Sound≠bullet
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「母さん!出来た?」
「ええ。ALOデータコピーでいいのよね?完璧だわ。」
今、久しぶりに家にいる。ALO事件から一週間経ち、詩乃にGGOやる!と言ったのでALOのデータを違法コピーしてます。じゃないと今プーカの領主の俺がコンバートしたらプーカの方々にいろいろ迷惑かけてしまう。それにしても流石母さん。天才。
「架空空間で詩乃ちゃんとデートか…」
「デートじゃないし。」
「既成事…」
「言わせねえよ??」
とりあえずまあ、デートや既成事実どうこう、はどーでもよく。コピーデータをもらって俺はさっそく自分の部屋でGGOをやる事にした。
さあ、いつも通りの魔法の言葉で。
「リンク・スタート!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「まったく…あのバカは…」
今、私ーーー朝田詩乃ことシノンはGGO内で佳を探していた。「ログインしたら総統府?ってところに行くね〜!道?多分なんとかなるよ!」と言ったのに30分経ってもこないので探し回っているのだが…
「本当に何処にいるのよ…ん?」
ふと人が集まっているのを見つけた。
気になって少し見てみると…
「な、なんだ…あいつ…」
「あんなに早く銃弾を撃てるのか…?」
「どうしたの?」
私は気になって近くのプレーヤーに話しかける。そのプレーヤーは私を見るとニヤニヤしながら。
「まあ、見てみればわかるよ。シノンちゃん?」
「…」
あまり馴れ馴れしくしてほしくないんだけど…
とにかく見てみるとどうやら西部劇で良く見る早撃ちゲームをやっているみたい。
金髪のヘッドフォンをつけた少年が強いらしくニコニコしながらワルサーp99を指でクルクル回している。
その相手は…
「お、おい…あいつゼクシードじゃねえか?」
「まじだ…」
「…」
そこにいたのは前回BoB大会で優勝したゼクシードがいた。…あんまり私好きじゃないけど。
「お前、少し早撃ち出来るからって調子乗ってるんだってな?」
ゼクシードがそう挑発するように言うと金髪の少年は笑ながら。
「んー?いやーみんな弱すぎなんだよ。『僕は悪くない。』みたいにね。」
…ん?どっかで聞いたことある言い回しね。と思いながら私はその一戦を見守った。
早撃ちゲームのカウントダウンがなる。
3
2
1
0
バン。
「??」
「♪」
…!早すぎる??見えなかった…?
見るとゼクシードが瞳を開けて驚いた表情で見ていた。
そしてWINERの文字が金髪の少年に出ていた。
震えながらゼクシードが金髪の少年を指差しながら
「お、お前…今の『不可視の銃弾』じゃねえか…?ラノベの技をなんで…?」
そう、今のは目に
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