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真ゲッターロボ・地球最凶の日 第一部「滅亡への夜明け!」
燃えよ!ゲッター篇第二話 「白銀が行く!」
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よな?」
「ふぅん……ま、じゃあな?食いモンありがとよ!」
そういって俺は坊主と別れた。案外いいやつだな?こんな俺でも助けてくれる奴が居るだなんてちょっと驚きだ。普段なら怖がられるのによ?
「さて、そんじゃあとりあえず家を探しに行くか?」
まだ辺りを探索したい気分だが、よけい家に帰れなくなったら困るので今のうちに帰り路を覚えておかなくてはならない。しかし……
「……あれ?ここどこだ」
何度も同じ道を歩いていた。これって……
「完全に迷子だな?」
我ながら恥ずかしかった。交番に寄ろうとするが、居間の家の住所なんてわかるはずもない。
「おっかしいな……確かにここのような気が?」
何度も同じ道を歩いているうちに、俺はとある裏路地へと出てしまい、そこから駐輪場の屋根を歩いて塀の穴を幾つも潜り。そして気がつけば見覚えも無い立派?な敷地内へと行きついてしまった。気がつくと、俺はつい不法侵入を犯してしまっていた。
「やっべ……早くしねぇと」
慌てて来た道へ引き返そうとするのだが……
「貴様!そこで何をしている!?」
「マズ……!」
俺はすぐさま逃げようとするが、あっちは軍人か?すぐさま取り押さえられてしまった。
「何者だ!?」
「い、いや……俺はただの一般市民で……」
「一般市民だと?ここが帝都城だと知っての狼藉か!?」
「はぁ?帝都城!?」
そんな城あるわきゃねぇだろ!?京都に城なんて聞いた事ねぇ……
「侵入者だ!」
もたもたしている間にも騒ぎが広まり、増援が駆けつけてくる。俺はつい逃げ出したい一心で、怪力を出して取り押さえていた兵士の一人をぶん殴った。
「ぐぁ……!?」
兵士は予想以上に吹っ飛ばされる。しかし、抵抗したことで俺は兵士達に拳銃を向けられるはめになってしまった……ここは、一先ず抵抗せずに大人しく捕まってやったほうがいいのだろうか?いくら俺でも拳銃ならともかく、マシンガンの弾を避けられる自信はない。過去にヤクザの事務所で銃撃に見舞われるも、拳一つでどうにか切り抜く事が出来た。
しかし、周辺に居るのはヤクザのような民間人に銃を持たせたレベルじゃない。列記として兵士で、それも戦いだって仕込まれている。いくら俺でも束になって掛ってこられては……
「チッ……!」
俺は観念して両手を上にあげた。
後ろ手に手錠をかけられて取り調べを受けることになる。が、その取り調べは結構酷いものだった。
「名は?」
「白銀武・・・・・・」
「ここで何をしていた?」
「迷っただけだよ?」
「嘘をつくな!?」
一方的に大柄な軍人野郎がしつこく怒鳴ってくるだけ。まったく、冤罪を着せるつもりかよ?
「もう一度聞く!」
ドン!と、大きく机をたたく軍人は俺の面を睨みつける。威嚇のつもりかよ?
「だからよ?俺はしらねぇ間に入っ
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