第三章 孤独だった者たち 〜海鳴 闇の書事件〜
最終話 夜天の魔導書の終焉 そして未来へと...
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ーーもっとリインフォースといたい。それが私たちが望んだことだった
ーーもっとリインフォースとお話がしたい。それも私たちが望んだことだった
ーー望んだのはこんな運命を飛び越えること。ただそれだけだった
ーーだれにだって幸福になる権利はある。それはリインフォースだって同じの筈なのに
それらの想いは重なり、強く願う心は、奇跡を呼び起こす
結局魔法なんてものは強く願う、ただそれだけでいい
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「ん、んー」
誰かの声が聞こえた気がした。夢なんてすぐに忘れてしまうから、だれの声かは分からない
よく寝た気がする。今の時間は...ってまだ30分くらいかい
うーん、まあいいか。眠気覚めてからいいとしよう
そして俺は目を開け、体を起こす。そうすると目の前にいたのは以外な人物だった
「ほぇ?」
変な声が出たのは許して欲しい。いや、まさか本当に起こるなんて微塵も考えちゃいなかった
「リインフォースか...」
(私が見えるのですか?)
声が直接頭に聞こえる。こりゃ間違いなく魂、というか上位世界とここの狭間にいるパターンだな
(うん。俺は上位世界の魔術師って話はしたよな?だから見えるし、触れる)
最初に目が覚めたあと、アースラスタッフとなのは達、守護騎士達には全部説明した
俺の力について、それでもみんなが受け入れてくれたときは嬉しかった
(リインフォースは、これからどうしたい?)
(そうですね。我が主と騎士達の生活を見守りましょう。この体ではそれくらいしかできませんから)
(そんなこと聞いてない。どうしたいかって聞いた、不可能なんて思わないで本心を教えてくれないか?)
リインフォースは少し考えた後、答えた
(主と共にいたいです。主ともっと話したい)
(分かった)
(か、可能なんですか!?)
リインフォースが俺の肩をいきなり掴んできてびっくり
(お、おう。但し、夢の中とかだけだけど)
(それでも構いません。教えてください!!)
今度はそのまま前後に揺すられた
酔うからやめて、いやまじで
その思いが通じたのかやめてくれた
(それはだな。ずばり、これから産まれるであろう新たなはやての融合騎のなかにお前の魂入れること)
(え、そんなこと出来るんですか?)
(可能。だって力の欠片は残ってるんだろう?恐らくそれをはやては入れるはず。ならそこに意識が若干残ってたー、的なノリ使える)
(そ、そんな大雑把でいいんですか...)
(魔法なんて思い込みだから)
リインフォースは微妙な顔してるけど頷いて
(わかり
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