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真ゲッターロボ・地球最凶の日 第一部「滅亡への夜明け!」
燃えよ!ゲッター篇第二話 「白銀が行く!」
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した。しかし、殴り込んだのもつかの間、真上から無数のBETAが雨のように降り落ちて、ゲッターへ張り付いてくる。兵士級や戦車級の強靭な歯がゲッターの装甲に齧りつく者の、ゲッターの装甲に負けて齧りついた途端に歯が粉々に砕けてしまった。
「ゲッターを食おうってか?ふざけんじゃねぇ!!」
すると、竜馬はBETAを振り払うのを面倒くさがり、ゲッターの動力パワーを全開に上げ出した。ゲッターの体から動力炉であるゲッター線の光が発し、その光をもろに浴びたへばり付くBETA共はゲッター線によって溶解していく。いや、そればかりではなく、周辺を囲うハイヴ内のBETA達も一斉に消滅していくのだ。
「どうだ?かつて、お前達とその文明を滅ぼしたこの光を味は!?」
ゲッター線に包まれるゲッター1、しかし……その後の流竜馬は消息を絶ち、彼の地球からの帰還はなく、かわりにBETAの地球降下という結果へとつながってしまった。
しかし、竜馬は死んではいなかった、今も尚早乙女研究上のレーダーにはゲッター1の反応が弱くも反応を示している。ゲッター線を発しながら……
*
1998年現在、京都にて
「ここはどこ何だ……」
とりあえず、俺は長ランに着替えてこの街並みを見物するかのように歩き回った。
そして、街中でとあるタワーを見つける。あれは……たしか「京都タワー」だよな?巨とのシンボルらしく、東京タワーみたいなものだ。修学旅行で確かそう言っていたな?
「するってぇと……ここは京都なのか?」
つまり、俺は知らない間に京都にいたということだ。いや!まてまて!?何時の間に俺は京都にいたんだ?いくらなんでも辻褄が合わない。
「あ、もしかして冥夜の仕業が……?」
ふと思った。あいつは財閥の令嬢。だったら俺が寝ている間に京都へ連れ込んだと言うのも考えられる。そういえば今日は思い出の場所を一緒にまわって歩くとか行っていたな?おもしかして思い出の場所とは京都の事なのか?しかし……
「肝心の冥夜がいねぇ……」
そう、俺がこうも一人で歩き回っていると言うのに、彼女は一向に姿を現さない。一体どこにいるんだ?
グゥ〜……
「あ……」
そのとき、俺の腹の虫がなってしまった。そういや、あさから何も食ってねぇや?どっかコンビニでもよって飯でも買うか?いや、懐を覗いたら財布を部屋に忘れちまった……
今から行くにも、悪い事に来た道を忘れちまう不始末……ついてねぇよ?
「あ、そこおアンタ?」
「あん……?」
すると、俺は隣に立つ托鉢僧に呼び止められた、案外体格のデカイ大柄な野郎で太った坊主だ。そんな奴が俺に小鉢を向けてくる。恵んでくれって言ってんのか?
「空腹のようだな?もしよかったら食うか?」
「え?」
俺は小鉢を除くと、そこには大量の小銭と菓子にコンビニの握りが大盛りに詰まってい
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