上している空港
今もまだ要救助者が中にいる。一刻もはやく火災を止めないと
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