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真ゲッターロボ・地球最凶の日 第一部「滅亡への夜明け!」
燃えよ!ゲッター篇第二話 「白銀が行く!」
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よ!?」
俺は、これではラチがあかないとして一旦お姫様をおろしてあのロボットと徹底抗戦する覚悟を決めた。
「お、おやめなさい!生身の人間が戦術機に……」
「けど……あの姉ちゃん、完全に頭に血が上ってるぜ!?」
ここは一端頭を冷やしてもらわないといけないようだ。
俺は戦術機の元へ突っ走り、相手の振るう長刀をギリギリに避けたところをその長刀へ飛び付いて薙刀から、それを持つ腕へと走って駆けのぼる。
「なに……!?」
相手の姉ちゃんが気付いたころには、俺は戦術機の肩ら編までよじ登っていた。
「な、何をする!?」
振り落とそうとブンブン体を激しく揺らすが、俺はそれに耐えながら戦術機のデッカイ頭部へと張り付く。
「離れろ!?」
巨大な戦術機の手が頭部に居る俺を捕まえようとするが、俺はそれを素早く交わし続ける。
そして、俺は戦術機の顔面からVの字のレンズを見つけた。どうやらこれが戦術機のアイカメラとなっているようだ。それなら……
「これでも……」
俺は顔面へと張り付いて、渾身の一撃を込めた拳をカメラへ撃ちつける!
「くらえぇ!!」
「ひぃ!?」
すると、案の定……乗っていた姉ちゃんはが除くモニターの視界は俺の拳によって戦術機の目玉がひび割れたために砂嵐となり、その勢いで戦術機の足がよろめき地響きを立てながら倒れてしまった……
「ふぅ……間一髪だったぜ?」
もう少しで頭部の下敷きになるところだった……しかし、とんでもない器物破損を起こしてしまったものだ。部品一つでどれくらいの値が張るんだ?
「そ、そなた……」
おどおどしながらお姫様が俺の元へ歩み寄って来た。やばい……これは嫌われたかもしれない。
「吹雪を一撃で倒すとは、ステキ……」
「あ、あの……」
俺はこちらをじろじろ見てくる彼女の様子を見て苦笑いするしかなかった……
「フッフッフ……ようやく見つけたぞ?ゲッターにふさわしい人間をついに!」
そんな二人を遠くの木から身を潜めて覗く白衣の老人が一人……
老人は笑みを浮かべて不気味に笑いだした。
「博士、あの若者に致しますか?」
老人の隣には数人の黒ずくめの男が居る。その内の一人が彼に尋ねた。
「無論!近いうちに研究場へ連れてまいれ!!」
老人は夜空を見上げて笑みを浮かべた……

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