第五十話 Shaved Ice Party
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は持てないでしょう」
ルイン「ちょ、エイリア言い過ぎだよ…!!」
親友のあまりの言い方にルインは怒るが、シグナスがそれを止める。
シグナス「構わん。私が現場経験も碌にない素人なのは事実だからな。皆も頼りないと思っているだろうが、少しでもマシになれるよう精進しようと思っている」
エックス「総監…」
シグナスの言葉にエックスも笑みを浮かべながら頷いた。
ゼロ「それにしてもあまり悪くは言いたくはないが、前総監が辞任して良かったと思っている。あの上から目線の物言いが気に入らん。」
エイリア「私がレプリロイド工学員の時もあまりいい評判は聞かなかったものね。レプリフォースのことも大した調査もしないでイレギュラー認定だもの。前総監の辞任に関しては前総監の自業自得な部分が多すぎてとても同情する気にはなれないわね…本当に碌な調査もしないでイレギュラー認定なんて…馬鹿みたいだわ」
シグナス「お前達は辛辣だな。まあ、レプリフォース大戦では前総監が現場事情を知らなかった為に起きたことだ。これから私は出来るだけ現場を見て、現実を見据えていくつもりだ」
ルイン「はい」
エックス「さて…」
ルイン「エックス、どこに行くの?」
懐から数枚のデータファイルを手にして、この場を去ろうとするエックスに気付き、ルインが声をかける。
エックス「ああ、フォースアーマーのパーツプログラムを返しに行くんだよ。」
レプリフォース大戦でのシグマとの死闘の末に大破したフォースアーマーのパーツプログラムの入ったファイルをライト博士のカプセルに返しに行くのだ。
エイリア「フォースアーマー……あなたが大規模の戦いの度に纏う強化アーマーのことかしら?」
エックス「?ああ」
エイリア「エックス、悪いけどそのデータファイルを貸してくれない?」
エックス「分かった。しかし何を…?」
エイリアはエックスからフォースアーマーのデータファイルを借りると自身のノートパソコンのスリットに差し込む。
画面にはフォースアーマーのプログラムが浮かんだ。
エイリア「これは凄いわ…何てレベルの高いプログラムなの…エックスの持つ力をバランス良く引き出して発揮するということに関しては1つの到達点に至っていると言っても過言じゃないわね…」
ルイン「そんなに凄いの?確かにフォースアーマーの性能は凄いけど…」
エイリア「ええ、こんなプログラム…彼でも出来るかどうか…」
ゼロ「それで?エックスのフォースアーマーのプログラムを調べてどうするつもりだ?」
一番気になるのはそこだ。
エックスのフォースアーマーのプログラムを調べて何をしようと言うのか?
エイリア「エックスの強化アーマーよ。流石に1から作るのは時間
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