暁 〜小説投稿サイト〜
いつの間にかハイスクールD×Dの木場君?
眷属、集めます
第24話
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。その邪法を身につけるには素質が必要です。努力などでは絶対に覆す事は出来ません。ちなみに僕は素質的には最低ラインです。おかげで髪がこんな風に白くなってます。昔は綺麗な金色だったんですけどねぇ」

「待て、素質が最低ラインと言うことはそれほど強くないと言う事か?」

「いえいえ、邪法の力にどれだけ耐えれるかと言うだけです。威力に変化は無いです。威力が変化するのは扱う魔導書の質によります。僕の持つ魔導書はかなり質の高い物です。質が高いおかげで逆に何とかなっていると言っても過言ではないです」

「ちなみに耐えられないとどうなる?」

「廃人確定ですね。ですから、手を出そうなどと考えない様に。此所に居る皆さんに素質が無い事は分かっていますから。素質を持っていても精神的にねじ曲がる事が多い物です。触れないのが正解です。ねぇ、アザゼル元総督」

「うるせえな。とりあえず素質が無いのにちょっと足を突っ込んだ結果を説明するぞ。短気になって幻聴とかが聞こえてきてついでに光力も1割ちょい落ちた。現在治療中、完治に半年と言った所だ。ちなみに治療が可能なくらいの軽傷だったからこんな物だ」

「ちなみに僕は治療が不可能な軽傷です。元から力の無い人間でしたので髪の毛が変色しただけで能力や精神に以上は見られません。まあ、自覚症状が無いだけかもしれませんが。この話はこれ位にしておきましょう。詳しく話すには時間が足りませんから。話を続けます。この下位部隊ですが、若手の中からメンバーを選出します。これは悪魔の勢力が王とその眷属を一つの部隊として見立てて活動する事が多く、部隊のメンバーが異なると本来の力を発揮出来ない事があるからです。その為にまだ戦術などが確立されていない若手だけでの混成部隊を作ることになっています。そしてこの下位部隊へのメンバーの選出は既に終わっているのですが、あくまで書類上の情報だけで決めた物です。納得出来ない者も多いでしょう。なので此所に居る者達でのレーティングゲームの大会を開催します」

僕の宣言に若手の皆さんが驚く。

「今回のレーティングゲームの大会ですが、少し変わっています。まあ僕との試合の時だけです。僕との試合に関しては公式の勝敗には関係しません。大会的にはそれだけですが、僕との試合は下位部隊への入隊試験でもあります。他のプレイヤーとの対戦でどれほど活躍してもそれを評価する事はありません。一度限りのアピール会場、それが僕との対戦です」

「少し気になってのですが、よろしいですか?」

説明の最中にソーナ・シトリーが挙手をして許可をとってきた。

「どうぞ」

「先程、入隊試験と言いましたが強制なのですか?」

「いいえ、入隊の許可は出しますが、最終的には個人の判断で入隊します。もう一度言いますが個人の判断です。眷
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