暁 〜小説投稿サイト〜
Eve
第一部
第一章
二人の仕事(2)
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くれたらいいのにな。
ボクは掛け布団を口元までぽふっと掛けて、ぎゅっと目を瞑った。
「おやすみなさい……」
小さくつぶやく。
……。
「恭夜くん……」
少しだけ恥ずかしかったけど。ボクはそう、もう一つだけ小さくつぶやいて、迫りくる眠気に身を委ねた……。
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