第三章 孤独だった者たち 〜海鳴 闇の書事件〜
最終話 夜天の魔導書の終焉 そして未来へと...
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ました。ありがとうございます、これで助けてもらったのは二回目ですね)
(気にすんな。とりあえずはやての所に行ってやんな。今なら声くらいは届くさ)
(そうですね。では)
俺にお辞儀をしてから消えた
本当に奇跡起こしやがったよあいつら
ああ、今日は気分がいい
この気分のままクロノにいいにいくか
「あ、クロノか?ちょっと話したいことが有るんだが....」
その時の俺の顔は、とても穏やかな物だったらしい
もうすぐ、新しい年がやってくる
俺の新しい生活も、そこからスタートしてみよう
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6年後
「これとこれ、頼むぞ」
「りょーかい、提督殿」
なのは、フェイト、はやては中学3年になりながらも管理局に勤めている
はやては特別捜査官
フェイトは執務官
そしてなのはは戦技教導官兼捜査官
俺はというとだ
「そういえばこの後の任務って」
「比較的平和な任務だよ、それにみんな揃う」
「そういえばクロノ君の艦長就任以来初めてじゃない?」
「まじか、じゃあ終わったら打ち上げでもしようか、就任祝いも含めて」
「賛成!!」
エイミーさんが手を挙げて答える
ここはアースラ。その艦長はクロノだ
そして、提督でもある
まさかそんなに出世するなんてあの時は夢にも思ってなかったな
ああ、そういえば俺だったな
「お前も佐官になってから初めてじゃないのか?」
「お!じゃあ蒼炎君の分もだねー」
今の俺の肩書きは
時空管理局所属特殊捜査官
遠藤蒼炎三等空佐
クロノの要望により海にも陸にも属してない
何かあったら両方から呼ばれるって感じだな
勿論事務もやってる
まあ、今は主にクロノの補佐をしながら色々学んでいる
学校には通ってない
もともと学校に通う必要もなかったし
いつまでも誰かに甘えるわけにもいかないからな
まあ、今でもなのは達とはよく会うが
「さって、じゃあちゃちゃっとこの事務終わらせてみんなと合流しますかね!」
独りだった少女達は友達を得て
独りだった少女は家族を得て
独りだった少年は守りたいと思える仲間を得た
これからはみんな前を向いて行くのだろう
苦しくても、辛くても、誰かの手を取り合って、笑いあいながら
もう一人じゃないのだから
第三章 完
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