第四章 完成 自分達の部隊 〜ミッドチルダ レリック事件〜
第一話 新たな教え子達
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はカートリッジ搭載型ーー闇の書事件の時はカートリッジシステムはまだ安定していないが古代ベルカ式魔法、及びデバイスの解析が進んだことにより、最近は安定したので様々な魔導士が使用しているーーの拳銃タイプ
ナカジマ二士だけなら心許ないがこの二人ならば突破できるかもしれない、というか見事に二人でお互いの短所補ってるんじゃないのか?
そんなことを考えていると二人が腰を低く、走る直前の、スタンディングスタートの構えをした
もうすぐ始まるな
さて、どんなものか見させてもらうか
そして、3カウント後に走り出した(滑り出した)
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まずは最初、ビル内に突入するのか上から進入するのか、どっちをとる
見ているとランスター二士がビルの上の方に向かってワイヤーを撃った
なるほど、そのデバイスは魔法だけでなくワイヤーガンとしての機能ももっているってことか
そして着弾したところに魔法陣が展開、先端をビルの壁に固定、ナカジマ二士を抱えて跳んだ
そのままナカジマ二士をビルの中に入れて、自分は高いところから比較的上層のターゲットをねらうって算段か
ふむふむ、うまいな
その後も二人とも的確にターゲットを破壊していって、ビル群から高速道へと走っていった
俺もそれを見て、二人の後を追っかける(もちろん高々度にいる状態のまま)
ビル群と違いここは広く見通せる
そのため比較的遠くから相手の玉が跳んでくる
それを躱しながら相手を撃破するのは今の二人のランクーー陸戦Cランクでは難しい
おっと忘れてた。今俺が居るのは管理局魔導士ランク昇進試験の陸戦Bランク昇進試験だ
なので二人とも今保持しているランクは陸戦Cランク、ということになる
だが見ている限り二人ともBランク相当の力は持っているようだ、なにか不測の事態でも無い限り合格することは出来るだろう
っと、どうやら多層式の道路の中に入っていったみたいだな
3段式だから上層に居ない限り見えないな
まあ、待つか。モニターって手もあるけどいいや、俺は試験官じゃないし
[蒼炎君、サーチャーから映像が来ないんだ。そっちでなんか見えなかった?]
「え?.....あーさっき流れ弾がなんかに当たって消滅してたな。それじゃないか?」
[ちょ!そういうことは早く報告してよ!!...今から私がそっちにいくね]
「了解。んじゃ俺も下の方にいったほうが」
[当たり前でしょ?じゃ、あとで]
はぁ...めんどうごとの予感
「アルティメイタム。飛行魔法止めて重力軽減魔法に切り替えて。ゆっくり降下する」
<了解>
とりあえずなの
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